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玉の輿の使い方と語源は?逆玉の輿の使い方は正しい?

   


 
結婚話のとき、収入に関わる話題はどうしても避けて通れません。そして、つい夢を見て、高収入の相手と結婚する「たまの輿に乗る」という話題が出ることも珍しくありません。そこで、本来、たまの輿とはどんな意味で、どんな使い方が正しいのでしょうか?
 

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たまの輿とはどんな意味?

「たまの輿に乗る」という言葉がありますが、この「たまの輿」とはどんな意味なのでしょうか?
 

たまの輿の意味は?

結婚したら急にお金持ちな暮らしができる。というイメージがあると思います。辞書には次のように説明されています。

- たまの輿とは? -
 
・貴人の乗る立派な輿。
 
・身分の低い女が貴人の立派な輿に乗る意から、女が結婚などによって富貴な身分を得ること。
 
・葬礼の輿

参考:国語大辞典・小学館

 

たまの輿に乗るの使い方は?

先ほどの「たまの輿」から続いて、「たまの輿に乗る」とはどのように辞書に掲載されているのでしょうか?

貧しい、または身分の低い女が、望まれて金持ち貴人の妻になる。

参考:国語大辞典・小学館

 
お金持ちと結婚する事、今よりステップアップできる収入の高い人と結婚する、という下心は、一旦横においておきますね。
 
辞書によれば、金銭的に苦しい社会的立場の低い女性が、男性から身分を超えて一緒になりたいと迎えに来てもらうというような意味になると思います。つまり、庶民の女性を白馬に乗った王子様が迎えに来てくれる、というような意味ではないでしょうか。
 
 

玉の輿の語源は?

結婚して身分が上がる事、俗福な暮らしが出来ることを指す事が分かりましたが、この「玉の輿」の語源はどこから来たのでしょうか?二つの由来を紹介します。
 

お玉とはどんな人物?

桂昌院(けいしょういん)という、徳川家光の側室で徳川綱吉の母の「通称がお玉」といいます。京都の出身で、関白・二条の家司(将軍・親王・内親王の家政を行う職)、北小路(本庄家)の娘ですが、西陣織屋・大根屋・八百屋等の娘の養父が本庄家とも言われています。
 
その後、家光の側室・お万の方に仕え、春日局に指導を受け、当時の将軍・徳川家光の目にとまり側室となり、5代目将軍・綱吉を産みます。
 

お玉が嫁ぐときに輿に乗っていたから?

身分の低いお玉が、輿に乗って城に上がって俗福な暮らしを始める事から、「玉の輿」と呼ぶようになったという説。
 

結婚して出世する事?

身分の低いお玉が、収入の多い養父、お城に上がり側室に仕え、自分も側室になり、将軍の母となる。そんな登りつめる事という説。
 
この桂昌院こと、お玉が語源だという説は、俗説だと言う意見もあります。いずれにしても、身分の低い女性が結婚して俗福になる、立場が高くなるという意味で使うことができます。
 

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逆たまの輿という使い方と他のたまとは?

今度は、たまの輿に対して、逆たまの輿という言葉について見ていきますが、果たしてこの言葉遣いは正しいのでしょうか?また、語源はどこから来ているのでしょうか?
 

逆玉の輿の語源は?

玉の輿はちゃんと辞書に載っていますが、逆は掲載されていません。つまり、昔から使われていた、たまの輿の反対という意味で作られた造語なんです。
 

他にもたまが付く言葉があります。

「たまの輿」の他にも、「たま」が付く言葉がいくつかあります。たま繋がりで紹介しますね。先程のたまの輿の語源が”お玉さん”以外にも考えられる事が分かります。

・たまの衣・・・美しく飾った衣。ぎょくい。
 
・たまの杯・・・玉で作った杯。美しい杯。ぎょく杯。
 
・たまの声・・・美しい声。美しい詩などの文章。
 
 

最後の一言

たまの輿とは豪華な”輿”という乗り物。たまの輿に乗るとはその輿に乗る事と、豪華な輿に乗って嫁ぐという結婚して俗福な身分になる事。語源は”桂昌院のお玉”か、”綺麗な豪華なという意味のたま”となります。逆玉は造語となります。
 
 

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