菜の花にはどんな種類がある?食べる種類と正式名称は?
菜の花は、冬から春に咲いて、鑑賞と食べるという楽しみ方があります。そんな菜の花とは、植物の名称ではなく総称のことで、沢山の種類と普段口にしている野菜があります。それでは、菜の花とはどんな植物で、どんな酒類があるのか説明しますね。
菜の花はどんな種類の植物?
この菜の花とは、「アブラナという植物の別総称」となります。普段、食べるのは、菜の花の「菜= 葉」の部分で、花が咲く頃にお店に並ぶことが多い野菜の一種です。
菜の花とはどんな種類?
正式には「アブラナ目・アブラナ科・アブラナ属・ラパ」という分類の植物となります。そして「アブラナとはラパの変種」であり、「アブラナ属の総称」でもあります。つまり、菜の花には2種類の意味があると言う事です。
アブラナにはどれだけの種類があるの?
アブラナ科だけ挙げると約340属に分類され、その属からさらに分類され千種類以上となるでしょう。今度はアブラナ属だけ挙げると約30種類の植物があります。
そのアブラナ属には、ハクサイ、カブ、コマツナ等の「アブラナ」、西洋カラシなどの「クロカラシ」、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケールなどの「キャベツ」に分類されます。
菜の花で食べる種類は?
どんな種類のアブラナ属の仲間を食べているのでしょうか?また、菜の花と呼ばれるアブラナの一種はどんな種類になるのでしょうか?
どんな種類のアブラナが食べられるの?
菜の花と呼ばれる黄色い花をつけた、アブラナの菜っ葉以外にも、普段食べているアブラナは沢山あります。ザっと挙げると次の通り、これだけ沢山有るんです。
キャベツ、キョウナ、クロガラシ
ケール、コールラビ
ザーサイ、セイヨウアブラナ
タカナ、ターサイ
ナビコール、ハボタン、ブロッコリー
メキャベツ、ヤセイカンラン、ルタバガ
菜の花とはどんな種類のアブラナ?
私達が菜の花と呼ぶ、ナパの一種にはこれだけ種類があります。ごらんのとおり、白菜、青梗菜、小松菜、水菜・・・など、良くお店で見かけますよね。どれも菜の花の兄弟の様な関係なんですよ。
菜の花といえば海外では?
菜の花を食べているのは日本だけ、なんてことはありません。江戸時代には胡菜などと呼ばれていて、昔から日本でも油をとるために育てられてきました。
海外で代表的な食用アブラナといえば「菜種油」が筆頭に挙がるのではないでしょうか?因みに、油の消費量は、ヤシの実の一種アブラヤシから精製したパーム油・大豆から精製した大豆油・セイヨウアブラナから姿勢した菜種油の順なので、需要は高いと言えるでしょう。
海外で菜の花の食べ方は?
復唱しますが、昔は「菜の花= ナタネの花」、現在は「菜の花= アブラナの黄色い花が咲く植物全般」のことです。
中国料理では、チンゲンサイ、ターサイ、ザーサイなどの野菜が有名ですよね。勿論、白菜や小松菜も食されています。ヨーロッパ方面では、「花は油」と「根はカブ」として食べられています。つまり、アブラナの葉っぱを食べると言うのは、あまり一般的でないと言うことです。
最後に一言
晩冬から早春にかけて見頃になる菜の花は、大根や白菜やカブやコマツナなどの兄弟でアブラナの一種。そして、アブラナとは黄色い花を咲かせるアブラナ属の植物であり、セイヨウアブラナの事となります。それでは、菜の花畑の菜の花まで食べないで下さいね。鑑賞できなくなってしまいますから。