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ふきのとうとふきの違い 苦味成分と栄養と効能について

      2016/06/25

 
89  ふきのとうとふき
 
 
「ふきのとう」と「ふき」は似たような名前ですが、違いは春の食材でちょっと苦いという事くらいではないでしょうか?
昔の八百屋さんならこんな違いすぐに教えてくれそうですが、そんな八百屋の代わりに、この「ふきのとう」と「ふき」について紹介しますね。
 
 

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ふきのとうとふきの違いはなに?

一言で説明すると「ふきのとう」と「ふき」は同じ植物になります。
  
「ふき」とは、茎の部分になります。
「ふきのとう」とは、花のつぼみの部分になります。
 
たったこれだけの違いしかありません。これで茎と花のつぼみだということはわかったので、次はどんな植物なのか、何故呼び名が違うのかについてお話ししますね。
 
  

〇ふきのとう(蕗の薹)とふき(蕗)とはどんな植物?

春に一番早く出てくる山菜で、平安時代から野菜として栽培されていて、野生のふきは、既に縄文時代には食されていました。
 
今でも日本全国に自生しているので、4~6月に若い葉を山菜として楽しめます。つまり、フキは野菜でもあり山菜なんです。
 
そして、春一番に出てくるフキのツボミがフキノトウなんです。 
 
 

〇ふきという植物の生態について

キク科フキ属の多年草で日本原産の山野草です。全国の山野の他、サハリン、朝鮮半島、中国の一部にも自生して、日陰気味で湿気の多い所を好んでいます。
 
名前の由来は「冬葱(ふゆき)または冬黄(ふゆき)」で、冬にでる浅葱色(薄い藍色の事)の植物という意味から来ています。
 
 
そして、地上に出ているのは、花と葉とその柄(え)の部分だけで、他は全部地下で繋がっています。
つくしなどと同じで、先に花が出てきて葉っぱや根が地下で繋がっているんです。
また、ふきのとうの旬は場所によって違いますが、関東の平地付近では2月から3月で山地では3月から4月になります。
 
続いて、ふきは苦いといわれていますが、その成分についてお話しますね。
  
  

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ふきのとうの苦味になっている成分は何?

野草はたくさんありますが、日本に限らず世界中の野草には苦味があります。この苦みやエグさをとるために、色々な処理方法が昔から伝わっているんでしょう。
 
この苦味の元は、アルカノイドとケンフェールという成分が原因で、それぞれ、効用が知られています。※効用に関しては、このあと説明します。
 
 
そして、苦味とアクを抜く方法は、他の野草と同様に茹でる水にさらすの2点です。しかし、気を付けなければならないのは、
茹ですぎたり・水にさらしすぎると、風味が抜けてしまうことです。
 
苦味と一緒にアルカノイドとケンフェールも抜けてしまい、風味も落ちてしまうので勿体ないですよね。
 
 
最近では、栽培ものが多く出回るようになったお陰でフキを1年中買えるようになりましたが、野生のものと比べると、苦味と一緒に風味も落ちてしまいました。 
野生のふきで一番良い時期は、新春の若い葉で採れたてのもにです。この時期のふきは、苦味が少なくて1年で一番おいしい季節なのです。
 
 
 

ふきのとうの栄養と効能について

栄養の成分表になります、ここでは、どんな栄養素が含まれているのか、サラッと流して見て下さい。
 
89  ふきのとう成分
  
健康の効能が認められている成分
〇カリウム
これは体内の塩分を排泄するので、高血圧に効果があります。また、普段足がむくみ易い人には、むくみとりの作用もあります。
  
〇ポリフェノール類
・アルカノイド
肝機能を強よくしてくれて、体の新陳代謝を促進する作用があります。そして苦み成分に含まれています。
 
・ケンフェール
動脈硬化、アレルギー症状などの原因となる活性酸素や発ガン性物質を抑える効果があります。苦み成分に含まれています。
 
・クロロゲン酸、クエルセチン、フキノンなど他のポリフェノール類も含まれています。
 
〇フキノリド
胃腸の働きを良くする効果があります。 この成分は香りに含まれています。
  
〇フキノール酸
血中ヒスタミン(かゆみの原因成分)を減らすので、花粉症や咳止めの効果があります。
   
   

最後にふきのとうとふきの違いについて

たかが、ふき・ふきのとう・野草と思う人もいるでしょうか、日本の食生活に欠かせない数百年続いている伝統の食材なんです。
 
こういう食材は、好んで食べなくても構いませんが、「こんな食材があるんだ!」ということを次の世代に伝えていきたいものです。
 
ただし、ワラビ・ふきなど野草はどれも適量を食べれば体に良いけど、食べ過ぎればガンや病気の原因となります。だから適量のあく抜きをして、適量を食べて下さいね。
 
  
→  ふきのとうの採り方と下ごしらえや食べ方と保存方法 
 
 

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