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七草粥の始まりと7種類の草 基本と餅とアレンジ料理

   

 
七草粥もおせち料理も、
家で作る機会が減ってきたのではないでしょうか。
それから、七草を摘む機会も少なくなってしまいました。
 
 
せめて、料理を食べる習慣くらいは続けたいものです。
特に子供たちには、日本の伝統や風習を知ってもらいたい、
と思う親も多いです。
 
 
今回は七草について、
子供や友人に胸を張って説明できるような内容を紹介します。
 
 

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七草粥の由来と7種類の売り場

 
七草の始まり
平安時代頃(794年~1185年頃)の中期頃、中国から伝わった風習です。
7日を節目として人を占い、翌日8日に新年の運勢を占っていました。
7日の節目の日に7種類の菜を食べて、
邪気を避けるという習慣から、無病息災を願うようになったといわれています。
 
 
日本では・・・・
室町時代1336年 ? 1573年
日本では1月15日に食べる小豆粥の影響で、
汁物に変化して、7種粥の始まりといわれています。
※小豆粥
 米・粟・麦・稗(ひえ)・黍(きび)・小豆・胡麻
 で作った粥の事。
 
 
また、元々宮廷で若草を供える行事の一つがあり、
この行事を1月7日に歌にして競い合っていました。
そのせいもあり、王朝の古い歌にも”若草摘む”という句が多く残っています。
 
 
その後、七草粥を神様にお供えする民間の習慣や、
鎌倉時代頃に日本の習慣と中国からの無病息災を願う習慣が合わさって、
現在の七草粥の元となったようです。
 
現在は一年の無病息災の祈願や、胃腸を休める目的で食べます。
 
 
 
七草の種類
セリ(芹)    → 別名 シロネグサ
ナズナ(薺)  → 通称 ぺんぺん草
ゴギョウ(御形) → 正式名称 ハハコグサ(母子草)
ハコベラ(繁縷) → 正式名称 ハコベ
ホトケノザ(仏の座) → 正式名称 コオニタビラコ(小鬼田平子) 
スズナ(菘)   → 正式名称 カブ(蕪)
スズシロ(蘿蔔) → 正式名称 大根
  
48  七草
 
 
七草の歌
1月6日の夜に、
まな板の上で七草を、歌を歌いながらシャモジや包丁の背で叩いて細かくして、
翌日1月7日の朝食には、お粥に七草と塩を入れて食べていました。
 
歌: 七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン
 
動画をどうぞ ↓


 
 
 
七草の入手
正月が明けるとスーパーに七草や、
コンビニなどにも七草粥セットなどが並びます。
 
でも七草には高い値段がついているところもあって、
なかなか手が出せないという声も耳にします。
 
早めに八百屋さんで金額の確認をしておくと良いでしょう。
 
 
 
 

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七草粥 作り方の基本と餅の立場

 
七草粥 基本の作り方
作り方は2種類ありますが、作り方はお好みでどうぞ。
 
・入れ粥
 一度炊いたご飯に、白湯や水をご飯の倍くらいの分量でたき直す方法。
 余ったご飯で作るのに向いています。
 
・炊き粥
 弱火でじっくりと生米から作る方法。
 水の分量で呼び方や出来上がりが変わります。
  
 全粥: 米の5倍量の水で炊く。  (重湯がない粥)
 七分: 粥米の7倍量の水で炊く。 (全粥7:重湯3)
 五分: 粥米の10倍量の水で炊く。(全粥5:重湯5) 
 三分: 粥米の20倍量の水で炊く。(全粥3:重湯7)
 
 
   
七草の処理
・七草を刻んで塩もみで灰汁を出しす。熱湯を掛けて絞る。 
・お湯で軽く湯がいて灰汁を出してから刻む。
・大根とカブを刻んで、おかゆと一緒に炊く。その他は灰汁を抜いて粥に混ぜる。
 
どれもクセの強い葉っぱなので、
下処理をしないと、苦みや青臭さが残って
”美味しくない”ということになるかもしれません。
 
※湯がくときは”煮たらダメです”、サッとお湯に通す程度です。
 煮ると栄養と香りが無くなってしまいます。
 
 
 
餅を入れるか、いれないか
賛否両論ですが、入れないという人が殆どです。
 
よくある意見として、
・七草雑煮になってしまう。
・おせちやお雑煮で疲れた胃を癒すためだから、本来の目的に反するのでは?
・疲れた胃を休めるのが目的なのに餅をいれたら、
 胃に負担がかかる、胃を休めてあげてほしい、餅入りは七草粥とは呼べない!
 
など反対の意見が多いですのです。
 
 
本来、
お粥とは、お米が崩れるくらい煮込んだ食べ物です。
雑煮とは、餅を中心に作った汁物です。
この考えからすると、正しくはお粥には餅は入れないものです。
 
 
しかし!
お餅はお米からできています。
病院で胃に負担を書けない食材として、煮込んだ餅が出されます。
離乳食として、ドロドロに煮込んだ餅メニューもあります。
 
餅は全く胃には負担はかからない食べ物です!
”食べすぎるから”胃に負担がかかるのではないでしょうか?
 
 
 

七草粥のアレンジ料理と味付け 残ったときのコツ

 
48  中華粥
 
味付け
基本は塩です!
でも、世界中色々なお粥があります。
”七草粥は塩味だけ”とは決まっていません。
また、水から作らなければいけない、という決まりもありません。
 
味噌でも醤油でも、好きな調味料で味付けをして良いと思います。
 
 
七草アレンジ
・チーズを入れてリゾットもどきに
・佃煮や甘辛煮ナメタケで濃厚に
・とろろこぶや塩昆布をいれて
・子供にはウインナーやハムを入れて
・キムチ追加で
・意外なところで納豆
 
七草粥に飽きたら、加える物を変るだけで楽しめますね♪
 
 
・洋風にハーブ数種類
 ローズマリー、バジル、オレガノなどとチキンスープで
  味付けは塩、コショウでリゾット風は如何?
 
・中華風 
 七草に鳥ガラスープ(チキンスープ)、最後に胡麻をかけて風味を出す。
 味付けは塩のみでも十分いけると思いますよ。
   
・和風 
 昆布とカツオ・サバ・貝の出汁と塩味や薄っすら醤油で。
 ちょっとパンチの利いたお粥が欲しいときは、
 焦げ風味が加わる、揚げ餅や焼いた餅を入れてはどうでしょうか。
 
 
余ったご飯で改良
・水で溶かした小麦粉をお粥に加えて、お米のお好み焼き。
 キャベツなど、普通のお好み焼きの具材を混ぜても良し。
 最後にソースをかければ、別料理の完成!
 
・キムチ入れて煮込むだけ。
 ユッケジャンみたい?ですね。
 
 
 

七草粥のまとめ

お粥はシンプルに、胃に負担をかけないようにと考えますが、
人によって体調や味の好みは別々です。
 
出汁をとってもいいし、和洋中どんなお粥だって構いません。
お粥にお餅を入れたら、お米とお米みたいなものです。
お餅も大歓迎です。
  
でも、伝統料理という観点からすれば、
水とお米で炊いたお粥に、軽く湯がいた七草を混ぜて
ほんのり塩味が良いでしょう。
 
 
家族も子供も、一年の無病息災でありますように。
 
 

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