お風呂のカビの掃除には何が効く?タイルとパッキンの掃除方法!
お風呂掃除をするとき、簡単に落ちない”カビ”の原因の一つは、胞子の下に根が張っているせいです。もう一つ、黒ずんだ部分が白くならない時は別な原因が考えられます。そこで、二つの別々な汚れの落とし方についてご紹介します。
お風呂のカビの掃除はどうしたらいい?
お風呂掃除を始めると、簡単に落ちる汚れやカビとそうでないのがあります。できればササッと簡単にできないか考えると思います。
お風呂掃除やカビ取りには塩素系の洗剤!
オーソドックスに「カビキラー」「カビハイター」「泡ハイター」で十分です。特別な物や、特別な方法は必要ありません。どの洗剤も「塩素系」のとなります。
カビとりの方法
胞子のある白っぽいカビと、黒っぽい頑固なカビがあります。それぞれ対処が違うので参考にして下さいね。
白っぽい胞子のあるカビの場合は?
・「カビ取り剤」を吹きかけたら、数分間そのまま放置。まだ擦らない事!
・最後にシャワーをかけて流して完了!
黒っぽいカビの場合は?
・時間をかけて浸透させます。
・約半日、ラップをかけて空気を遮断!酸素呼吸出来なくて死滅します。
・シャワーをかけて洗い流して完了!
注意!擦らないで!
バスタブのプラスチックや、フレームの金属部分などクレンザーで擦ると綺麗になりますが、「傷の奥にカビが根を張りくなる」という欠点もあります。「擦らないで綺麗にする」というのがカビとりには重要です。
お風呂のカビには漂白剤?
いくらカビをとっても、また暫くするとカビが生えてくることがあります。一度こうなると、本格的に対処しないと、表面を取り除くだけで何度も同じことを繰り返さないといけません。
カビ取りの後、予防作業開始!
ここで「漂白剤」の登場です。早速使い方を紹介しますね。
・漂白剤を水で薄める。目安は「水7:漂白剤3」くらい
・カビのあった箇所に吹きかけて、数分放置
・水で流して完了!
お風呂のパッキンについたカビに重曹は効く?
掃除には「重曹」と言われていますが、カビの場合はどうなのでしょうか?先に結果から言うと、「カビに重曹は無効」です。
重曹は何に有効?
重曹の効果は、「油汚れ」「焦げ」に有効です。お風呂に使うなら、「湯垢」「水垢」「石鹸垢」を落とすときに有効です。
なぜカビには聞かないの?
カビは”菌類”という生き物なので、塩素系の洗剤で”殺菌”することが出来ます。そして、専用の洗剤で滅菌した後、予防に漂白剤をかけて完全に死滅させます。
重曹は”汚れ”を落とすのに有効です。だから、焦げ・水垢・油汚れなどに使いますが、生き物には効果がありません。
最後に一言
洗剤と重曹、掃除をする場所によって使い分けて下さい。カビとりには「漂白剤」と「市販のカビ取り剤」と、念のために「サランラップ」をご用意ください。
最後に、スプレーをするときは目や口に入らないように、マスクやゴーグルのご用意をお忘れなく。