自動車の引越し手順と証明書やナンバープレートの変更方法
2016/03/04
引越しは、荷造りや住民票などの手続きや、電気・ガス・水道の閉設と開設などやることが盛りだくさんです。しかも、車やオートバイクを持っていく人は、更に手続きが必要で大変!
一番手っ取り早いのは、代行業者に委託することですが、引越しで出費がかさんでいますから、できるだけ出費は控えたいところです。
でも、手順さえわかれば後は簡単なものなので、自動車やの引越し手続きの紹介をします。
自動車やバイクの引越しの手順
自動車と一緒に引越しをする場合、役所や警察署、運転免許試験場など行かなければいけないし、ガス・水道・電気などの手続きもしなければいけません。
引越し代行業者に頼めば簡単ですが、自動車の届出の手数料や登録料のほかに、委託料がかかるなど、結構お金がかかります。
でも、実はこの手続きはとても簡単。
届出をする場所、手順、準備する書類など、やり方さえわかれば誰でもできるものです。
それでは、手順の案内を簡単にします。
〇住所変更の手続き
1、車庫証明の取得 (警察署)
↓
2、住民票の取得 (役所)
↓
3、書類作成 (陸運局)
※印鑑は認印で大丈夫です。
たったこれだけの作業です。
車を持っていなくても運転免許証を持っている人は、
引越しのときに警察署と役所へ行かなければいけません。
だから、警察署と役所の場所は良く判っているでしょう。
陸運局は滅多にお世話にならない場所だから、
どこになるか分からないと思います。
また、地方によっては陸運局が無い市区町村があって、
県の陸運局とその支店で手続きを行う場合があります。
住民票の変更届けをするとき、
役所で場所や状況を確認するといいですよ。
そこで、車・自動車免許の変更の流れをもう一度整理します。
1、役所
住所変更届け
印鑑登録の届け
住民票・印鑑証明を取得して下さい。
↓
2、警察署
免許証の住所変更
車庫証明を取得して下さい。
↓
3、陸運局
車検証の住所変更届け
書類作成・提出
とこのような流れになります。
大切なのは、
”住所変更をした日から15日以内”に陸運局へ届けて下さい。
遅れても罰則はありませんが、
自動車英税に関して後々面倒なことになるかもしれません。
※次は、役所と警察に届出る印鑑証明書と車庫証明についてです。
役所と警察に届出る印鑑証明書と車庫証明
〇印鑑証明書について
新住所を管轄する役所に届出ます。
変更届が必要ない場合、
同じ管轄する役所の地域内の引越しの場合です。
変更届が必要なのは、
管轄する役所が変わる市区町村の外に出る場合です。
1、旧住所で登録された印鑑登録を廃止
2、新住所で印鑑を登録
※登録する印鑑を持参する事。
・印鑑登録の申請料 200円~500円くらい
・印鑑証明書の発行料 200円~400円くらい
・印鑑登録証・カードの再発行 300円~600円くらい
※どの料金も、地域によって金額が異なります。
〇車庫証明
1、駐車場の契約をします。
・見取り図や契約書類の入手
2、警察署へ申請する書類一覧
・自動車保管場所証明申請書 (警察署で入手)
・保管場所標章交付申請書 (警察署で入手)
・保管場所の契約書 (駐車場の契約書)
・保管場所の所在図・配置図
(使用する駐車場の住所と駐車位置が確認できるもの)
※交付されるまで、申請から3~7日間を要します。
3、申請して発行される書類一覧
・自動車保管場所証明書 (車庫証明書)
・保管場所標章番号通知書 (大切に保管してください。)
・保管場所標章 (車の後部ガラス等に貼ります。)
4、申請代
申請手数料 約2,100円
標章交付手数料 約500円
※次は、陸運局に届出る車検証とナンバープレートについてです。
陸運局に届出る車検証とナンバープレート
変更手続きに必要な書類
・自動車検査証(車検証)
・申請書(陸運局にあります)
・手数料納付書(印紙を陸運局で購入します)
・自動車保管場所証明書(車庫証明書のこと、発行されて1ヶ月以内)
・新住所を証明する住民票(発行後3ヶ月以内のもの)
・自動車税申告書(陸運局にあります)
・印鑑(認印)
〇手続きにかかる費用
・検査登録印紙代 350円
・車庫証明証紙代 2500円前後(地域によって異なります)
・ナンバープレート代(2枚)1500~5000円(地域によって異なります)
最後に、車の引越しについて
自分で申請する方法を紹介してきましたが、
代行業者の頼む場合は、法的に許可された行政書士が引き受けられますので、
格安業者など、法的に手続きを行える資格を保有しているか、
確認することをお勧めします。
依頼料の例;
車庫証明 書類作成・提出代行 15,000円
住所・名義変更・提出代行 15,000円
この他に、各種手続き手数料がかかってきます。
引越しで大金が動くときですから、
手間を省くために業者へ頼むか、費用を抑えるために自分で行うか、
お財布と時間と相談して決めて下さい。
新居地でも、快適なドライブをお楽しみください。
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