ゴジベリーはどんな食べ物?効能とカロリーは?
ゴジベリーとはクコのことで、好きな人にはこれだけで合点がいくと思いますが、興味の無い人には一体どんな食べ物なのか分からないと思います。そこで、このクコことゴジベリ―はどんな食べ物で、カロリーや効能などについて紹介しますね。
ゴジベリーとはどんな食べ物?
先ずゴジベリーとクコの呼び名がどうして違うのか。次に、クコとはどんな植物なのか、植物の名称と種類について順を追って説明しますね。
ゴジベリーとクコの違いは?
ゴジベリーは「Goji Berry」というスペルの英名になります。一方、クコとは日本名の事で「枸杞」という漢字で、中国から伝わりました。因みに、正式な学名は「Lycium chinense」となります。
ゴジベリーとはどんな植物?
中国周辺の東アジア原産の植物で、現在日本や北米などに生息しているのは、移入されたものです。この植物は「ナス目ナス科クコ属」の落葉低木に分類され、夏~秋の始め頃開花、その後で実が出来て、私達はその実を食べています。
ゴジベリーにはどんな効能があるの?
気になるゴジベリーには、どの様な効能があるのでしょうか?また原産地中国では、どのような食物と言われてきたのでしょうか?そんなゴジベリーの効能について説明しますね。
ゴジベリーの始まりは?
食部始めたのは、今から約3000年前に遡ると言われています。枸=棘のある、杞=枝がしなやかなヤナギが合わさり「枸杞」と名付けられました。そして、薬・栄養価の高い健康食品・精力剤などと言われて、昔から食されてきました。日本に伝わったのは平安時代頃と言われています。
ゴジベリーにはどんな効能があるの?
生薬として見た場合、実を枸杞子(くこし)、根の皮を地骨皮(じこっぴ)、葉を枸杞葉(くこよう)と呼びます。
地骨皮・・・炎症を抑える、解熱作用
枸杞葉・・・血圧を下げる
現代では、健康に良い食材と見られていて様々な効果が期待されています。それぞれ、どんな効果があるのか、挙げて見ますね。
・血流を改善・・・ルチンが血行促進に活躍します
・感染症を予防・改善・・・ビタミンCが病気や細菌の予防に役立つ
・下痢を予防・・・腸内の悪い細菌を減らすと言われている
・疲労回復・・・ビタミンB1が糖質代謝機能を促進してくれる
・眼病を予防・・・ゼアキサンチンが網膜酸化を防ぐと言われている
・肝機能を高める・・・脂肪蓄積を防ぐと言われている
・胃の調子を良くする・・・胃酸の調整
・美肌・美白・・・肌に良いビタミンCやタンニンが含まれている
ゴジベリーの気になるカロリーは?
いくら健康に良い食品でも、食べ過ぎればカロリー過多で太ってしまい逆効果となりますよね。そんな気になるカロリーはどれくらいあるのでしょうか?
ゴジベリーのカロリーは?
大体「100g/360kcal」となり、簡単につまめるのですぐに摂取し過ぎになってしまします。あっという間に一日の消費カロリーを上回ってしまうので、気をつけて下さいね。
どうしてゴジベリーはカロリーが高いの?
ゴジベリーは、基本的にはドライフルーツにして食べています。他の果物も同様ですが、干すことで糖度が上がるため、このゴジベリーにも同じ事がいえます。ただし、一粒が小さくて約0.1gなので、10粒(前後)/1日でも十分となります。
最後に一言
ゴジベリーとはクコの実のことで、薬用効果が期待できるドライフルーツというのが、この食べ物の正体なのですね。それでは、食べ過ぎに気をつけながらクコの実の味を楽しんで下さいね。