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コロッケは主菜と副菜どちら?発祥地と日本の違いは?

   


コロッケをメインにする場合と、サラダや前菜などサイドメニューにする場合がありますが、どちらが正しいと思いますか?これは西洋料理の一つですが、いつ、どこで、誰が考案したのか、そんなコロッケの歴史を通して、お皿の置き所についてお話ししますね。
 

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コロッケは主菜と副菜?どちらが正しいの?

コロッケが日本の食卓に登場するのは、明治中頃(1884~1889年頃)と言われています。残念ながら、いつだれがどこで初めて作ったのか、詳細は残っていません。
 
そして、日本にコロッケが伝わって数年後、「日本三大洋食」という言葉が大正時代に登場して、次の3つの料理を指していました。
 
「カレーライス」
「豚カツ(ポークカツレツ)」
「コロッケ」
 
こうしてコロッケは、西洋料理でありながら日本人に受け入れられ、現在は元のコロッケとは味や具材が変化して、今の日本では「ポテトコロッケはメイン料理」として、広く認識されています。
 

日本のコロッケとは?

国語辞典には次の様に説明されています。

西洋風料理の一つ。肉や魚などをホワイトソースで和えたものや、茹でてつぶしたジャガイモにひき肉をまぜたものを小判型や俵型にして、パン粉をまぶして油で揚げたもの。カレーライスなどとともに、早くから大衆的な洋風料理としてもてはやされた。参考:日本国語大辞典・小学館
 
 

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コロッケの考案者は誰?発祥地はどこ?

ちょっと視点をずらして、発祥地とコロッケが考案された頃に目を向けてみたいと思います。
 

いつどこで考案された料理?

コロッケの発祥はフランスですが、残念ながら「いつ」「誰が」作り出した料理なのか、解明されていません。本格的に高級料理として世に出始めたのは17世紀頃となります。当時、宮廷・王家・貴族の間で親しまれた料理と伝わっています。
 

コロッケ/croquetteの名前の由来は?

揚げ物料理の一種である事は今も昔も変わりはありませんが、この料理名の由来は二つあります。

・日本語のコロッケの由来
フランス語のクロケット(croquer)が「コロッケ」と聞こえたところから作られた、和製洋語の一つ。
 
・クロッケ(croquer)がクロケットになった
クロッケとは、フランス語で、「バリバリ」または「パリパリ」と音を立てて噛むという言葉の意味。そこからコロッケになったという説。
 
・クロッケー(croquet)がクロケットになった
クロッケーというスポーツの道具が枕型で、この形に似た食べ物だからという説。因みに、クロケーは、13世紀の南フランス発祥、イギリスで発展。日本で作られたゲートボールの基礎となったスポーツ。
 

フランスのコロッケはどんな料理?

日本の分類の仕方で表現すると「主食(お米)・主菜(メイン)・副菜(サイド)」となりますが、フランスのコロッケは副菜に分類されます。つまり、パン+肉か魚+コロッケという組み合わせですね。もしくは、メインの肉の横に付け合わせとなります。
 
料理の材料と作り方は、「肉、エビ、カニ、カキ、ハム、卵黄、玉ねぎ、アーティチョーク、トリュフ、シャンピニオン、マカロニ」などの具材に、「ペシャメルソース」を加え、「ジャガイモ」を繋ぎにして、「小麦粉と溶卵とパン粉の衣」を油で揚げた料理です。
 
※ペシャメルソース・Bechamel Sauce
ペシャメルとはルイ14世の料理人の名前で、創作者の名前がそのままソースの名前になりました。

濃厚なホワイトソースにコシた肉汁を加えたソースで、他のソースのベースにしたり、グラタンやコロッケなどに用いたりする。
参考:日本国語辞典・小学館
 
 

最後に一言

こうしてフランスと日本を比べると、フランスでは副菜で、日本で言うところの「ジャガイモと具沢山のクリームコロッケ」。日本では主菜に分類されてい「ジャガイモメインにひき肉」「とろりとしたクリーム」となります。
 
コロッケがメインという人は一般的には日本人。コロッケがサイドメニューという人はコロッケの本国フランス的な人物。と言って良いでしょう。主菜・副菜どちらも正論なので、これからも好きな様にコロッケをお楽しみくださいね。
 
 
 

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