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竹と笹の見た目の違いと植物学上の違い!生息環境の違いは?

   


 
竹林も笹薮も、昔に比べて減ってしましましたが、どちらも同じような場所に、なんとなく似た様な形状の葉をした植物です。それでは、この二つの植物の違いや、植物学的な違いはどこにあるのでしょうか?そんな、竹と笹の違いについて説明します。
 

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竹と笹はどこが違う?

竹と笹の違いと問われると、「竹は背が高い」「笹は背が低い」というイメージだと思います。そのイメージは、確かに一般的で、大型の竹類を「竹」と呼び、小型の竹類を「笹・ササ」と呼んでいます。それでは、植物学上の外見の違いはどこにあるのでしょうか?
 

竹と笹は葉の形状が違う?

どちらも細長くて、一見同じような葉っぱに見えますが、よく見ると異なる形状をしています。「竹の葉脈は格子状」「笹の葉脈は直線的」という大きな違いがあります。機会があったら、手に取って見比べてみてはいかがでしょうか?

▽ 竹の葉 ▽

 
▽ 笹の葉 ▽

  

竹と笹は皮の剥がれ方が違う?

タケの仲間には皮が付いていて、「竹の場合は成長すると皮が剥がれる」「笹の場合は成長しても皮が剥がれない」という大きな違いがあります。
 
 
 

竹と笹はどんな種類の植物?

今までは、葉と茎の見た目の違いを説明しましたが、今度は植物学的な見地から竹と笹の違い、、竹という種類の植物と笹という種類の植物を説明します。
 

竹とはどんな種類の植物?

竹は「イネ目・イネ科・タケ亜科」と言いう種類に分類され、そこから「モウソウチクハチク、マダケなどのマダケ属」「メダケのメダケ属」「ヤダケのヤダケ属」などに分れます。※詳しくは別記事「竹はどちらの仲間?」をどうぞ。
 
笹は竹と同じく「イネ目・イネ科・タケ亜科」に分類されていますが、そこから「クマザサ、チシマサザ」に別れます。つまり、同じタケ科で異なる属となります。
 

根と稈に違の違いは?

竹と笹には、見た目に意外にも植物学的な違いがあります。最も大きな違いが地中に生える「根と茎」となります。学術的な笹の定義の考え方の一つに、「稈・かん」が完成して皮(稈鞘)が落ちるのがタケ。長くついているのがササという説。その他に、「稈(かん)が地中に伸びるのが竹」「根が地中に伸びるのが笹」という説があります。
 
ただし、植物の背丈で分類する説がありますが、高さ8mに成長するメダケ・女竹は「ササ」に分類されていますし、。1~2mにしか成長しない、背の低いオカメザサ・阿亀笹は「タケ」に分類されています。一般的なイメージだけでは分類できないという良い例ではないでしょうか。
 

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竹と笹の生息地の違いは?

竹と笹は同類に近い兄弟的な距離の植物ですが、どんな所に生息して、どんな場所の違いがあるのでしょうか?
 

竹と笹はどんな場所に生息している?

東アジアの温帯~亜寒帯に多く生息していて、熱帯地方には僅かしか生息していません。また、笹は低地から標高のやや高い場所と、小川や草地に最初に生えるパイオニア植物か、ブナ科などの元に群生する場合があります。竹の場合は、寒冷地から熱帯付近まで広く生息していますが、標高の高い山裾などに生える事はありません。しかし、日本では、竹と笹の生息地による違いは殆ど無いと言って良いと思われます。
 
 

最後に一言

竹も笹もたくさんの種類があるので、一言で違いを言い表すことは難しいのですが、植物学的には非常に近種と言う事がお判り頂けたと思います。笹は皮が剥けず、地中に根が張り、葉脈が真っ直ぐ。竹は皮が剥け、地中に茎(稈)が張り、葉脈が格子状。という違いがあります。
 
 

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