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素麺の発祥と語源と漢字の変化!別な意味の隠語とは?

   


さっぱりした物を食べたいときに活躍する素麺は、日本食には欠かせない保存食の一つですが、日本独自の食材かと言われると首を捻りたくなります。そんな素麺の始まりと語源、そして、脇道に反れますが、素麺が由来の隠語について紹介しますね。
 

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素麺の語源と発祥は?

「素麺」。この言葉は、元々「索麺」と書き、中国大陸から伝わりました。索麺の、「索」とはなわ/つなという意味で、「麺」とは現在と同じ、小麦粉を練った細長い食べ物の事です。
 
つまり、索(なわ/つな)のような麺(めん)という意味で名付けられたと伝わっています。
 

日本へ素麺伝来したのはいつ?なぜ索麺から素麺に変わったの?

日本では、隋か唐の7~8世紀頃(飛鳥時代~奈良時代頃)、「索麺」「索餅」が登場します。ただし、日本での文献上「索麺/素麺」の初見は、鎌倉時代後期頃なので、北宋の時代に伝わったという説もあります。後に、この文字が「素麺」に変化して現在に至っています。

「索麺」が変化する→ 「素麺」
 
残念ながら、素麺に変化した具体的な語源は不明です。ソウメンという言葉と漢字の変化の諸説は次の通りですが、いずれにしても索麺が元と考えられています。
「索麺・サクメン→ ソウメン」
「索が素に書き換えられた」
「細物麺・ホソモノメン→ ソウメン」
 

素麺とそうめんの違いは?

因みに、「そうめん」と呼ぶ食べ物は、索麺が元になっている事は説明した通りですが、元々、素麺と書くと白い麺という意味なので、「うどん、冷麦、ほうとう、そうめん」など、白い色をした麺全般ということになります。
 
つまり、索麺のはつ音が変化してそうめん、素麺が小麦粉で出来た白い麺のところ、現在は細い麺のことを「そうめん」と呼んでいます。
 
 

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素麺の成分は?今と昔で同じ?

語源や由来はこの辺にしておいて、日本のそうめんとはどんな食べ物なのでしょうか?先ほどの説明だと、白い麺全般が素麺という事になります。辞書によると次の通りになりますが、基本的には小麦粉でできた麺に油を塗って干した食べ物の事です。

小麦粉に水と塩などを入れて混ぜ、植物油を加えて練り、細く引き伸ばして天日で干した、ごく細の麺。
茹でたり、煮込んで食べる。
日本国語大辞典・小学館
 

そうめんは何で作られているの?
「小麦粉+ 食塩+ 水」を混ぜて良く練る。
「食用油」を塗る。
「引き延ばす+ 乾燥+ 熟成」させて完成。

 
※小麦粉、塩、水、食用油で作られています。
 
※この時使われる食用油とは、「ごま油、くるみ、かやの実、綿実油、なたね油、えごまの油」などが使われます。
 

そうめんの定義とは?

そうめんとは「長径1.3ミリ以下」の麺のこと。因みに、きしめんは「幅4.5ミリ以上、厚さ2.0ミリ未満」、うどんは「直径1.7ミリ以上」、ひやむぎは「長径1.3ミリ~1.7ミリ」の麺の事です。日本の麺の分類に油の有無は関係ない、ということになっています。
 
 

素麺の隠語!別の意味があるの?

ここで、ちょっと話題が変わります。この「素麺」という言葉は、食べ物のことを指していますが、一部では隠語(仲間や一部の組織だけが理解できる専門用語)に使われています。
 
・盗賊の隠語で「そうめんをくう= 逮捕される事」を指します。
 
「捕縄する事」「巡査」「巡査が持つ捕縄」などの事で、読み方は「こくしゅう」といいます。
 
「元結・もとゆい」の事。元結とは、髪の髻(もとどり)を束ねる、紐や糸の事で、昔はは組紐や麻糸も使用していました。
 
索麺の「索= 縄」を食うからお縄になる。または、細い麺の見た目が縄の様なところから、このような隠語がうまれたを考えられています。
 
 

最後に一言

今まで食べてきた素麺は、大陸から伝わり、様々隠語が作られてました。それでは、これからも素麺料理を楽しんでください。
 
 
 

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