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節分の飾りをつける時期 イワシやヒイラギの意味と飾り方 

      2016/02/02

84  節分の飾りをつける時期 イワシやヒイラギの意味と飾り方 
 
日本で節分が始まった800年代頃は、
疫病や災いは鬼が運んでくると考えていました。
その鬼を払って、災いを防ぐ儀式の一つが豆まきと言われています。
 
その後、宮中で鬼を払う年中行事として行われるようになりましたが、
徐々に市民に広まり、現在の私たちに伝わっています。
 
鬼を払う飾りつけの時期、鬼を払う飾り、飾り方についての話になります。
 

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節分の飾りをつける時期はいつからいつまで?

先ず、節分とは季節の変わり目の事をさします。
1年で最も名前が通った新春の節分が、2月の節分なのです。
 
つまり季節の変わり目の、立春の日の前日に豆をまいて、
鬼を払う・災いを遠ざける儀式を行うことを”節分”
と世間で呼んでいるという訳です。
 
 
※立春の日とは、
2月3日/4日の事を指します。
何故3日に決まっていないかというと、ちょっとだけ複雑な事情が関係しています。
 
1、閏年(うるうどし)を考えると分かる通り、1年は毎年同じ時間にはなりません。
  だから4年に1度365日から366日になります。
  立春の日も同じようにわずかに時間のずれが出てきます。
  そのため、2月3日と2月4日の日があります。
 
2、新暦と旧暦は時間や季節のか数え方が違います。
  だから旧暦を新暦にすると・・・・数日から数週間すれが出てきます。
  
このような事情があるで、立春の日が定まっていません。
 
 
つまり、”豆まきをするのは節分の前日”なので、
立春が2月4日の年には2月3日、2月3日の年には2月2日に豆をまきます。
 
 
・本題の、飾りつけはいつするのか?
基本的には、正月行事が一段落する頃、
小正月の後1月16日~立春の2月4日まで飾ります。
 
ただし、お正月飾りのように、細かい決まりはありません。
”○○と△△は飾ってはいけない、□□までに飾らなければいけない”などありません。
お飾りは前日の一夜飾りでも問題ありません。
 
 
・次は、飾りの取り外しについてです。
立春の日の当日に取り外しますが、遅くても*雨水の日までには取り外します。
つまり、2月3日/4日~2月18日/19日に取り外します。
 
※雨水(うすい)の日とは
雪から雨に降るものが変わり、雪が積雪が最も深くなる時期ですが、
この日を境に雪が溶け始め、春一番が吹き、ウグイスが鳴き始める日の事です。
2月18か19日を指しますが、日が定まらないのは、立春と同じ理由だからです。
   
  
・最後に、取り外したあとの処分についてです。
捨て方は幾通りかあります。
 
1、塩でいわし飾りを清めて、白紙で包んで捨てます。
2、昔は、川に流していました。
3、普通の生活のゴミとして捨てます。
4、神社などで、引き取ってくれる場合があるかもしれませんが、
  近隣の匂いや野生動物が寄って来るなど問題が出てくるかもしれません。
 
一部の地域では、イワシを食べる習慣があるところもありますが・・・・・
流石に1月中旬から約2週間飾ったイワシは、
食べるには衛生上厳しいので、他の処理方法が良いでしょう。
 
※次に、何故イワシとヒイラギを飾るのかについてお話しします。
 
 

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節分の飾りのイワシとヒイラギにはどんな意味がある?

節分の飾りは、
柊(ひいらぎ)は、葉にあるトゲが鬼の目に刺さる、
もしくは葉のトゲで鬼の目を刺すためなので、鬼がが嫌う物です。
 
鰯(イワシ)は、臭いがきつい、焼くときの臭気と煙を鬼が嫌うため、
もしくは鬼を遠ざけるためです。
もう一つ説があって、鰯の臭いで鬼を呼び寄せて、
柊の葉の棘で鬼の目を刺すという説もあります。

これではどちらが鬼かわかりませんね^^
 
鬼は災いを運んでくる者であり、災いそのものでもあるので、
つまり、どちらも災厄除けのために飾るということです。
 
 
・柊や鰯を飾る習慣は全国的なものなのか?それとも地方の習慣なのか?
実際、この飾りを付けたことが無いという人もいます。
残念ながら、この習慣に関して信憑性のある統計は出ていません。 
 
しかし、
”鰯の頭も信心から”このような諺(ことわざ)が残っています。
 
この諺の意味は、
イワシの頭のようにつまらないものでも、信仰の対象になれば尊いものになってしまう。
という信仰と現実のギャップのたとえです。
 
または、第三者にとって価値のないつまらないものでも、
信じる人にとってはありがたい存在ということ。
 
このようなことわざが残っているので、恐らく全国的な習慣だと思います。
 
 ※次はどこに飾ればいいのか?みんなどうやって飾っているか?についてお話しします。
 
 

節分のイワシとヒイラギを飾り方と場所はどこ?

イワシとヒイラギを飾る場所は門口ですが、
最近は字にあるとおり門がない家もあります。
鬼はちゃんと家の出入り口にあたる、玄関から入ってくるので、
家や門など出入り口、玄関の戸口の上に飾るのが一般的です。
 
 
また、寒冷地方では屋外に飾ることが難しいので、玄関の内側に飾る場合もあります。
だから、マンションやアパートに住んでいて、戸口の上が難しいという人も、
玄関の内でも外でも構わないので、戸口のまわりにつければ大丈夫です。
 
飾り方は、人それぞれです。
紐でくくりつけてぶら下げたり、玄関付近の柵の隙間に差したり、
テープで貼り付けたりして飾るの事が一般的です。
 
 
それから、ヒイラギにイワシの頭を刺した一体のものを飾ります。
このことを、”柊鰯”といいますが、
西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、
やきさしなど色々な呼び方があり、
節分にいわしを食べる”節分いわし”の習慣があります。
東京近郊では、柊と鰯の頭の他に、
豆柄(まめがら、豆から実をとったあとのさや・枝・茎)
を加えて一緒に飾ります。
 
  

節分の飾りについて、最後に

各行事には地方によって様々な習慣がありますが、立春の節分に行う”豆まき”は全国的に知られているとおりです。
 
そして、飾りつけをしない家も多くなりましたが、
今年は、イワシとヒイラギを玄関や門の周りに付けて、
厄除けに、または厄を運ぶ鬼除けに付けてみてはどうですか。
 
 
※鬼嫁・鬼姑・鬼夫などには効力が無いので試さないでくださいね^^
 
→ 関連して、2月の年中行事について
 
  

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