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2月 年中行事に関わる習慣や食べ物や縁起物と直会と室礼

   

年中行事とは、毎年決められた時期に行われる行事のことです。
元々、日本では宮中での行事を指していましたが、
今では全国・世界的な事も含んで呼ぶようになりました。
分かりやすく言えば、毎年決まっているイベントということになります。
 
2月の年中行事と、2月を表す食べ物・季節の言葉などを紹介します。
 
 

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2月の年中行事と季節の習慣

2月は如月と言い春の節分の月です。
 
節分とは季節の変わり目のことを指しますが、
新春の節分は、1年の始まりと命が芽吹く始まりの変わり目から特別な意味を持ちます。
この季節の変わり目、”節分”に鬼を祓って春を迎える大事な月です。
 
 
豆まき
枡に豆を入れて神棚に供えておきます。
そして節分の夜(立春の前日の夜)に一家の主が跡取り息子を従えて、
「鬼は外!、福は内!」と豆をまいて家じゅうをまわって、外の戸を閉めました。
 
 
この豆まきに出てくる鬼は、
病気や不幸事など、悪いことを運んでくると考えられていた為、
豆をまいて鬼を祓い、新しい春を迎えるために家中の厄払いの為に行います。
 
 
元々この習慣は、中国で”追儺(ついな)”と呼ばれた鬼払いの行事で、
疫病が流行った700年頃始まり、日本に伝わったといわれています。
豆をまくのは、五穀(米、麦、ひえ、あわ、豆)に災いを払う霊力があると信じられ、
既に室町時代には定着していて、1425年の節分に”鬼大豆打”と記述も残っています。
 
 
 
 

2月を表す食材と料理と縁起物

- 2月を表す 縁起の良い食べ物 -
・豆
鬼の目とは”魔目”(マメ)に打ち勝つための道具、豆(マメ)が用いられました。
実際は硬い乾燥大豆を使って、福豆は炒った大豆を実年齢足す1個を食べます。
 
・鰯(イワシ)
焼いたとき、悪臭がするので、鬼が嫌がって逃げるために飾りました。
  
   
- 2月の縁起物 -
・枡(ます)
元々は、穀物や酒などの分量を量る為のものとして、長く使われてきました。
春の節分には豆まきの豆を、この枡に入れて神棚に備え、
節分の*室礼としてきました。
※室礼については次の章を参照
 
・お多福
顔が丸く・細い切れ長の目・低い鼻の顔をしたお面は、
福をもたらす顔として親しまれてきました。

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お亀、阿亀(おかめ)、お多福、阿多福(おたふく)、お福(おふく)、
乙御前(おとごぜ)、は乙(おと)など呼び名が色々残っていますが、
全てこの顔が元の日本最古の踊り子とされるアメノウズメが由来しています。
 
アメノウズメとは、
700年代の頃、神楽を舞った女官で、猿女君(朝廷の祭祀に携わってきた氏族の一つ)
の始祖のことです。
  
・あたり棒
すり鉢で使う、擂粉木(すりこぎ)のことです。
”お金をする = なくす”という意味を避けて、
”あたり鉢”、”あたり棒”と言葉を入れ替えて使いました。
このあたり棒(すりこぎ)は、鬼の持っている金棒に敵対する武器として位置付けられています。
 
 
- 2月を表す植物 -
・南天
メギ科ナンテン属の常緑低木で、名前の由来は漢名の”南天燭”の略。
なん = ”難を転じる”という意味で、福をもたらすという意味の季節の木です。
 
・柊(ヒイラギ)
冬に花が咲くので冬の木で、クリスマスにも用いられる季節の木です。
この植物の葉にはトゲがあって、鬼の侵入を防ぐといわれてきました。
だから、日本では2月を表す季節の木と位置付けられています。
 
・椿(ツバキ)
木へんに春と書くので、春を表す季節の木です。
  
  
  

直会と室礼   季節の言葉

直会(なおらい)
直会とは祭礼で神様に供えた飲食物を、神事の最後に一同で供え物を食べることです。
神様に供えたものを食べるということは、神様の一部を体に取り込むとい意味が込められていました。
 
語源は”直り合い”という言葉から由来して、”直る”とは平常の状態に戻るという意味です。
祭礼にのぞむという事は特別な状態を表し、神事の後、平常に戻すために”直会”行いました。
 
 
室礼(しつらい)
めでたい儀式の日に、家の各所に調度を立て、室内を装飾することです。
平安時代頃から伝わる言葉で、室礼・鋪設・補理などと、いくつか書き方があります。
当時は娘の*女御(にょうご)や婿取り、客を招いての宴、移転など、
晴れの祝いの日に寝殿の母屋・庇(ひさし)に調度を立て室内を飾ったとあります。
 
※女御(にょうご)とは、天皇の寝所に侍した高位の女官のことです。
 
 
 

2月年中行事のまとめ

1月の新年に続き、2月は春の訪れを告げる月なので、めでたいことが続きます。
特に春を告げる春の節分には豆まきが習わしで、鬼という良く無い物を家から追い出し、
きれいな状態で春を迎えるという習慣だということです。
 
しかしそうはいっても、現実の2月はまだまだ真冬の真っ最中。
暖かくして、もう少し現実の春を待ちましょう!
 
 

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