あっとすしでほっとして

蛸舞式神事はタコを祀る伝統の奇祭とは?神事の歴史と逸話!

   


 
日本各地の神社では、毎年決まった時期に神事を行います。福岡神社では毎年秋になると、タコを祀る「蛸舞式神事(タコマイシキシンジ)」という行事が行われます。3日間行われる秋祭りのメインなのですが、どんなお祭りで、どんな歴史があるのか紹介しますね。
 

スポンサードリンク

蛸舞式神事は何県のどんな伝統行事?

タコのお祭りではなく、日本でも珍しいタコを祀る神事を秋に行う、奇祭と呼ばれる行事のことです。そんな蛸舞式神事とはどんな神事で、いつ頃、どこで始まった行事なのでしょうか?
 

蛸舞式神事とは?

初日から神事がいくつか段階を経て、最終日に「蛸舞式」が行われます。

藁(わら)で作った蛸を持つ男性を、ふんどし姿の氏子達が担ぎ上げます。
 
蛸役の氏子が境内の丸い梁にしがみ付き、梁上でグルグルと回されます。
 
タコ役は航海の安全を喜ぶ蛸、回す氏子は祭神のタコへ感謝と喜びを表現しています。
 

いつ始まった何県の行事?

この行事は、鳥取県の福岡神社の年中行事ですが、ご由緒など詳しい歴史が残っていない小さな神社なのです。ただし、日本最古の鬼伝説が伝わる程、古くて長い歴史があると言う事が分かります。
 
因みに、御祭神は、速玉男命(はやたまおのみこと)という邪那岐命(いざなぎのみこと)の子供と、「蛸大明神」と呼ばれるタコです。
 
 

蛸舞式神事に伝わるタコの神話?

日本全国でも珍しいタコを祀る行事は、一体何故始まったのでしょうか?神事の始まりは、神話の時代に遡ります。
 

蛸舞式神事とタコの話!
昔、速玉男命が熊野灘(現・和歌山県)へ訪れた際、遭難して大蛸に助けられました。
 
その大蛸が、速玉男命を吉備国(現・岡山県、広島県東部、兵庫県西部、香川県の島々)へ連れて来てくれて、無事上陸できました。
 
その後、この大蛸に感謝して、祀る行事が秋季例祭に蛸舞式神事が行われるようになりました。
 

どうやって祀るの?

先ほどご紹介した、蛸舞式神事のやり方の通り、タコ役が梁にしがみついて、皆で回し、海の安全祈願と蛸への感謝を表しています。つまり、室内で行われるので、この神事を見たいという人は、早めに室内が見える場所に行ってください。
 

スポンサードリンク

蛸舞式神事はいつどこで行われる?

蛸舞式神事の行われる福岡神社は、鳥取県にある事には触れていますが、これから詳しい場所と神事の行われる秋季例祭の詳細を紹介しますね。
 

お祭りの詳細は?
日時・・・10月第3金~日
 
- 最終日・1pm~ -
・大注連に速玉男命の御霊入れ
 
・氏子が神饌、御幣を舞堂へ持っていく
 
・大注連神事が舞堂で行われる。笛や太鼓が鳴り、舞が披露される
 
- 3pm~ -
・蛸舞式神事の開始
ふんどし姿の氏子が車座になり、藁のタコを持った男を担ぎ上げ、上下すると藁のタコが海を舞っているかのように表現されます。梁に男がしがみ付きまわされるのがクライマックス!
  

神社の場所とは?
場所・・・福岡神社
 
住所・・・鳥取県西伯郡伯耆町福岡
 

 
 

最後に一言

「日本三大〇〇」はよく耳にしますが、この行事は日本三大奇祭(他の祭りを三大奇祭という説もあり)の一つと言われていて、鳥取県無形民俗文化財に指定されています。
 
タコ好き、お祭り好き、伝統行事好きの人達にはたまらない行事ではないでしょうか?10月第3週末の最終日、蛸舞式神事の最終日ですよ。
 
 

スポンサードリンク

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

 - 秋の行事