インフルエンザ予防接種の効果期間と回数と摂取期間は?
インフルエンザの予防接種は秋になると予約受付を開始しますよね。でも、接種してから効果が発揮されるまで時間が空き、ある程度すると効果が無くなってしまいます。そこで、有効期間と回数、そして接種期間について紹介します。
インフルエンザの予防接種の効果はいつまで効くの?
インフルエンザの予防接種の効果は一定期間で切れます。また、接種してから体に抗体が出来て、効果を発揮するまでに時間がかかります。これらの期間は全て個人差があるので一定ではありませんが、大体の平均期間を紹介しますね。
予防接種の効果期間
予防接種を受けてから「約4~6か月」予防効果があります。この期間を過ぎると効果が切れてインフルエンザの症状が発症する可能性が出てきます。効果の平均は「約5か月」と覚えておいてください。
予防接種の効果が出始める期間
予防接種を受けてから「約2週間後」に効果を発揮し始めます。それまでは接種していない状態に近いので、インフルエンザの症状が発症する可能性があります。目安は「約10日~半月」と覚えておくと良いですよ。
インフルエンザの予防接種の回数は大人と子供で違う?
インフルエンザの予防接種は大人と子供で摂取回数が異なります。そこで、インフルエンザが流行しやすい期間と予防接種を受ける時期の違い、そして大人と子供の違いを紹介します。
インフルエンザが流行期間は?
インフルエンザが猛威を振るうのは、12月頃から2月頃までとなります。そこから徐々に発症件数が減少していきます。だから、3月になったからその年のインフルエンザにはかからないという訳ではありません。確率が減るだけですよ。
予防接種時期と流行期間について
11月上旬に予防接種を受けた場合
効果が約5か月という事は、4月上旬頃まで効果があるという事になります。また、効果が切れるのが早い人で3月上旬頃となります。混雑して予防接種の予約が取りずらいという欠点がある代わりに、流行が過ぎる春頃まで効果が持続します。
10月上旬に予防接種を受けた場合
効果が約5か月という事は、3月上旬頃まで効果があり、切れるのが早い人で2月上旬頃となります。空いていて予防接種を受けやすい反面、効果が早く切れてしまうので、冬の終わりにインフルエンザにかかる可能性があります。
子供と大人の摂取回数の違いは?
大人の場合 (13歳~)
基本的に「1回接種」で足ります。早く受けすぎて心配な場合は12月頃、もう一度予防接種を受けてくださいね。
子供の場合 (6か月~12歳)
子供は「2回接種」必要になります。1回では免疫ができない可能性があるからで、1回目を受けてから2回目を受けるまで「3~4週間」、期間を開けてください。1回目:10月上旬~中旬接種。2回目:11月上旬~中旬接種。
インフルエンザの予防接種はいつからいつまで受けられる?
ワクチンが出来て世間に出始めるのが、「大体10月1日」が目安になっています。ただし、市区町村、各病院などで予約を受け付ける期間や予防接種期間が異なるので確認してくださいね。11月中に予防接種を受けるのが一般的と考えられています。その後、12月下旬まで行けつけるか、ワクチンが無くなるまで受けることが出来ます。
インフルエンザの予防接種期間は?
混雑:11月中(4月頃まで効果を発揮)
遅くても:12月上旬まで(5月頃まで効果がある)
※注意!
ワクチンが無くなると、入荷されるのを待つか、その年は我慢するかの選択しか残されていません。早めの予約と適切な時期の予防接種が大切です。
最期に一言
インフルエンザの予防接種の期間は明確になりました?それでは次のスケジュールを目安に、快適な冬を過ごす準備を行ってくださいね。
●11月中旬~下旬頃に予防接種
●12月中旬頃から効果を発揮
●4月頃まで効果が持続