ハロウィンはいつ?何をする日?どこの習慣?日本との違いは?
2015/09/22
日本にハロウィンが定着して大分経ちますが、
「はて、何の習慣なんだろう」とか、
「どこから始まったのか」や、
「何故にカボチャなの」など、
よく考えると、よく分からない習慣かもしれません。
下記のようにまとめてみました。
・ハロウィンはいつ何をする日なのか
・ハロウィンどこの習慣
・ハロウィン日本との違いは
ハロウィンはいつ何をする日なのか
ハロウィンは10月31日に行うお祭りです。
お店のイベントやパーティーはなどは、1~2週間前くらいからなら良いかもしれません。
そして、これがメイン行事になりますが、
子供たちが変装(魔女やゾンビ、ドラキュラなど)して近所の家を
“Trick or Treat” 「トリック・オア・トリート」
「お菓子をくれなきゃイタズラするゾ」といってお菓子もらってを廻ります。
その近所の人たちも、その日に備えて大量のお菓子を用意して子供たちを待ちます。
元はお祭りなので、地域の大人から子供たちまで交流して収穫を祝いつつ楽しみます。
このイベントは、
秋の収穫祭と、ケルトの暦における大晦日の日のようです。
ケルト文化とはアイルランドやUK(以下イギリス)の文化の一つで、
悪霊を追い払う行事の一つと考えれば分かりやすいでしょう。
ハロウィンどこの習慣
現在のイギリスやアイルランドの文化の一つ、ケルト文化の習慣が由来と言われています。
繰り返しますが、秋の収穫祭とケルト文化の行事がハロウィンの目的です。
秋の収穫祭
元々イギリスでは、カブをくりぬいてジャック・オー・ランタンを作っていました。
北米に移住するとカブがないので、この時期に収穫できるカボチャを変わりに使いだしました。
現在の”カボチャのジャック・オー・ランタン”はアメリカに渡ってからが始まったとされています。
そして秋の収穫祭のイベントとして北米に定着していきました。
※ジャック・オー・ランタンの英語: Jack-o’-Lantern
ケルト文化
簡単にまとめると、
カボチャをくり抜いて怖い顔を作って、
ハロウィンの晩にジャック・オー・ランタンを家の戸口の置くことで、
善霊を引き寄せ、悪霊を追い払うと言われていました。
イギリス付近が発祥なので、
英語圏でも特に、移民国で定着しています。
イギリスとアメリカは勿論の事、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでは
馴染みのある習慣だといえるでしょう。
ただし北半球と南半球では季節が正反対ですし、
多くの国から移民者が集まってきているため、
各国で少しづつハロウィンイベントの内容も変化していることでしょう。
ハロウィン日本との違いは
日本を訪れた外国人観光客は
「自分たちの国ではこんなハロウィンのやり方は見たことがない!」
「こんなやり方はしない!」
と驚いている声もあるようです。
海外では、
年齢制限のあるハロウィンパーティーもありますが、
基本的には子供のイベントとして、”お菓子をもらう事”が主な目的と記憶しています。
ただしアメリカなのかイギリスなのか、それぞれの地域や家庭によってやり方は異なると思います。
また同じ国でも家を回るイベントを行っている場所もあるでしょうし、
何もしない地域もあるでしょう。
だから誰もが楽しむ一大イベントというわけではないといえるでしょう。
でも、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド人に聞いたところ、
共通するイメージと順番は、
1、お菓子をもらう
2、カボチャとお化け
3、仮装は・・・やったことがある/無い、など様々
どうやら日本のハロウィンは独特なようです。
仮装イベントや子供達のパーティーが中心で、
ハロウィンとは仮装するイベントのような盛り上がり方のようです。
またイベント商戦に向けて、
小売り業界もショーウィンドウをハロウィン仕様に飾りつけをして、
販売促進に力が入っています。
私的な日本のイメージは
1、仮装
2、パーティーやイベント
3、遊ぶ!
このように見受けられます。
まとめ
先にも紹介した通り、日本では仮装パレードや仮装コンテストのように
仮装おw目的とする人たちが多いのに対して、
家の玄関の前にカボチャが飾られていない事を考えると、
まだまだ家庭や実生活の場では馴染みの薄い行事ないのかもしれません。
それでも、ここまで”ハロウィン”という言葉が定着して、
アレンジされていることを考えると、
ハロウィンという行事が日本で市民権を得ているのでしょう。
いずれ日本発祥の新しい”ハロウィン・イベント・ジャパンニーズスタイル”が、
世界に知れ渡る日が来るかもしれません。