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メートルの起源と計測の基準は何?日本での採用はいつ?

   


センチメートルやキロメートルなど、長さの単位を当たり前のように、普段から使って生活していますが、いつ頃、どこで、何を基準に作られたのでしょうか?また、このメートル法と一緒に重さや分量など、世界と日本ではいつごろ統一されたのか紹介しますね。
 

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メートルの起源と語源は?

長さの単位を話すとき、メートルで表せば世界中で理解されています。勿論、各国で独自の単位はあるので、国際標準と自国の2通り以上の方法で表されていますけど。例えば、日本だと「尺」「坪」、国際標準だと「メートル」「㎡」などです。
 

メートルの起源は?

「メートル」の誕生は18世紀頃に遡ります。15世紀頃から、ヨーロッパ周辺国が盛んに海に出る様になった大航海時代を境に、国同士の交流が盛んになりました。この時に、世界地図が作られましたが一つ大きな問題があったのです。それぞれの国で、計測の単位、つまり「長さ・重さ・分量」の基準が全く異なっていたので、フランスが統一を提唱したのが始まりです。
 
1790年、フランスが長さの単位の統一を提唱。
1791年、「メートル」が作り出される。
1875年、各国で採用しようという「メートル条約」が結ばれる。
 

メートルの語源は?

ギリシア語で量る・測るという意味で、フランス語の「metre」が、そのまま英語でも同じスペルで使われています。例外で、アメリカでは「meter」となっています。因みに、日本では「米」と書いて「メーター/メートル」と呼んでいますね。英語では「ミーター」、ドイツ語では「メータ」に近い撥音ですが、日本の法律上は「メートル」となります。
 
 

メートルの決め方は何が基準?

計測や計量するときは、何かを基準にしますよね。例えば、天秤にお米一升と貨幣を乗せたり、足の長さが1フットの元だったり。それでは、メートルは何が基準になっているのでしょうか?
 

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メートルの基準は何?

フランスのタレーランという学者が約7年かけて「子午線の長さの研究・測定」を研究しました。1770年(安永7年)に始め、1790年(寛政2年)に成果が出ます。

〇1メートルとは「地球の北極と南極を繋いだ子午線を4000万/1にした長さ」
 
〇北極点から赤道までの子午線は「1000万分の1」
 
〇地球の円周は約40000kmだから「約10000km÷1000万=1m」
その後、1983年(昭和58年)に基準が見直されます。「光速と秒」が基準となって、「真空中で光が1/299792458 秒に進む距離」と変更されています。
 

子午線とは?

「子=北」「牛=南」の事で、干支の「子」と「午」を合わせた言葉が語源です。つまり、北と南を繋いだ線という意味の事です。半円距離で約2万km、一周で約4万kmとなります。
 
 

メートルの国際標準制定と日本の採用はいつ?

日本では独自の距離単位が使われていました。先ほど例に挙げた「寸・尺」のような尺貫法がありました。現在でも、建築関係では使用される事がありますが、基本的には国際標準で表されています。
 

日本の尺貫法はいつからあるの?

7世紀頃、大陸から伝わって「唐尺」と「高麗尺」がありました。その後、大陸でも日本でも、時代によって1尺の長さが変化したり、地域によって1尺の長さが異なりました。それから約1000年以上の間、寸や尺が使われてきたのです。
 

メートル法の導入はいつ?

世界では1790年に世界標準が提唱されましたが、日本では1891年(明治24年)7月1日に中央気象庁が「メートル=米」「グラム=瓦」を使い始め、法律として定着したのは1966年(昭和41年)4月1日となります。
 
 

最後に一言

メートル法の発明は日本では江戸時代後半に入ったばかりの頃となりますが、昭和になって法律で制定されるまで、日本には定着してなかったのですね。そして、メートルの基準は子午線と北極の距離を1000万で割ったのが元になっていたこともお分かり頂けたと思います。
 
 
 

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