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彼岸花は縁起が悪い花というのは本当?庭に植えても構わない?

   


秋に赤や白の花を咲かせる彼岸花は、海外では観賞用の花ですが、日本では縁起が悪い、不吉な花と言って避けられています。なぜ縁起が悪いのか、鑑賞用に庭や鉢に植えても問題はないのかなど、彼岸花について説明しますね。
 

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彼岸花は縁起が悪いと言われるのはなぜ?

彼岸花・ヒガンバナは、日本語での植物の正式で、「秋のお彼岸の頃に咲く花」だから名付けられました。因みに、お彼岸は春と秋がありますが、春彼岸にはこの植物の花は咲きません。秋だけに咲く花です。
 

ヒガンバナには様々な呼び名がある?

正式名称は「ヒガンバナ科・ヒガンバナ属・ヒガンバナ」で、日本語の別名を「マンジュシャゲ・曼珠沙華」と言います。
 
ただし、地方によって俗称があって、その数は1000種類以上と言われています。代表的な呼び名を挙げますね。
「ハミズハマミズ(葉見ず花見ず)」
「シビトバナ(死人花)」
「地獄花・じごくばな」
「幽霊花・ゆうれいばな」
「剃刀花・かみそりばな」
「狐花・きつねばな」
「捨子花・すてごばな」
「火炎花・かえんばな」
 

お彼岸の花だからイメージが悪い?

お彼岸は仏教用語の一つで、理想の境地や涅槃の境地のこと。春分の日と秋分の日前後の期間のことでもあります。この期間中はあの世との距離が近くなって先祖を供養するという習慣がありますが、逆に仏教徒以外には関係のない習慣でもあります。
 
仏教の先祖供養の一つにお墓参りという行為があって、これが死をイメージさせています。そのナガティブなイメージの期間を代表する花、その期間の名前の花だから、一部の人達には忌み嫌われてきたのです。
 
他にも、お墓の周りに咲く・植えたものが群生するようになったので「お墓に咲く花」、花の形状が火が燃えているように見えるというところから「彼岸花を持ち帰ると家事になる」というイメージや迷信が定着したのでしょう。
 

彼岸花と縁起の関係は?

仏の教えの中に、彼岸花を縁起の悪い植物とは説いていません。彼岸会という行事を行っているだけです。また神社でも彼岸花と縁起には関係がありません。
 
つまり、ヒガンバナという植物と縁起や不吉な事は無関係なのです。本来は、ただ秋に咲く赤い花なのです。
 
 

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彼岸花の開花時期はいつ頃?

秋のお彼岸は毎年9月中旬頃。彼岸花の満開時期も9月中旬頃。まるで示し合わせたかのように時期が重なっています。「秋のお彼岸の頃の9月に咲く花」だから「ヒガンバナ」なのです。ただし、春と秋にお彼岸がありますが、年に2回花が咲きません。春のお彼岸にも咲きません。秋だけです。
 

ヒガンバナの植物としての特徴は?

この植物は、花から実を成して株が増える訳ではありません。地中で株が増るのです。例えば、竹とか蕗(ふき)が同じ様に株を増やしています。
 
大抵、花をつける植物は「受粉して、実を着けて、地面に落ち、翌年芽が出る」というサイクルで成り立っています。ところが、ヒガンバナは花が咲くのに結実しないという珍しい花なのです。
 
 

彼岸花を庭に植えても構わない?

先程ご紹介誌と通り、一部の海外では観賞用として栽培されています。勿論、お庭やベランダで鉢やプランターなどで鑑賞しても構いません。

ヒガンバナは根が大事?

地下には、ラッキョウのような小さな玉ねぎのような、楕円形状の根があります。ここから四方に根を生やしていきますが、茎もここから伸びて、毎年同じ場所に目を出し、地中で横に伸ばして株を増やもします。だから田んぼのあぜ道などでは、ヒガンバナが群生しているのです。
 

ヒガンバナの根は毒?食用?

根を食べられる植物は沢山有りますが、残念ながらヒガンバナの根塊には、アルカロイド性の毒を含んでいるので食べられません。だから、観賞用に植える事は問題ありませんが、根を食べないように気を付けて下さいね。
 
ただし、昔は飢饉が起こると、水に晒すなどして毒抜きをして食べたり、吐止め、痰止めの薬にも用いられてきました。また、この根の毒のお陰でもぐらよけになるという説もあります。
  
 

最後に一言

夏の盛りが過ぎて、少し厚さが落ち着いた9月頃、山や田舎に出かけると見かけることがあります。好き嫌いは好みの違いがでますが、秋の自然を楽しみたい方は、是非、散策でもしながらヒガンバナを鑑賞してみはいかがでしょうか。
 
 
 

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