バーベキューで準備する食材の量は?初心者におすすめの目安!
2016/06/13
慣れないバーベキューに行くときに迷うのが、予算・場所・準備するもの・食材をそれぞれどうしたらいいか?ですよね。
その中で一番大切なのは食材!行先や準備するものは人任せでも、先ずはバーベキューをして食べることが第一優先!
そこで簡単に楽しめる、おすすめの準備食材について紹介しますね。
バーベキューで準備しておきたい食材 肉の量は?
バーベキューといえば主役は「肉」ですよね。肉にも色々あって、豚肉やトリ肉をタレや塩コショウで味付けしたり、牛肉をガッツリ!もしくは魚やソーセージを焼いたりするのもいいですよね。
さて、バーベキューとは「網を使って直火で焼いた料理」の事なので、工夫を凝らした鍋料理とか、鉄板を使った炒め物などは、今回は除外します。
「えっ?定番の焼きそばとか、〇〇鍋とかはバーベキューじゃないの?」と思われるでしょうが、イヤイヤそこは楽しければ何でもいいんですが・・・・。
ちょっと小難しい話をすると、鍋や鉄板を使った料理はバーベキューではなくて、バーベキューと一緒に作る料理で、炭や薪などの火で焼く料理全般の事をバーベキューといいます。
そう考えると「焼き鳥」は、日本古来の由緒正しいバーベキューチキン、英語で言うとちょっとかっこいいですよね。
話がそれてしまったので、バーベキューで持っていく「お肉の量」に話に戻しますね。
私達が分量を考えるときは、二つの事を考えて買い物をしていると思います。一つはメンバーに合わせて「どれくらい食べるか?」、もう一つは「どんな料理にしようか?」ですよね。
「どれくらい食べるか?」については、年齢・性別・大食い・小食など個人差がありますが、基本になる目安の分量は次の通り、大人の男女、子供に分類しました。
・一人当たりの合計肉量
大人・男性 250~300g
大人・女性 200~250g
子供 150~200g
でもこの分量は、一般的または平均的な量なので、遊びながら食べていたら、実際はこの量だと足りなくなるかもしれないです。また、鳥でも豚でも牛でも、全ての肉の量となります。
あれも、これもと色々な料理を持って行かずにシンプルにバーベキューを楽しむ場合の、私的なおすすめの量は次の通り。
・肉主体のとき、私的なオススメの肉の量
大人・男性 400~500g
大人・女性 300~400g
子供 300~400g
・肉の内容
色々な肉を混ぜるより、シンプルに牛肉だけ、他の肉と牛肉の半々程度の方が良いでしょう。結局人気が出るのは牛肉ですから、それだったら牛肉主体の方が喜ばれます。
下手に鳥肉1/3、豚肉1/3、牛肉1/3なんてしていると、牛肉が無いなら仕方ない”我慢して鳥肉や豚肉を食べるよ”。なんて寂しい発言でがっかりすることになりかねません。
でも財布の中身への痛手は大きいですよね。そんなときのオススメは、ソーセージや魚を焼くと、全く違った食べ物に変化するので飽きることがありません。
牛肉の量
大人・男性 300g~
大人・女性 200g~
子供 200g~
+
他の肉
大人・男性 100g~
大人・女性 100g~
子供 100g~
+
ソーセージ 4~5本
魚 半匹~1匹
(魚の大きさ次第で親兄弟、友達と半分づつか一人1匹づつ)
一般的な子供は年齢によりますが、小学生の場合は野外で食べると大人の女性と同じくらい食べてしまうんです。
そして主役の肉類が無くなること程、寂しいことはありません。だから肉はちょっと多めにお願いします。
「どんな料理にするか?」
おすすめは「焼くだけ」の状態で持っていくことです。現地でタレを数種類出して・・・・塩コショウを用意して・・・・一人お皿は2~3枚で・・・と色々準備をすると大変なんです。
だから、バーベキュー本来の「焼く→ 食べる」とシンプルにすると作業が楽で、遊ぶことにも食べることにも集中できますから。
「焼くだけ」にするには、味付けをしてジップロックに入れて持って行けば簡単です。
・下味をつけて持っていく
1、塩コショウ、塩麹、塩とハーブ(ローズマリー、オレガノなど)など
2、ジップロックへ入れて冷蔵庫・冷凍庫で保管。
3、当日クーラーボックスやクーラーバッグに入れて持っていく!
4、「焼いて食べるだけ!」
・タレに浸け込んで持っていく
1、タレごとジップロックに入れる。コツはやや少なめに。
(買ってきた焼肉のタレでも、自家製でもお好みでどうぞ!)
2、冷蔵庫・冷凍庫で保管。
3、当日クーラーボックスやクーラーバッグに入れて持っていくだけ!
4、「焼いて食べるだけ!」
・現地で塩コショウをして焼くだけ
1、当日買ってくるか、冷蔵庫や冷凍庫で保管
2、当日クーラーボックスやクーラーバッグに入れて持っていくだけ!
3、塩コショウを振って焼く
4、「焼いて食べるだけ!」
※追加の味付けが欲しい場合
お好きなものを持って行ってください。ゆず胡椒は絶品!追加で醤油があると便利!など色々ありますが、基本は荷物を増やさないこと、現地での作業が大変になります。
参考までに料理例
・豪勢なバーベキューにしたいとき
1、「牛肉の塊」を用意 1.5kg~2kg位の塊がベスト
2、1/4くらいに切ってタレに漬け込むか、そのまま持って行って塩コショウ焼く!
3、焼けた表面をナイフで削ぎ落としながら食べていく!
4、レタス巻き、ホットドックバンに挟んで食べるのもありです!
・「スペアリブ」を楽しむなら
1、「スペアリブ」をジップロックに漬け込む
2、当日焼くだけ!
3、骨はごみ袋に直行です。
※日本のタレの基本は、「醤油・みりん・料理酒・ニンニク・ショウガ」ですが、面倒くさかったら焼肉のタレを買ってきても十分。
自家製のタレに凝るのは、慣れてきてからでも遅くないですよ。また、事前に何度かタレのレシピを検索して作ってみて下さい。お好みのタレを発見してからバーベキュー用に漬けて持って行くと、失敗がないでしょう。
バーベキューの食材の量、野菜や他の食材は?
普段の食事はバランスよく食べて健康的な食生活を送る人達が多いと思いますが、このバーベキューのときはちょっと別なんです。
野菜はとことん面倒くさい食べ物なので、子供や男の人には不人気になり易いものなんです。
そうとはいっても、全く野菜が無いと、実は味気のないつまらないバーベキューになるのも事実です。だから、おすすめはシンプルな内容で、手間をかけずに食べたくなるようにするのがコツ!
・おにぎり
日本人にはおにぎり!中身は入っていなくて十分です。いえむしろ塩むすびがオススメ!
・枝付きのそら豆や枝豆
サヤのまま両面が焦げ始めるくらい焼くと、サヤの中で蒸されるように火が通ります。食べるときは塩だけで十分!普段食べられない料理なので、ついつい手が伸びてしまうでしょう。
・サラダ
レタスやピーマン薄切りニンジンなど、洗って切ってジップロックに入れる。食べるときにドレッシングなどお好みでどうぞ。
※ドレッシングをかけて持って行くと、水が出て食べる頃には「しなっ」となるから美味しくなくなります。
※レタスの葉は、洗ってある大きな葉っぱのまま持って行くと、肉のレタス巻きが楽しめますよ。
・トウモロコシ
自宅で茹でて持って行くのをオススメします。皮ごと焼くと結構時間がかかるので、食べる頃には「飽きて」しまうんです。
・デザート
マショマロは定番!串や細長いもので火で炙って食べるだけ。食べ頃は「外はカリッ!」「中はトロッ」!
折角だから「焼き芋」をしたら楽しいですよ。アルミホイルに包んで焼くだけ!
かぶりついて食べれる「スイカ」はオススメ。欠点はちょっと重いことと、”皮”という大きなゴミが出ることです。
バーベキューメニューと検索すると、箸休めに「あれも、これも」とオススメが出てきますが、慣れないうちは手の込んだものは作らないようにして楽をしてください。その方が時間や気持ちにゆとりができるので、より楽しめるんです。それに沢山食べ物を用意しても、結局沢山余って持って帰ることになってしまいますから。
バーベキューの準備リストで忘れてはいけないものとは?
バーベキューに行く場所ごとで、持って行く遊び道具が違いますよね。同じように参加人数に次第で準備する内容や量が違ってきます。
そこで、忘れてはいけない物リストを紹介ますね。
・肉用のトング
・箸かフォーク
・ナイフ(色々兼用)料理は包丁を持って行かないで済むように仕込んでおく
・お皿 (洗って使えるものがオススメ、ごみは出さないように)
・キッチンペーパー お皿をぬぐって燃やせばごみになりません、洗うのは自宅で)
・炭(人数や焼く量で、買う量が変わります)
・炭用に火ばさみ
・着火剤とライターかマッチ
・ウェットティッシュ(使う場所は決まっていないけど、あると便利)
・ファーストエイドキット(念のために)
折り畳みテーブル、イス、テーブルクロス、ひざ掛け、虫除けなどは、状況に合わせてお好みで加えてくださいね。
またバーベキューコンロは、ある場所とない場所があるので、状況によって加えるか抜くかしてください。
まとめ
基本は手間をかけない、ごみを出さない、バーベキューの持ち物は最小限、遊び道具は最大限!
気を付けるのは、空腹時に買い物に行ったとき!食べ物を見ていたら、あれもこれも焼いて食べたくてつい買い過ぎてしまうことです。
それでは、バーベキューを満喫してきてくださいね。