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草市は何を買うお祭り?東京の夏の伝統行事がある月島とは?

   


全国的には聞きなれないけど、夏の伝統行事の一つに草市という市(いち)があります。市とは昔の交易とか売買する場所、または街のことですが、江戸時代、期間限定で行われたのがこの草市です。それでは、この位置とは何故何を売る行事なのか紹介しますね。
 

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草市と盆市と花市とは?何を売っているの?

盂蘭盆会、現在はお盆と感嘆に読んでいますが、元々は仏教の行事で、先祖の霊を迎え入れ、送り返す期間の事です。この時に、お供えお飾りをしますが、草市とはこのお盆で必要な物を販売する市の事なのです。
 

草市の期間

毎年「旧暦の7月13日の朝のみ」市(いち)が行われていました。文政(1818~1830年)の頃、「7月12日の夜」に立つようになって、「現在は7月12日の夜~13日」に行われています。
 

草市で販売する物

元々は、お盆で必要な盆飾りや盆の供物などを販売する市で、「真菰(まこも)、藁細工の牛馬、ホオズキ、灯篭、盆踊り用の太鼓、提灯」などを販売していました。そこから、別名「盆市」と呼ばれているのです。
 

草市の呼び名

お盆に飾る「桔梗、女郎花、萩」などの花を売っているから、別名「花市」と呼ばれています。本来、盆花とは野山で捕って飾る物ですが、江戸の様な都会ではそれが出来ないので、街中で販売していたのです。
 
こうして、7月12日の夜、13日の朝になると、盆飾りや花を出して「揃いました。揃いました」と掛け声を掛けながら売ったと言われています。因みに、辞書には次の通り出てきます。

盂蘭盆会に供える草花や精霊棚の飾り物などを売る市。
 
陰暦の7月12日の夜から13日の朝にかけて開かれた。草の市。
日本国語大辞典
 
 

他の地域で草市はある?

草市は江戸で行われていましたが、お盆に必要なお飾りと供物の販売は、勿論江戸以外でも販売されていました。だから、似た様な内容の行事が他の地域でも行われてきました。
 

青森県八戸市の盆市

7月12日の夜と13日朝に盆市が立ちます。そして、お盆とは仏教の行事なので、盆市に買いに行く事を「仏様迎えに行く」という言い方をする場合があります。
 
もう一つ、この地域では、「仏様の背負い縄」と言って昆布、「仏様の鏡」と言って心太(ところてん)を必ず買い、供えることになっています。
 

精霊迎えの市

盂蘭盆は旧暦7月13日~16日ですが、先祖を出迎える「精霊迎え」の儀式の多くは7月9日~10日に行われます。
 
この精霊迎えに合わせて「精霊迎え市」や「灯篭市」が立ち「精霊菰、送り火、迎え火用の肥松(こえまつ)、盆花など」が販売されています。
 
 

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草市の開催される月島とは?

昔は、旧東海道沿いの品川辺りや、城下町の各地で行われていたと推測します。現在は、東京都の月島で草町が開催されています。
 

月島とはどんな場所?

明治時代になって、旧江戸の海が埋め立てられ始めました。この時、佃煮島から開発された場所が月島なのです。だから、月島の草市は江戸時代から続く伝統行事ではありません。
 

東京の夏の市!

東京で残っている大きな草市は「月島の草市」で、浅草のはうずき市や朝顔市に並ぶ大きな市なのです。盆飾り、ほうずきなどの他にも、縁日が並んでいるので、ぶらりと遊びに行くだけでも楽しめると思います。
 

東京月島の草市の日時と場所!

毎年、有楽町線月島駅の駅前商店街の「月島西仲通り」で開催されています。

開催日・・・7月9日前後の週末(年によって変動)
 
場所・・・月島西仲通り
 
 

最後に一言

お盆は自宅でご先祖様をお迎えする、という家庭が減ったと思いますが、お盆の買い物とは別で夏の伝統市を楽しんでは如何でしょうか。
 
 
 

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