風呂敷を使ってバックを作る2つの結び方とボトルの包み方
2016/02/11
風呂敷は元々物を包むために使われ、
700年頃にはすでに、持ち物を運んだり仕舞ったりしていました。
今のようなバックが無かった当時は、風呂敷がその代わりを務めていたということです。
そんな昔から使われてきた風呂敷を使って、
シンプルなバック・肩から下げられるスイカ包み・
持ち運びやすくて、そのまま贈り物に使えるボトル包み
の3つの結び方・包み方を紹介をします
風呂敷をバックにする結び方
風呂敷でバックを作る結び方を紹介する前に、
ちょっとだけ風呂敷のサイズについてちょっとだけお話しします。
〇風呂敷のサイズについて
風呂敷は元々、反物の余った部分を利用するものでした。
そして、正方形には作られていないのと、いくつかサイズがあります。
基本のサイズは10種類の幅がありますが、呼び名は一つではありません。
目的に合わせて大きさを選んで使っても良いし、
68~90cmくらいのサイズを一つで多目的に使ってもいいでしょう。
小 約45cm 中幅・中巾
↓ 約50cm 一尺三寸幅・尺四巾(しゃくよんはば)
金封包み・お弁当包み・ティッシュ
↓ 約68cm 二幅(ふたはば)・二巾
↓ 約75cm ニ尺幅(にしゃくはば)・二尺巾
贈り物衣類、(大き目の)弁当包み
↓ 約90cm 二尺四寸幅・二四巾
↓ 約105cm 三幅(みはば)・三巾
エコバック包み・のれん・テーブルクロス
↓ 約128cm 四幅(よはば)・四巾
↓ 約180cm 五幅(いつはば)・五巾
座布団・ソファーカバー・衣類
↓ 約205cm 六幅(むはば)・六巾
大 約238cm 七幅(ななはば)・七巾
布団1組・ベッドの上掛けなど
〇風呂敷バックの結び方
基本的なバックの結び方です。
1、下から上へ三角形に折ります。
2、左右の角の10cmくらい内側を方結びします。
3、上下の角をしっかりと結びます。
4、完成!
次は、”スイカ結び”をいう結び方を紹介します。
すいか包み バック代わりに丸い物の包み方
〇スイカ結び
スイカの他にも、サッカーボールや細々とした荷物が運べます。
また、肩から下げて使うこともできるので、用途は広いです。
1、真ん中に品を置きます。
2、下の左右の角を結びます。
3、上の左右の角を結びます。
4、下の結び目を上の結び目の中を通します。
5、下の結び目を引っ張ります。
6、結び目が解けない無いのを確認したら完成!
折角なので、柄にこだわって自分だけのバックにしてみてはいかがでしょうか?
また、ちょっと大き目のサイズの風呂敷にすれば、
かさばらないで旅行先でのお買い物に大活躍です♪
次は、長い物の包み方、”引っ掛け包み”と”ビン包み”を紹介します。
風呂敷でボトルや長いものの包み方
〇引っ掛け包み
ボトルだけでなく長方形の品を運ぶときにも役に立ちます。
また、風呂敷ごとプレゼントするときにも良いでしょう。
1、広げた風呂敷の真ん中に品を置きます。
2、上下の角を結びます。
3、右の角を”2”の結び目の下に通します。
4、左右の角を結んで、形を整えたら完成!
〇ビン包み
風呂敷のサイズに合わせて、包めるボトルのサイズも変わります。
ペットボトルやガラスのボトルなど用途は広いですが、
持ち運び用だけでなく、そのままプレゼントにも使えます。
ただし、ボトルと風呂敷のサイズが合っていないと
綺麗に結び辛いので気を付けて下さい。
1、風呂敷の上にボトルを立てておきます。
2、左右の角を10cmくらいクルクルねじったあと結びます。
3、上下の角の左右反対方向に回します。
4、”3”のあと、1回結びます。
5、もう一度形を整えながら結びます。
6、きれいに整えたら完成!
最後に、風呂敷をバックにするについて
他にも色々な包み方や結び方がありますが、
これらの包み方だけでも使い道はは沢山あります!
小さくたたんで持ち運び、荷物を運ぶときに広げて使えば、
あっという間にお買い物バックの完成です。
また、ボトル用の包み方や細長いものに合った包み方もあるので、
是非、機会があったら風呂敷や他の布などで包んでみて下さい。
風呂敷バックは、エコロジーの最先端!
一度お試したら、病みつきになるかもしれないですよ。