七五三と初節句のお祝いにお礼は必要?お礼状の期間は?
子供の行事、七五三と初節句を迎える頃、様々な方からお祝いの言葉を頂くことになります。その時、お祝い金を頂く場合がありますが、悩むのがお礼ではないでしょうか?七五三と初節句のときのお礼について説明します。
七五三と初節句のお祝いのお礼はどこまで必要?
初節句と七五三の年齢や時期はご存知だとおもいますが、纏めると、つぎのようになります。
七五三・・・三歳男女「髪置き」、五歳男子「袴儀」、七歳女子「帯解き」
〇七五三や初節句にお礼は必要?
基本的に、この二つの行事のときにお祝いを頂いても、「お礼は必要ない」というの、が一般的な考え方です。
因みに、「お祝いは身内以外必要ない」というのが一般的。ただし、付き合いの深さや、親同士の関係や気持ちで、物やお祝い金を贈る事もあります。そんなときは臨機応変に対応するといいですよ。
〇高額なお祝いを頂いた場合やお礼をしたい場合は?
親戚からささやかなお祝いの品を頂いた、高額なお祝い金を頂いた、友人などにどうしてもお礼をしたい。そんなときは、お礼を我慢する必要ありません。
お礼の内容・・・「品物」を贈る。
※注意・・・金額の大小に関わらず「お金のお礼は厳禁」!
七五三と初節句のお祝いのお礼の金額の相場は?
七五三と初節句にはお礼は必要ない事、どうしてもお礼をしたい場合は品物を贈る。この二つを踏まえたうえで、どれくらいの金額の品をお返ししたら良いのでしょうか?
〇七五三と初節句のお礼の金額の目安
現金でお礼をするわけではありませんが、次のような金額の品をお礼に贈ると良いでしょう。
〇どんな品物を選んだら良い?
お礼の品に決まりはありません。贈る相手の欲しい物や、貰って嬉しい物などを贈ります。大抵は残らない、食べ物や飲み物などになります。
〇お礼はいつ贈るもの?
七五三と初節句の、お祝いはそれぞれの行事の前までに渡します。そして「お礼は行事の当日から1週間以内」に届けるのが一般的な礼儀となります。
七五三と初節句のお礼状の表書きの書き方は?
現金でも、品物でも、お手紙でも、お祝いを頂いた場合は、お礼状を送ります。砕いて言えばお礼の手紙を送るということになります。
〇お礼状の表書きの名前は親?子供?
七五三も初節句も子供を祝う行事なので、お祝いは子供に贈られます。そして、本来は貰った本人がお礼をするので、「内祝い」として、子供の代わりに親が「子供の名前」を書いて送ります。
お礼状を贈る場合、お参りしたときの写真や、記念に撮影した写真などを添えると、丁寧になります。また、お礼状を送付するのではなく、直接伺って、感謝の気持ちと報告を口頭で延べてお礼状を手渡すと、より丁寧になります。
最後に一言
初節句も七五三も、子供には一度しかない行事となります。だから、親族や友人なども同じように、一生に一度を祝ってくれるのでしょう。でも、基本は「お礼は必要ない」、お礼をする場合は「半額~1/3」が目安となります。