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1月 年中行事 新年の挨拶と季節に関わる食べ物と縁起物

      2015/11/08

 
49 1月 年中行事 エピローグ
 
年中行事とは、
毎年決められた時期に行われる行事のことです。
元々、宮中での行事を指しますが、全国・世界的な事も含むようになりました。
分かりやすく言えば、イベントということになります。
 
この、1月の年中行事と1月を表す食べ物や、縁起物を紹介します。
 
 

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1月の年中行事 季節と習慣

1月は睦月・正月言います。
 
新暦1月1日を元旦と呼び、この日の最初の挨拶は、
「明けましておめでとうございます」
と、この挨拶で1年が始まります。
 
― 正しい新年の挨拶 ―
しかし、この挨拶の言い方にはいくつか諸説があって、
何が正しい解釈なのか不明ですが、参考までに紹介します。
 
1、”明けまして~”は、
  ”新しい年が明けましておめでとう”という意味で使われているので、
  ”新年”を省略して挨拶しても、入れて挨拶しても問題ないという説。
  
2、”明けまして~”は、”新しい年が明けまして”という意味なので、
  ”新年明けまして”というと新年が重複するので、
  ”新年おめでとう~/明けまして~”が正しいという説。
 
3、休み明けのように、すでに過ぎた事に対して言っているので、
  ”旧年明けまして~”と昨年が明けてというか、
  ”新年、明けまして~”のように二つに分けるのが正しいという説。
 
補足: 謹賀新年や賀正という言葉を組み合わせて使うことがありますが、
    ”賀”はおめでとうという意味なので、
    謹賀新年、明けまして~は重複している、間違った使い方です。
 
 
”おめでとう”や”おめでたい”
この言葉の意味は、祝うのに値することを指して、
”立派・見事・素晴らしい”というとに使います。
 
たまに”目出度い・芽出度い”という字を目にしますが、
全て当て字になります。
 
 
― 結論 -
”明けましておめでとうございます。”
という言い方が一番無難だと思います。
 
また、上記のように持論をもっている人もいます。
多少自分との違いは、許容範囲内ということでいいと思います。
  
49 1月 年中行事  鏡餅
 
 
昔の人は当て字や語呂を合わせて、吉凶を言い表していました。
新年に使われる”おめでたい”は、
”芽出度い”という、新年に芽が出る春が近い喜びの言葉や、
”おめでタイ”という意味から、正月に食べる魚のタイを祝いの食べ物にもしています。
 
  
・鏡餅
 昔の鏡は、儀式に用いるために薄くて丸い青銅に、鏡が埋め込まれていました。
 この鏡の形のように、丸くてやや薄くした餅なので、
 このように呼ばれるようになりました。
 
・お年玉
 現在は新年のお祝いに子供へ渡すお小遣いですが、
 元々はお供えして、神様が宿ったお供え物を
 ”年魂(としだま)・御歳魂(おとしだま)”としていただきました。
 
お供えした鏡餅で雑煮を作って、神様と家族が食事をすることで、
その年の豊作や健康をお願いすることから始まった習慣です。
 
 
 

1月を表す食べ物や料理の意味

  
― 1月を表す 縁起の良い食べ物 ―
・黒豆
 まめ = 丈夫であるように 
 
・栗きんとん
 きんとんは金団と書き、金の団子という縁起物の意味。
  
・ごまめ
 カタクチイワシの稚魚。昔は田んぼの肥料だったので、
 豊作の縁起物とされていました。
 五万俵というところから”五万米”という当て字もありました。
  
・数の子
 ニシンの卵で、子だくさんから子孫繁栄という意味。 
 
・柑橘類
 橙(だいだい)は代々続くという語呂から縁起がいいという意味で、
 鏡餅の上に載っています。(みかんではないですよ)
 
・ちょろぎ
 シソ科の植物で長老木・千代呂木など長寿を意味する縁起物。
 おせち調理では根の部分を酢で漬けた物を食べます。 
 
・かぶら
 紅白や新芽を残して”芽出たい”ものとして、 
 正月のおせち料理では菊花カブで使われる。
 
・くわい
 オモダカ科の植物で、 一つの根から大きな芽がでるので
 ”芽出たい”ものとしておせち料理にある。
 
・エビ
 背中が曲がっている姿を老人のようだから”海老”と書きます。
 長寿の意味で縁起物として正月に出されます。
  
・カレイ
 家例という当て字から、その家に代々伝わるしきたりという意味。
 
・鯛
 タイ = めでタイという語呂から縁起の良いものとされる意味。
 
・昆布
 コブ = よろコブという語呂からきています。
 
 
― 1月の料理 ―
49 1月 年中行事  おせち1

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・おせちりょうり(御節料)
 季節の節目(ふしめ)、しかも1年で最も重要な正月の節句料理です。
 元々、中国から伝わった行事に由来しています。
 奈良時代には既に朝廷内の公式行事に正月の祝いとして、
 供えられたものを節供(せちく)と言ったことが語源で、
 ”おせち”とは、御節供(おせちく、おせつく)を略した呼び方からきています。
   
 当時は高盛りのご飯などを供えていたとされていました。
 江戸時代頃(約1600年~)は床の間に食べ物を飾って、
 来客人に振舞ったり家族で食べました。
 明治頃(約1870年~)に入ってから、現在の重箱に料理を詰める方式に変わってきました。
 
 
・七草粥
1月7日に七種類の若草を粥にいれて食べる、行事料理です。
宮廷行事の年中行事から派生した習慣ともいわれて、
一年の無病息災を願う、祝膳や祝酒で弱った胃を休める為に食べます。
 
→ 詳しくはこちらをどうぞ 
 

・お汁粉
神様にお供えした鏡餅を1月11日に下げて食べる習慣を鏡開きと言います。
神様と同じ物を食べる事で、無病息災になると思われていました。

餅を切る・割るという言葉は切腹を連想させるなど縁起が悪いため、
開き割るの”開く”という言い方をして、鏡餅を木槌などでたたき割りました。
このとき、細かく沢山に砕ける方が豊作になるといわれています。

お汁粉は、この鏡開きの後、食べる料理として定着していきますが、
お雑煮にしても、焼き餅にしても構いませんが・・・・、
小豆の赤色は太陽と似ているので、縁起が良いといわれています。
田や畑に太陽は欠かせない恵み、という信仰が元です。  

この太陽の恵みの小豆料理と供物の餅を合わせた、
一番縁起の良い食べ方かもしれないですよ。
 
 
 

1月を表す縁起物と言葉の意味

― 1月を表す縁起物 ―
・松 / 門松
 1年中緑の葉がついていて、枯れることなく永遠・長寿を意味する木です。
 その松で作った飾りを依代(乗り移る・降り立つ)に神様が来るという意味で置きます。
 
・しめ縄飾り
 新年に神様を出迎えるために入口に飾り、
 家の中には神様を迎える場所として神棚に飾ります。
 神棚しめは1年中飾ることが多く、一本しめを使用します。
 正月だけではありません。
 
・千両
 冬に実をつける木で、赤色は災い・厄・魔除けの色でした。
 また、”千両”の名前から、商売繁盛を意味した縁起物の木です。
 
・破魔矢
 正月に初詣に神社から授かる縁起物の矢で、邪や災厄を祓うとされました。
 男児の成長を祈り、正月に贈る習慣でした。
 今でも初詣に行くと破魔矢が売られています。
 
・宝船
 船には七福神や金銀財宝、恵比寿と大黒天を乗せたもの、   
 帆には悪夢を食べるといわれる”獏”の絵を描いたものや
 ”宝”という文字など色々な種類があります。
 1月2日の初夢を見るとき、宝船をの絵を枕の下に入れる習慣もあります。
 
 
― 1月のことわざ ―
・一富士二鷹三茄子
 江戸時代から始まったことわざといわれていて、諸説はいくつかあります。
 
 富士は”不死”という言葉が転じて不老長寿や
 富士は最も高くて大きいなどを意味します。
  
 鷹はは”高や貴”という言葉が転じて出世や、
 (鷹が)つかみ取るや、愛鷹山(あしたかやま)を意味します。
  
 茄子は実が沢山出来るという意味で子孫繁栄や
 初茄子の値段が高いという意味があります。
 
これらは高い、大きいといった物の順に
新年に夢で見ると縁起物がよいとされることわざです。
 
 
 

最後の一言

1月/正月は、1年の始まりということで、
沢山の年中行事や、習慣が定着しています。
 
もしかすると1年の間で、最もお祝いで忙しい季節なのかもしれませんね。
  
  

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