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椿でお茶を作るには?利用の歴史と旬の季節は?

   


 
植物学上、お茶と同種類の椿は、椿は様々な目的で使われてきました。近年では椿油の原材料や鑑賞植物というイメージがあると思いますが、千年以上昔から利用されてきた椿は、何に使われたのかなど、椿の利用と食物の季節について紹介します。
 

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椿でお茶は作れる?

「椿はお茶にはならない!」と言われてきました。理由の一つとして、お茶特有のカフェインが無いからという説があります。実は、そんなことはありません!ちゃんとお茶として飲まれているんですよ。
 

椿茶とは?

椿茶には2種類あります。一つは「椿の葉」を利用したお茶。もう一つは「椿の枝」を利用したお茶があります。

椿の葉・・・干した椿と茶の葉を混合させ手作った物。
 
椿の枝・・・火で炙ってお湯に入れた物。
 

椿茶の作り方は?

〇「椿の葉」を・・・

1、綺麗に洗う
 
2、空煎り(柔らかい葉)か蒸す(硬い葉)
 
3、熱いうちに揉んでほぐす
 
4、干して乾燥して完成!
椿茶を作っている会社がいくつかあります。ただし、椿と茶の混合比は各社によって異なるので、一概には説明できません。椿x茶が、1x9、3x7、8x2など、まちまちです。自分で作る場合は、自己責任で、お好みの配合で作ってください。

〇「椿の枝」を・・・

1、椿の”枝”を切ってくる。
 
2、表面を洗う。
 
3、直火で軽く炙る
 
4、お湯に浸けて完成!
 
※参考:国立青少年教育振興機構
これらの、お茶にする椿は「やぶ椿」という種類です。椿にはどんな種類は後ほど説明します。お茶の他にも、椿は何に使われてきたのか、紹介しますね。
 
 

椿の利用方法と利用の歴史!

近年、椿油の利用が広まり、油や整髪剤として活用されています。また、江戸時代頃にはすでに整髪料として定着していました。でも、日本で椿が利用され始めたのは約1300年前の飛鳥・奈良時代に遡ります。
 

朝廷に納める材料?

最古の資料と思われますが、正倉院の資料に「卯月杖」奉るとい、次の様な記録が残っています。
 
奈良時代・・・「卯月杖」「大学寮、杖八十枚献る(たてまつる)」
 
平安時代には・・・「杖の献上」と、その材料に「焼椿十六束、皮椿四束」「焼椿・皮椿五束」
 
この「卯月杖」とは中国伝来の物で、新年最初の卯日には「卯日の木」で邪気を払う。という習慣がありました。初卯の日とは、最初の兎の日の事で、卯月杖とは「椿で作った杖」の事です。
 

現代の椿は何に使われているの?

室町~江戸時代頃から、大名や公卿が園芸に好んで活用していました。それは現代も変わらず、園芸に使われています。
 
すり減りずらいという特徴のある木なので工芸品や木細工に、日本酒の醸造には灰が必要で椿の灰が最高級品、炭の質が良いことから大名が手を炙る木炭に好まれてきましたが、伐採などで成長しきった大きな椿が激減した為、現在では入手困難とされています。
 
椿油は、高級な「食用油」「整髪料」「燃料油」として生活に活用されてきました。
 
 

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椿はどんな植物?種類と季節は

この様に、生活に密着している植物の椿ですが、もう少し詳しくどんな種類の植物で、いつが季節の植物なのでしょうか?
 

「椿・ツバキ」とはどんな植物?

椿は「ツツジ目・ツバキ科・ツバキ属」の木で、類似種に山茶花(サザンカ)や茶(チャ)があります。いずれも、全てツバキ属の植物となります。
 
原種・野生種は次の種類があります。
・本州を中心に藪椿・ヤブツバキ/山椿
 
・寒冷地には雪椿・ユキツバキ
 
・中国付近原産の侘助・ワビスケ
 

椿の季節と日本と中国の椿は違う?

元々、中国のツバキは「山茶」「海石榴」と書きます。椿と書いたら「香椿・チャンチン」というセンダン科の木を指します。
 
日本では、「春+ 木= 椿」で、春に花を咲かせる木、つまり春の木というのが漢字の由来となります。つまり、椿とは国字となります。
 
因みに、冬~春に咲くのが一般的で、ヤブツバキは2月頃~4月頃、ワビスケは12月~4月頃、カンツバキは10月頃~12月頃、ユキツバキは4月~6月頃
 
 

最後に一言

椿には数百種類(700種類以上)と言われています。どれも原産はヤブツバキ、ユキツバキ、ワビスケ等から布た物と考えられています。その内、主にヤブツバキがお茶に利用されていて、葉や枝でお茶が楽しめます勿論従来のお茶とは異なりますけど。それでは、椿茶をお楽しみくださいね。
 
 

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