金柑の甘露煮の作り方と効能を紹介!どんな食べ方が出来る?
金柑というミカンの一種があります。他の柑橘類と同じで寒くなる季節が旬で、そのまま食べても構いませんが、代表手な料理の一つに甘露煮があります。そんな甘露煮の作り方や効能と、甘露煮を使ってどんな食べ方が出来るのかを紹介します。
金柑の甘露煮作り方は?
本来、甘露煮とは「飴煮」の事を刺します。飴煮とは、魚を焼いた後、みりんとしょうゆで照りが出るまで煮詰めたことです。食材の応用でイモや栗などを使い、みりんの代わりやみりんに追加で、砂糖や水飴を使う場合もあります。
金柑の甘露煮は何を用意するの?
基本から発展させて「砂糖」で煮詰めた料理となります。そして、用意する物と材料は色々ありますが、最も簡単な方法を紹介します。
・金柑 1kg
・水 約500ml
・砂糖 500g
― 用意する物 ―
・金柑を煮る「大き目の鍋」
・分量を量る「計量カップ」「計り」
・アクをとる「オタマ」
金柑の甘露煮の作り方は?
1、金柑の下ごしらえ
・表面をよく洗う
・ヘタの部分を切り取る
・数か所、皮より少し深く(約2mm)切れ目を入れる
2、火にかける
・鍋に”1”の金柑と水を大量に入れて強火。
・沸騰したら、アクをとりながら弱火で約10分。
3、水に浸ける
・渋み抜き、常温の水に浸けて(3時間~半日)。
4、煮て味付けする
・鍋に「水・金柑・砂糖」を入れ、蓋をして「強火」。
・沸騰したら、蓋をずらし「中弱火で約30分」。
・火を弱めたらアク抜き。
5、寝かす
・一晩寝かす。(料理は冷める時に味が染み込む)
・翌日「強火」、沸騰したら「弱火」。
・煮汁がトロミが出たら火を止める。
6、完成!
・常温で冷ます(味が染み込む)。
※注意する事!
・砂糖を加えてから煮る時、焦がさないように気をつける。
・醤油を使う場合は少量です。お好みでどうぞ。
・砂糖の目分量は「金柑の重さx 60%~70%」と言われています。(参考までに)
金柑の甘露煮の効能は?
金柑で甘露煮は保存が効くし、様々な料理に合わせて食べる事が出来ますが、どのような効能があるのでしょうか?また、カロリーはどれくらいあるのでしょうか?
マグネシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛
食物繊維
ビタミンA(βカロテン、βクリプトキサンチン)
ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)
咳止め、痰絡み(去痰)
感染症の予防
血行促進
高血圧の予防改善
・甘露煮のカロリー・・・100g/約110kcal
金柑: 18g/約12kcal/1個
砂糖: 11g/約43kcal
合計= 約55kcal/1個
金柑の甘露煮にはどんな食べ方がある?
金柑はミカンの一種なので、果糖が入っているので、食べ過ぎには注意が必要です。甘露煮にすると、砂糖が加わる分カロリーが増すので、食べ過ぎにはご注意を!
「そのまま食べる」という食べ方と、「料理の付け合わせなどで食べる」という食べ方に分かれます。
・ソースにする。刻むかスライスして、肉料理のソース、ケーキなどにかけるソースにする。
・サラダなどの付け合わせ。スライスして、サラダの具、カルパッチョ、マリネと合わせる。
・丸ごと食べる。おやつにつまみやすい、喉が痛いときにもスッキリするかも・・・。
この様に、ザっと分類しましたが、食べかたに特に決まりはないので、工夫しながら食べてください。私的はコツは、
メイン料理に合わせる場合は洋食料理をイメージするといいでしょう。
野菜と合わせるときは食べやすい形に切ると調理しやすいと思います。
最後に一言
金柑の季語は秋と言われていますが、旬は「11月~3月頃」、多く出回る時期は「2月頃」となります。それでは、秋から冬には金柑の甘露煮を作ってお楽しみください。