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9世紀に始まった人吉おくんち祭はどんな祭り?見どころと詳細は?

   


 
熊本県に、千年以上続く秋の伝統のお祭りがあります。そのお祭りが「人吉おくんち祭」で、2006年には1200回目の開催を記録する程、長い歴史があります。そんな人吉おくんち祭の始まりの背景と、見どころと、開催日程の詳細を紹介しますね。
 

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人吉おくんち祭の歴史と祭りの内容は?

「おくんち」とは、9月9日(重陽・ちょうようの節句)の秋に収穫を感謝する行事ですが、この人吉おくんち祭は、少し異なる「鎮火/火災防止」祈願となります。そんなお祭りの由来と歴史は、どうなっているのでしょうか?
 

人吉おくんち祭の始まりは?

平安時代初期(794年~1185年)、806年9月9日に青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)が建てられ、この神社の始まりと、この時期は風が多いことから、鎮火祭りとして始まった行事です。
※この時期の風を「くんち風」といます。
 

人吉おくんち祭の歴史は?

西暦806年9月9日に阿蘇神社から分霊されて、青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)が建てられ、御祭神は、阿蘇大明神と呼ばれる阿蘇の神、健磐龍命(たけいわたつのみこと)となります。
 
開催時期は、毎年旧暦9月9日の例祭を中心に数日間行われていました。現在は、太陽暦に合わせて「10月3日~10月11日の9日間開催」され、「神事は10月8日と9日」に行われます。
 
 

人吉おくんち祭の見どころは球磨神楽?

お祭りというと、縁日を回って、催しを見るというイメージがあると思います。それでは、このお祭りの見どころ、長年続く神事と神楽の奉納について紹介します。
 

人吉おくんち祭の神事は?

9月9日の重陽節句には菊を用いるので、菊の節句とも呼ばれています。そんな菊を使った「菊祓・きくばらい」、幸福を願った「献幣式・けんぺいしき」があります。

菊祓・・・10月8日、早朝の5時に祭典が始まります。境内、奉仕者、祭りの旗、祭りに使う道具などが、白菊を使ってお祓いされます。最後に3種類の神楽があります。
 
献幣式・・・入魂式ともいいます。朝10時半から、平和・地域発展・参列者の幸福を祈願する、儀式が行われます。午後には子供と大人の神輿を対象に、この儀式が行われます。
 

人吉おくんち祭の神楽とは?

「球磨神楽」と呼ばれる神楽が、「10月8日の夕方」に奉納されます。最後には”餅”が投げられて、”福”を持って帰ることができます。お祭りと違い、この神楽は室町時代に始まったとされます。

球磨神楽・・・神楽殿にて、10月8日夕方~約3時間
 

神幸行列とは?

「チリン旗」を呼ばれる、約8mの竿先に剣と大鈴が付いる旗で、「チリンチリン」と鈴を鳴らして、行列の先頭を歩きます。行列のメインは、神社に伝わる二つの神輿、他にも子供神輿、8頭の獅子、騎馬等があります。この獅子に噛んで貰うと、その年は無病息災になると言われています。
 

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人吉おくんち祭のスケジュールと詳細は?

ここまでは神事と神楽の紹介をしてきました。今度は、10月3日から最終日までの、人吉おくんち祭の日程を紹介しますね。
 

人吉おくんち祭の日程は?
10月3日・・・鎮火祭(この時期と祭り期間中の火災防止祈願)
 
10月5日・・・獅子奉仕者抽選式(24人の枠の神幸式登録)
 
10月8日・・・菊祓(朝5時)、献幣式(朝10時半)、球磨神楽奉納(夕方~3時間)

10月9日・・・神幸式(神幸行列が町や球磨川を回る)、スポーツ大会・演芸大会開催
 
10月11日・・・報賽・ほうさんさい(朝11時のおくんち祭で締めくくる)

人吉おくんち祭の詳細は?
・期間・・・毎年10月3日~10月11日
 
・神幸行列・・・約2000人が参加
 
・場所・・・熊本県人吉市上青井町118
 
・アクセス・・・JR肥薩線・人吉駅→ 徒歩約5分
 
・お問い合わせ・・・青井阿蘇神社/ 0966-22-2274
 
 

祭り以外にも青井阿蘇神社は見どころ?

お祭りに行けなくても、国宝に指定された青井阿蘇神社は必見!じっくり建物を見てみてはいかがでしょうか?
 
 

最後に一言

熊本県人吉市の青井阿蘇神社の「人吉おくんち祭」は、平安時代から現代まで途切れくことなく続く、数少ない日本の祭りの一つです。それでは、現代に残る貴重なお祭りをお楽しみください。
 
 

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