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ラムネは味も名前も元はレモネード?いつ誰が作ったの?

   


夏の縁日やお祭りでよく見る、昔を彷彿させる瓶に入ったラムネ。カタカナで書かれていますが、日本の伝統の飲み物と思われがちですが、残念ながら、海外から伝来した飲み物なのです。日本ではいつ頃、誰が、作った飲み物なのか紹介しますね。
 

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ラムネの味と名前の由来はレモネード?

昔から、お祭りや駄菓子屋さんで見かける、懐かしい飲み物のラムネは、日本ではいつ頃、どこで、作られたのでしょうか?

日本でのラムネの発祥は不明!
 
レモネードが訛ってラムネになった!
 
日本に伝わった年代は不明だけど、開国頃!
 
ご存知の通り、現在、日本のラムネと北米のレモネードは、味も見た目も成分も待ったく異なる飲み物です。それぞれ、飲み物としての定義は次の通りです。
レモネードとは?
「レモン果汁+ 砂糖+ 水/炭酸水」を混ぜた飲み物のこと。
 
ラムネとは?
「砂糖+ 炭酸水+ 酒石酸/クエン酸+ レモンの香料」を加えた飲み物のこと。
 

ラムネはいつ頃作られたの?

実は、いつどこで作られたのは、はっきりとした経緯は判明していません。現在、はっきりしている、日本のラムネの歴史は次の通りです。

1850年頃
オランダから伝わった炭酸水を「オランダ水」と呼んでいました。これがラムネの始まりという説があります。
 
1853年
アメリカのペリーが来航したときに持ち込まれた炭酸水を「ポン水」「鉄砲水」とも呼ばれていました。この時にラムネが伝わったという説があります。
 
1868年(明治元年)
イギリス人のノースリー氏が、横浜で製造販売したのが日本で最初のラムネといわれている。
 
1868年
東京の築地居留地が開設したとき、入船町で中国人の蓮晶秦がキュウリの様な細長い瓶で売り始めます。蓮晶秦の下にいた鈴木乙松が独立して横浜で売り始めました。同時に神戸居留地も開設され、製造販売が行われました。
 
 

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キュウリ瓶とコレラとラムネの歴史!

ペリーが来訪したとき、ラムネが披露されたと伝わっています。でも、商品としてラムネが伝わったのは、長崎、次に神戸や大阪、そして横浜に伝わったという説が濃厚です。日本で製造販売された決定的な事は不明ですが、次の様な歴史があります。

1865年、藤瀬半兵衛が長崎で製造販売を始めたという説。
 
1872年5月4日、東京で千葉勝五郎がラムネの製造販売を始めたという説。
 
1872年5月4日、日本人に初めてラムネ製造許可が下ります。同日に製造して販売が行われたかは不明。
 
1881年(明治14年)、鈴木乙松氏が、横浜で洋水社を設立してラムネの販売を開始する。
 
1886年(明治19年)、猛暑の夏、コレラとラムネが大流行する。
 
1892年(明治25年)、アメリカで王冠蓋が発明され、ボトルの形状が現在の様な形に代わり始める。
 
1895年(明治28年)、日本では、キュウリの様な瓶からビー玉入りの瓶に変わる。海外ではこの形状のボトルが無くなっていく。
 

洋水社とは?

1881年に設立されたラムネ製造販売会社のことです。当時、最盛期には約200人の社員が働いていました。因みに、当時のラムネの値段と、物価や収入は次の通りです。

ラムネ・・・1ダース/23銭
 
お米・・・1俵/約2円50銭
 
石工・大工・・・日/40銭(最高給料職人職)
 
住み込みの下男・女・・・月/1円前後
 
巡査初任給・・・月/約6円
 
一般官吏・・・10~15円(官公庁・軍など)
 

ラムネとコレラの関係は?

コレラが大流行した頃、「ガスを含む飲料はコレラ予防に有効である」という記事が新聞に掲載されたことで、ラムネの販売量が急増しました。この頃は、朝も夜も製造しっぱなしにしても、需要に追い付きませんでした。
 
コレラ対策として、経口補液を摂取する治療方法が行われていました。「水、ブドウ糖、塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、塩化カリウム」を混ぜた物で、薬の無い当時、ラムネで脱水症状を和らげようとしていました。
 
 

最後に一言

ラムネはレモネードから変化した言葉で、レモネードとは炭酸で割ったレモン水、甘いレモン水の事です。ラムネ伝来はペリー来航の1853年と言われています。。日本人のラムネ製造開始は1872年5月4日で、製造許可が下りた日なのです。だから、5月4日はラムネの日に指定されているんですよ。
 
それでは、縁日でラムネを見かけたら、語源や昔はコレラの治療に使われていた事を話題にしてみては如何でしょうか?また、5月4日にはラムネを思い出して下さいね。
  
 
 

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