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乾杯と献杯の挨拶の違い 葬儀と祝いの挨拶の流れ

   

子供でも口にする乾杯という言葉がありますが、
その反対の献杯(けんぱい)という言葉の素性をよく知らない、
という人もいるのではないでしょうか?

また、急なご不幸事や法事で急に挨拶の段取りしなければ、
というときには困ってしまいます。   
   
献杯と乾杯の使いどころと、
献杯を使うときの挨拶や挨拶の流れなどを紹介します。
  
  

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乾杯と献杯の違いと挨拶

一言で違いの説明をするとしたら、
 
お祝いなど、おめでたい席では”乾杯”(かんぱい)
法事など不幸のときの席には”献杯”(けんぱい)
 
と言ってから、会食を始めます。
 
 
 
- 乾杯についてのお話し -
昔から続く習慣のように思うわれがちですが、
この習慣は近代になってから始まりました。
 
元々はヨーロッパの習慣で、女王陛下の健康を祝して行っていました。
1854年江戸末期、日本とイギリスで親和条約が結ばれたのち、
日本から数名が詳細を決める交渉にあたりました。
 
最後の晩餐(ばんさん)会でイギリス代表者から乾杯の習慣を教わります。
日本にはそのような習慣はなかったので戸惑いましたが、
井上清直が”乾杯!”と叫んだのが始まりといわれています。
 
その後、日本では祝い事やめでたいときに行うものとして、
この習慣が日本全土に広まりました。
 
 
 
- 献杯について -
現在の日本では”法要後のお斉”(おとき = 会食)の時は、
施主がお礼の挨拶をしてから、献杯(献杯)するのが習わしとなっています。
 
実は、献杯は義務ではありません。
しかし、来てくれた方達からすれば、
献杯をしないと料理の箸をつけづらいという気持ちが本音でしょう。
余程の理由がない限り、献杯をした方がスムーズに事が運びます。
 
因みに乾杯の挨拶の後はグラスを当てますが、
献杯のときは、グラスは当てず沈黙します。
 
 
献杯の語源は、詳しくは不明です。
乾杯という言葉が始まった江戸末期頃、
その反対の不幸事という意味が始まりではないかと予想します。
 
 
 
 

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献杯と葬儀での挨拶の流れ 一周忌・通夜・49日

 
- 献杯の挨拶について -
”家族や親族代表の御礼のご挨拶”と”ご献杯のご発声”の二つの挨拶があります。
 
御礼のご挨拶とは、参列してくれた方々へ、
親族を代表してお礼の挨拶を述べることです。
 
 
ご献杯のご発声とは、会食前にかける声で、
一般的に”故人〇〇様を偲んで献杯!”と言うだけで十分です。
(多少のスピーチがあっても問題ありません。)
 
 
入れる文言は
 
1.お越しいただいた労を労う言葉
2.法要が滞りなく終了した御礼
3.粗餐を用意し振舞う旨
4.故人様を偲ぶ旨
 
最低でも上記4点は皆様にお伝えいたしましょう。
 
 
- 法事 通夜・四十九日・一回忌 -
法事の時の挨拶は慣れないことですから大変です。
例えば、「私達はしっかり生きていこうと決意します~」というような言い方になります。
 
 
しかし、そうは言っても急なことですから話をまとめるのも大変だと思います。
先ずは通夜から葬儀までの一連の挨拶の流れと、
通常は誰が挨拶をするものなのかを紹介します。
 
 
お通夜では
1、通夜の挨拶 (喪主)
2、通夜の振る舞い 通夜の後の食事前の挨拶 (喪主)
3、通夜振る舞い 食事前献杯の挨拶 (親族の代表者)
 
告別式では
1、告別式 出棺時の挨拶 (親族の代表者)
2、お清め 精進落し (喪主)
3、お清めの時の、献杯の挨拶 (親族の代表者)
 
 
挨拶の文言が思いつかない、挨拶分を作れないなど、急な時には困ってしまします。
そんな時は、葬儀屋さんが詳しいので尋ねてみるといいでしょう。
 
余程不親切な葬儀屋さんでない限り、定例文を紹介してくれたり、
簡単な文面を作ってくれる場合もあります。
 
 
 
- 法事での会食の時の挨拶 -
四十九日や1周忌って献杯の挨拶は
 
「今日は、わざわざ御足労いただきありがとうございました。
 ささやかながら、租酒租飯をご用意させていただきました、
 どうぞごゆっくり御寛ぎください」
 
この様な内容に沿っていれば、特に決まりはありません。
 
 
前にもご紹介しましたが、基本的に献杯は”義務”ではありません。
しかし、献杯が無いと箸をつけ辛いので、
施主の挨拶の後、親族や、故人と親しかった方などが献杯の発声を行います。
その方が場が引き締まって良い会食になると思います。
 
 
- 挨拶者の選出について余談 -
法要(会食)の挨拶・献杯は誰が行うべきか?
人それぞれ、家庭環境が異なるので、一概に”誰”と決められません。
 
 
昔は長男が家の後継ぎに、いなければ長女が後継ぎでした。
また、昔は男性主体だったので、挨拶もその名残もあったかもしれません。
しかし、近年はどのような挨拶も献杯も、性別が関わることは無くなっています。
故人と親しかった方、年長者などにお願いするといいでしょう。
 
 
 

乾杯で祝いの挨拶             

乾杯は既にご存知の方が殆どだと思います。
ただし、結婚式・還暦のお祝い、新年会や忘年会、
会社やクラブの発足式など様々な場面で挨拶の仕方も多少異なると思います。
挨拶内容は様々な状況があるので、ここでは触れません。
 
 
乾杯の基本的な流れ
1、出席者全員に飲み物が行き渡るようにします。
2、全員がグラスを手に取る
3、代表者が”乾杯!”の発声
4、全員が”乾杯”と発声して、お互いグラスを当てます。
5、飲んでも、飲まなくてもグラスに口を付けます。
6、グラスを一旦置いて、全員で拍手
 
 
5と6に関して行わない方も結構います。
特に若い方は”乾杯”をして飲むことがメインなので忘れられがちです。
おめでたい公共の席では一連の動作として、
 
5の、飲む / 飲むふりでも良いので口を付ける
6の、グラスを置いて拍手
 
この二つを忘れずに実行してください。
 
 

乾杯と献杯のまとめ           

乾杯と献杯は常に人生について回る習慣です。
乾杯は様々なところで経験してきているので、何の心配もいらないでしょう。
しかし、献杯はご不幸事なので滅多に献杯の音頭をとることはありません。
  
 
不慣れなことかもしれませんが、献杯の知識があればいつか役に立つでしょう。
それまでは、沢山の”乾杯”で、人の幸せをお祝いをしたいですね。
 
 

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