あっとすしでほっとして

どんど焼きで焼く 団子と餅とみかんの作り方や食べ方

      2016/04/23

どんと焼き・どんと祭りは小正月1月15日前後に、正月のお飾り・お札・お守りやだるまさんなど、稲藁(いなわら)や竹で燃やす火祭り、ということはご存知のとおりです。
 
このとき、書初めをして失敗した紙も一緒にもやしますが、高く舞い上がると字の腕前も上達すると言われています。
 
 
そして、今回はこの火で焼いた食べ物についてです。
一年間無病息災で過ごす、またはその年の病を取り除くとも言われていますが、どんと焼きでは何を焼いて食べているのか、そんなお話をします。
 

スポンサードリンク

 
 

どんど焼きで焼く物 団子の作り方・食べ方

全国的にどんと焼きを行う地域の定番は”団子”ですが、一言で団子と言っても繭玉だんごと三食団子、焼き方や作り方まで色々です。
 
 
そこで、先ずは団子の作り方を紹介します。ここではレシピの紹介ではないので、サラッと流して見てください。
 

 
― 繭玉だんごの簡単な作り方 ―
1、ボールの中の上新粉に、ぬるま湯を少しづつ加える。
 砂糖を加えるなら、ぬるま湯に溶かして入れると良いでしょう。
2、目安の”耳たぶのかたさ”くらいまでこねます。
3、丸めます。大きさは地域や作る人によって変わります。
 とりあえずピンポンボールから一回り大きいサイズで。
4、大きめの鍋に沸騰したお湯へ入れて、浮いてきてから3~4分
5、焼いて食べます♪
 
○材料
・上新粉/白玉粉 50g
・ぬるま湯 38cc位
・通常砂糖は入れませんが、お好みでどうぞ(小さじ1~2)  
・柳の枝や長い竹串など 
 
※コツは焼く前日に柳の枝や竹串など濡らしておくこといいですよ。 

 

 
― 三食だんごの簡単な作り方 ―
1、食用色素(赤・緑)をぬるま湯に溶かしてから入れると混ぜておく。
2、3つのボールに上新粉を入れて、それぞれぬるま湯を少しづつ加える。
 砂糖を加えるなら、ぬるま湯に溶かして入れると良いでしょう。
3、目安の”耳たぶのかたさ”くらいまでこねます。
4、丸めて3色を串にさします。大きさは地域や作る人によって変わります。
 とりあえずピンポンボールの半分から2/3くらいのサイズで。
5、大きめの鍋に沸騰したお湯へ入れ、浮いてきてから3~4分。
6、そのままか、焼いて食べます♪
 
○材料
・上新粉/白玉粉 50g
・ぬるま湯 400cc位
・食用色素(赤・緑) 各少量
・長い竹串など 
 

  
 
さて、ここでは適当に作って貰えたとして、材料の白玉粉と上新粉?だんご粉と何が違うの?と疑問に思う人もいるかもしれません。だから、ちょっとだけの紹介をしますね。
 
 
白玉粉とは
もち白米が原料です。またの名を寒ざらし粉。
高級和菓子の材料の一種。
 
だんご粉
うるち米・もち米を精白した粉です。
うるち米が入った分、白玉粉やもち粉よりもコシの強いだんごができます。
 
上新粉
うるち米を精白した粉で、歯ごたえを楽しめるだんごができます。
業務用の菓子原材料として使われることが多いです。
 
 
結局どの粉を使ってもお団子は作れるので、新しく粉を買ってきてもいいし、家にあるいずれかの粉でもいいですよ。
 
 
問題の焼き方について紹介します。
写真のように直に焼く焼き方がありますが、
 
80 どんと焼き 団子
 
 
どんと焼きのときの火、焼き終わった後のおきびなど、
火力が強いのでこんな風に焼くのは難しいです。
 
 
どんと焼きのときは木に刺して、先っぽの団子を焼くものです。
 
80  どんと焼き2
 
 
この時に、アルミホイルにくるむと焦げ辛いので食べやすくなります。
この方法の良いところは、お団子以外にもお餅やサツマイモなど、色々な食材で使えるので、とっても便利ですよ。
 
 
 
お団子が余った時の食べ方を色々と紹介です。
すでにどんと焼きでお団子を食べて、それでも余っているということは、同じ食べ方だと飽きてしまいますよね。
 
そこで、お餅の代わりにこんなのはどうでしょうか?
 
・おしるこやぜんざいに切るかちぎって入れる。
・ずんだ餅風に、枝豆を潰して砂糖を加えて和える。
・色々和え物で、大根おろしや納豆・明太子など。
・すいとん汁など、意外なものに入れてみる。
 
何も甘いものだけがお団子ではありませんから、この他、自分だけ団子料理を創意工夫されてみてはいかがでしょうか?
 

スポンサードリンク

 

どんど焼きの餅の焼き方・食べ方

どんと焼きでは、お団子と同じくらい定番なのが、”お餅”です。
お団子派の人たちからすると、「なぜお餅なの?」と疑問かもしれませんが、実は、それなりに理に適っているんです。
 
 
鏡割りしたお餅を、家でお汁粉やぜんざいにして食べるのではなく、丁度、鏡開きのとき、どんと焼きの煙に乗って神様が田んぼや山に帰るので、神様にお供えしたお餅を、この行事で焼いて食べればご利益があるという訳です。
 
 
お正月にお供えした食べ物を焼いて食べるという考えが元になっている地域もあって、地方によって習慣や考え方が違うので、あくまでも、一つの考え方としてお餅もありなんだ、ということにしておいて下さい。
 
 
 
さて、気になる焼き方についてですが、団子のように棒に刺して焼くわけにはいきません。
つきたてのお餅なら、棒に刺して焼くことができますが、お供えした硬い餅は無理です。
 
 
ここで役に立つのが、先程のアルミホイルの登場です。
棒の上にお餅を乗せて、アルミホイルで包んで焼けば出来上がり!
と言いたいところですが、ここも難しいところです。
 
 
問題はお団子同様、焦げやすいことなんです。
 
本来は、遠火でじっくり焼くのが一番ですが、時間はかけたくありません。
そこで、くっ付かないアルミホイルに包んで焼きます。
 
 
それでも「焦げが心配だ!」という人は、
1、くっ付かないアルミホイルでくるむ。
2、濡らした新聞紙でくるむ。
3、更にアルミホイルで巻く。
 
  
この方法なら、ジャガイモやサツマイモ・玉ねぎやおにぎりなど、どんと焼きとはちょっと関係ないですけど、色々なんでも焼いて食べられます。とても有効かつ便利な手段ですね。
 
 
 
 

どんど焼きで焼く物 みかんやサツマイモ

みかんや柑橘類をお正月にお供えしたあと、焼いて食べる地方があります。
これを”みかん焼き”といいますが、実はあまり珍しい習慣ではありません。
※橙も焼いて食べる人はいます。
 
 
鏡餅の上には葉の付いた橙(だいだい)を飾りますが、一部の地方では、お正月に箱や袋ごとお供えします。
 
このお供えしたみかんを配るときに、”おさがり”という意味の”撤下(てっか)”という言葉を使って配ります。因みに、お供えするものを”神饌(しんせん)”と言うので、
 
正しくは、「撤下神饌(てっかしんせん)でございます」と言って配ります。
 
 
そして、このみかんを棒に刺して、どんと焼きの火と煙に巻かれて焼かれて食べると、お団子やお餅同様、1年間無病息災になるといわれています。
 
でもみかん焼き自体、普段から食べる人もいるので、どんと焼き以外でも、お魚焼きグリルなどで調理して食べてみてください。
 
 
○焼き方は、直火で全体を焼きます。
どんと焼きなので、棒に刺すかアルミホイルで棒に包んで焼きます。
 
○焼き加減は、まんべんなく外に焦げ目がつくまでじっくりと焼いてください。。
 
○食べ方は、皮ごと食べてもいいし、皮をむいて食べても構いません。
そして食べると缶詰のような甘いみかんに変身してくれます♪
 
 
 
サツマイモをどんと焼きで食べるということは、あまり耳にしないと思います。
おせち料理で栗きんとんは定番なので、芋自体登場することは頷けますが・・・。また、栗きんとんよりも芋きんとんを好む人もいますよね。
 
この辺は好みなので、どちらでも構わないのですが、サツマイモはお供え物というより、寒風で干して乾かして粉にして団子にしたり、裏ごしして栗きんとんにするなど、保存食や加工食品として重宝されてきましたんですよ。
 
 
ただ、折角どんと焼きで大きな火があるので、「じゃあ、焼きいもでもついでに」というノリで始まったようです。
でも、一部の地方ではお供えする人もいるので、餅やみかんと同じく、お供え物を下げて、どんと焼きの火と煙で、ご利益を得るということも成り立ちますね。
 
とりあえずは、ご自身の楽しみで焼いて食べて下さい。
 
 
 
 

どんど焼きで焼いて食べる物のまとめ

どんと焼き/どんと祭では何を焼くのか?と疑問になります。
 
焼くのは2種類、
竹か藁(わら)で正月飾りお守りなど神様に関係する物を焼くこと。
もう一つが、お供えしたものを食べて病気やケガをしないよう、この火祭りでお供え物を焼いて食べることで1年間の健康を願うということです。
 
 
お団子・お餅・みかんなど、どれも美味しく、有難く食べて、1年間健康でありますように。
 
 
粉の違いについて、 
→ 団子の白玉粉とだんご粉と上新粉と饅頭との違い
 
 

スポンサードリンク

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

 - 冬の行事 ,