あっとすしでほっとして

ダイヤモンド富士とは その仕組みと見れる時期や場所について

      2015/11/16

日本を代表する、富士山の名前とイメージは世界中で定着していますが、
この富士山を一目見ようと、海外や日本各地から多くの観光に訪れています。
 
そんな富士山の珍しい自然現象の一つに、ダイヤモンド富士というものがあります。
この珍しい現象を楽しみにしている一部の人は、
毎年カメラを持って観測スポットに殺到します。   
 
 
これが世間にも広まり、今や一度は見てみたい大人気の観光となりました。
このダイヤモンド富士とはどんな現象なのかを紹介します。
 

スポンサードリンク

 
 

ダイヤモンド富士とは?その仕組み

ダイヤモンド富士とは、富士山の山頂部分と沈む太陽が重なる現象のことです。
この呼び名の由来は、皆既日食のとき太陽がダイヤモンドのように見える現象が、
”ダイヤモンドリングと呼ばれているため、
富士山で起こるこの現象をダイヤモンド富士と呼ぶようになりました。
 
因みに、湖面に映って、二つ見えることを”ダブルダイヤ”と呼び、
太陽と反対に、月が重なる現象を”パール富士”と呼びます。
 
 
 
実はこの現象、富士山が見える地域なら、
いつでもどこからでも見れるというわけではありません。
富士山の東か西に位置する場所で、気象条件がよくなけでばいけません。
ただし、1年に2回見る機会があります。
  
冬至の頃から4月上旬くらいまでと、7月中旬頃から冬至頃まで2回チャンスがあります。
毎日、太陽が昇る位置と、日の沈む位置が変わるので、
条件が合えば、山頂の真ん中に沈むのが見れるときがあります。
 
しかし定義として、
ダイヤモンド富士とは、山頂の真ん中に太陽があるときだけで、
横にちょっとずれたような状態は、この現象の対象にはなりません。
 
 
そして、
富士山を西側から見たら、日の出のダイヤモンド富士が見れ、
東側から見たら、日の入りのダイヤモンド富士が見られます。
  
 
※それでは次の章で、”いつ・どの辺りで・いつ頃”、見れるのかを紹介します。
 
 
 
 

ダイヤモンド富士を見れるその時期は

日の入りのダイヤモンド富士は、山頂に日がかかるまで準備時間をとれることと、
日が沈むタイミングが目で見て良く判るので、写真におさめやすいです。
  
またある程度開けた場所も必要になってくるなど、色々な条件を考えると、
日の入りより日の出の方が見に行く人が多い分、情報も多くなってきます。
  
  
先ず12月、北から日の入りのダイヤモンド富士が見れる場所と時期を紹介しますね。
  
  
この図の通り、富士山と各地で観測・撮影ができる場所と時期になります。
白い部分でダイヤモンド富士を見ることができます。
 
75  ダイヤモンド富士とは その仕組み
 
 
日の入りが見れる冬至付近の日付ラインには
12月17日頃の富士見テラス、
12月20日頃の高尾陣場自然公園 高尾山の山頂、
12月22日頃の野田市 玉葉橋(ぎょくようばし)付近など。
 
 
日が沈む位置が少しづつ北へ移動すると、観測・撮影できる位置も南へ移動。
3月中旬頃には横浜の大桟橋や木更津などが見頃になります。
 
日が沈む北限に近づくと、4月中旬の小田原や、5月中旬の館山が見頃になります。
 
そして、また日が沈む位置が南へ移動し始めて、
観測・撮影できる場所が北へ移動します。
  
  
因みに、日の出を見る場合は反対の場所で待ち構えていればいいのですが、
平地が少ないので観測スポットが限られてきます。
 
これが、ダイヤモンド富士を1年の間に2回望める仕組みなので、
見に行こうと思っている場所の日付に合わせて準備をしてください。
 
 
 
 

スポンサードリンク

ダイヤモンド富士の見える場所や範囲はどこか

具体的にダイヤモンド富士が見える緯度はというと、
日の出を見るなら、
富士山の西側、南北35度以内の範囲となります。
日の入りを見るなら、
富士山の東側、南北35度以内の範囲となります。
  
日の入りのダイヤモンド富士が撮影された最北端は、
富士山の北東に位置する、約190km離れた茨城県鉾田市の海岸付近です。
 
 
そして日本全国で綺麗にダイヤモンド富士が見える所は、
ほんの数か所しかありません。
その条件はたったの3点です。
 
・富士山にある程度近いこと
・天気が良くて空気が澄んでいるとき
・アクセスがある程度容易なこと
 
 
冬至の頃は高尾山と山中湖周辺、冬の間は山中湖周辺。
春は空気に湿度が混じるので、鮮明に見づらいことが多くなりますが、
小田原付近の高い場所となります。
 
→ 冬至のダイヤモンド富士 高尾山と山中湖について 

 
 
因みに、撮影好きには当然かもしれませんが、
撮影方法はオートで撮ってもいいのですが、通常はマニュアル操作になります。
 
なぜなら、陽光が急激に落ちてくるのに合わせて、
数秒単位で設定を変えなければなりません。
これは、基本的にはオートでは追いつけない作業です。
 
基本設定で多いのはISOは100 / F値は10くらい。
明るさはシャッタースピードで調整、ホワイトバランスはお好みで。
細かい数値はその日・その時のタイミングによって変わってきます。
  
  
でも、”ちょっと記念に”くらいの撮影なら、
当然スマートフォンやデジカメのオートでも、十分満足のいく写真が撮れますよ。
 
だから、壁紙用にちょっときれいな写真が欲しいなと思ったら、
ベストタイムの1時間くらい前には撮影場所に着いていて、
何度か撮影の練習をするといいでしょう。
  
 
 
 

ダイヤモンド富士の仕組みのまとめ

富士山の山頂の真ん中に太陽が合わさる現象をダイヤモンド富士と呼びますが、
太陽が昇る位置は毎日少しづつずれて行くので、特定の日の特定の場所でしか見ることはできません。
 
ダイヤモンド富士の情報は、長年の多くの人の研究に基ずいた成果です。
 
決まった範囲の決まった時期、そして天気が良くないと見れない現象なので、
綺麗に見れたり、写真に取れたらラッキーと言っていいでしょう。
興味のある方は是非お見逃しなく、挑んでくださいね。
 
 
※高尾山など類似記事
→  東京・神奈川の紅葉とハイキングへ電車とバスで行く   
→  車椅子やベビーカーで高尾山の紅葉と山頂から富士山が見れるか?   
 

スポンサードリンク

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

 - 冬の行事, 旅行・観光