ミルフィーユ鍋の具材と作り方に決まりはある?工夫するなら?
豚肉と白菜を交互に敷き詰めるミルフィーユ鍋はお鍋の定番!でも、裏を返せば単なる豚白菜鍋なんですよね。それでは、ミルフィーユ鍋にするには、作り方や具材に決まりはあるのでしょうか?工夫したいときにはどうしたら良いのでしょうか?
ミルフィーユ鍋の作り方に決まりはあるの?
鍋に具を入れて、煮込みながら食べる食べ物ですよね。だから、味付けや具材に決まりはありませんが、例えば、石狩鍋なら味噌味に鮭を入れたお鍋の事、豚汁なら豚肉と野菜が入ったごった煮など、決まった具を使った汁の事。それでは、何をすればミルフィーユ鍋になるのででしょうか?
作り方の決まり!
ミルフィーユ鍋の原則は、「具を交互に重ねて鍋に入れる」というのが大前提です。因みに、ミルフィーユとは「パイ生地とクリームを交互に重ねたフランスのお菓子」の事です。
この「交互に重ねる」という方法を取り入れた鍋がミルフィーユ鍋で、次の通り、二通りの重ねた入れ方がありますが、どちらも正解なので、具材の入れ方でケンカしないでくださいね。
・重ねて入れる・・・本来のお菓子と同じ入れ方
味付けに決まりはあるの?
お鍋には、味噌味、醤油味、豚骨味、コンソメ味、などなど、様々は味付け方法があります。例えば、石狩鍋の場合は味噌味でないといけません。でも、ミルフィーユ鍋の場合は、味に決まりはないので、お好みの味付けで楽しんでくださいね!
ミルフィーユ鍋の具材に決まりはあるの?
今度は、鍋の具材について説明します。先ほどの、石狩鍋は鮭が入らなければ単なる味噌鍋ですが、ミルフィーユ鍋の具材に決まりはあるのでしょうか?
メインは豚肉でないとダメ?
豚肉で作るのが一般的です。ででも、他の肉を入れても構いません。また、肉に限らず、魚介類で作っても構いません。「メインの具材に決まりはない」ので、好きな材料を選んでくださいね。
牛肉・・・ちょっと豪勢!
鳥肉・・・胸肉をスライスすれば低カロリー!もも肉のスライスなら強い味!
その他・・・ラム、鹿肉、猪肉など
野菜は白菜でないとダメ?
白菜を使うのは、旬の時期には最も安価で大量に食べられるからです。逆に言えば、無理に白菜を買う必要はありません。他の野菜を使っても、ちゃんとミルフィーユ鍋になるので、使いやすい野菜を選んでください。
キャベツ・・・白菜以上のシャキシャキとした歯ごたえが楽しめる?
大根・・・根野菜でもOK!
ロメインレタス・・・他のレタスに比べて、煮てもしなびずらい!
その他・・・もやしと肉を重ねて入れれば安価!他の野菜も開拓してみては?
根野菜は?・・・イモやカボチャは煮込むと溶けるので鍋には不向き。
ミルフィーユ鍋の工夫した作り方は?
ここまで説明した、ミルフィーユ鍋は「具材を交互に入れる」、具は「野菜とタンパク質(肉魚介)」、これだけでした。つまり、鍋に重ねて入れるだけで、アレンジし放題というわけです。
洋風に作るなら?
クリームソースやシチュー等で煮る、トマトスープで煮ると、簡単に洋風鍋mになります。さらに、チーズをまぶしたり、チーズの塊をドンと入れたり、すればボリューム満点になります。
辛いミルフィーユ鍋は?
キムチと白菜と肉類を、重ねるか交互に入れて、上からキムチやキムチの素を掛けるだけ。または、市販のチゲ鍋スープで煮ればお手軽ですね。
麺や皮でも構わない?
小麦粉のギョーザの皮、米粉の春巻きの皮、一度茹でたパスタ(ラザニア用)などを、肉と野菜で挟んで煮れば、炭水化物も一緒に取ることが出来きます。
最後に一言
豚肉と白菜を敷き詰めたミルフィーユ鍋が定番ですが、具も味も好きなようなアレンジして構わないので、毎回さまざまな工夫を凝らしてみてはいかがでしょうか。それでは、お鍋を楽しんで下さいね。