ゆずのアレンジした使い方 料理と風呂と最後に再利用
2016/03/30
秋が旬の果物の一つ”ゆず(柚子)”ですが、
実は食べ方が難しい食材だと思います。
料理方法や食べ方など、もっと使い方はないか、
と悩む人も多いのではないでしょうか。
他の人たちがどんな食べ方をしているのか、
お風呂以外の使い道など、ゆずの使い方を紹介します。
ゆずのアレンジした使い方と料理
主役として生で食べる
生で食べることはできます。
柚子は病気になり辛い植物なので、
無農薬で育て易くて、安心して皮ごと食べることができます。
残念ながらオレンジやみかんは、
農薬やワックスがついているものが多いので、
綺麗に処理をせず食べるには抵抗があります。
さて、実際に食べてみたら・・・、
食べられるけどとっても酸っぱい!
レモンよりは食べやすいかも!
そんな程度の味なので、
わざわざメインでゆずを食べる必要もなさそうです。
〇薬味や風味漬けのような脇役として
・ゆず味噌 簡単版
柚子 1個
合わせ味噌 100グラム
砂糖 30~40グラム
みりん 大さじ5
酒 大さじ4
柚子の絞り汁 大さじ1
1、ゆずを洗って、皮を切り取り、細かく切る
2、味噌・砂糖・みりん・酒・柚子の絞り汁
を混ぜ合わせる
3、ラップをかけ、レンジで4~5分。
4、沸騰したら刻んだゆずを加えてよく混ぜ、
レンジで2~3分
5、完成!
・柚子胡椒 簡単版
塩の分量:青唐辛子が100gに対して約10g
ゆずの皮の分量:青唐辛子100gに対して約30g~40g
1、青唐辛子を細かくする。
(フードプロセッサーでも包丁でも可)
2、柚子の皮をすりおろす。
3、青唐辛子・柚子の皮・塩を混ぜる
※ゆずの絞り汁は水っぽくなるので入れない
・ゆず茶 → 作り方
・カップケーキに入れる。
ホットケーキの粉に刻んだゆずや搾り汁を入れて作れば簡単。
・和風パスタ
1、にんにくとキノコやナス、玉ねぎなど
お好みの野菜と鶏肉などを炒める、
2、茹でた麺と刻んだゆずの皮を絡めて、
”1”と麺つゆや塩・胡椒で味付け
3、風味にゆずの果肉を絞ってかけて、完成!
・冷凍保存
ゆずの皮を千切りなど細かく切っておくと、
薬味として翌年まで使えます。
茶碗蒸し、そうめん、鍋、パッタイなど色々
ゆず風呂で血行促進 美肌効果?
〇ゆず風呂の入れ方のコツ
通常は、沸かした湯にゆずを丸ごと、お好みの量を入れるだけです。
2~3個という人もいれば、一面ゆずだらけにする人もいます。入れる量はお好みでどうぞ。
〇ちょっとしたコツ
香りと効能が一番引き立つといわれる方法は、
横に二つに切って、種がついたまま・・・
ゆずを木綿の袋に入れて湯船に入れるだけ♪
量はお好みでどうぞ。
この柚子風呂の入り方をすると、
柚子の香りが肌にほんのり残って、
気分も良いかもしれないですよ
〇ゆず湯の効き目
血行促進効果や風邪の予防の他、冷え性や神経痛、
腰痛などを和らげると言われています。
※科学的に臨床試験を行って、
下記の全てが”100%完治”したと立証はされていません。
しかし多くの人が経験から、”改善”されたと伝えられています。
〇血行促進は
普通のお風呂と柚子湯の入浴後に、
ノルアドレナリンを比べると、
約4倍の差だといわれています。
これは血管が拡張していたことが判る結果でした。
〇肌への効果は
皮に服荒れるクエン酸やビタミンCの効果で、
ひびやあかぎれの改善に役立ったり、
皮の芳香成分(皮油)が湯冷めを防ぎます。
〇柑橘系を入れる事で・・・
肌と同じ弱酸性にお湯が近づくため、刺激が少なくなります。
また、浸透圧が減るので保湿効果が期待できる!
と言われているのでみかんや八朔などをいれても良いということになります。
※注意すること
ゆず湯の効果を期待してはいると、
お風呂上がりに体がかゆくなる人がいます。
この様な人は、柚子アレルギーの持ち主です。
残念ながらアレルギー体質の人に対して、
まだ対応策が見当たりません。
しかし、ゆず風呂に入った後はシャワーなど、
普通の水(湯)で綺麗に体を流してください。
これでアレルギー成分が流れるので、
香りが無くなる代わりに、かゆみは抑えられます。
これが一番簡単な解決策でしょう!
ゆず風呂後のゆず再利用方法
ゆずは、大抵お風呂の後は生ごみ行きですが、
〇ゆずをお風呂の中でしっかり揉みます。
湯アカが付きそうなところを柚子でこすって、
湯を捨ててシャワ-で流す。
これだけで結構きれいになります。
〇ゆずやみかんの皮洗剤
水400cc、ゆずやみかんの皮を約4個分を
鍋に入れて約15分煮ます。
冷めたらこしながら、
スプレー容器に入れて完成です!
長期保存はあまりできないので、
2週間位使い切るといいでしょう。
〇油汚れ落し
ガス台まわりやしつこい油のときには、
少し物足りないかもしれません。
でもちょっとした汚れなら
この洗剤で十分効果があるでしょう!
無農薬洗剤のようなものです。
〇革製品のつや出し
皮製品、ソファーやバッグなど、
この皮洗剤で拭き取ると、
汚れ落しと、つや出しに役立ちます。
※最初は目立たない箇所から試して下さい。
〇フローリングのつや出し
床をこの皮洗剤で拭くと、
汚れ落としとつや出し効果があります。
最後にまとめ
ゆずは単体で食べる事には向きませんが、
名脇役として、料理にも生活にも
大活躍するくだものだということが判りました。
ゆずの季節は秋ですが、
冬の料理や生活で色々試してみてはいかがでしょうか?