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麻とリネンとヘンプの生地の違いは何?原料と用途の違いは?

   


 
洋服やシーツに、麻やリネンという生地の違いがありますよね。もう一つ、似たような材質にヘンプと呼ばれる物もあります。この3種類の似た材質はどこが違うのでしょうか?また、これららの生地の原材料と何に使用されているのか説明します。
 

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麻とリネンの違いは?

シーツやよ服を買うとき、麻何%?、リネン何%とタグを見るときがあると思います。また、麻製品なのかリネン製品なのか気にする場合があるかもしれません。それでは、この二つの生地はどこが違うのでしょうか?
 

麻とはどんな生地のこと?

麻とは「バラ目・アサ科・アサ属」の植物の事であり、「イラクサ目・イラクサ科・カラムシ属」という植物など、他の植物も含めた「麻」繊維の総称のとこでもあります。原産となる植物は異なっても「麻」として指定されている植物があります。因みに、日本の伝統的な麻製品は、アサ属の繊維を利用してきました。
 

リネンとはどんな生地のこと?

先程紹介した「苧麻・カラムシ」という植物から取れる繊維になります。この植物は、エジプト付近に多く生えていて、紀元前8000頃から利用してきました。現在は、シーツや布団カバーなどに多く利用されていますが、古代エジプトではミイラを巻く布として利用もされてきました。
 
因みに製品として、linenと書いて英語で「リネン」、ドイツ語で「ライネン」。Liniereと書いてフランス語で「リンネル」と呼ばれています。植物としてRamieと書いて「ラミー」と読みます。
 
つまり、麻とリネンの違いは、アサ属やカラムシ属などの繊維の総称となります。それでは、他にも似たような麻との違いはないでしょうか?引き続き説明をしますね。
 
 

麻とヘンプの違いは?

麻とリネンは繊維の違いでしたが、ヘンプの場合は麻とどんな違いがあるのでしょうか?
 

ヘンプとはどんな繊維の事?

ヘンプ・hempとは「アサ属の英語名」となります。つまり、日本で採れるアサ属の繊維の事なので、麻もヘンプも同じ意味になります。ただし、原材料としてリネンはカラムシ、ヘンプはアサとなります。
 

他にもヘンプの他の呼び方はある?

麻薬を指す場合に使われる「大麻」がありますが、繊維の原材料として大麻と呼ぶ場合があります。つまり、アサ属の別名を、大麻やヘンプとして混同しながら使っているということになります。
 
これで、麻とリネンとヘンプの違いがお判り頂けたかと思いますが、他にも麻に含まれる植物は無いのでしょうか?引き続き、他の麻について説明します。
 

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麻の種類と用途の違

アサ属とカラムシ属の他にも、「麻製品」として認められている植物はあります。それでは、一体どんな植物があるでのしょうか?
 

どんな植物が麻なの?

「コウマ・黄麻」と呼ばれるアオイ目・アオイ科・ツナソ属のコウマとう植物。「マニラアサ」と呼ばれるショウガ目・バショウ科・バショウ属という植物。「サイザル麻」と呼ばれるキジカクシ目・リュウゼツラン科・リュウゼツラン属という植物。これらの植物も全て、麻製品に含まれています。
 

それぞれどんな用途で使われているの?

・アサ
麻紐、注連縄、弓道の弓の弦、横綱のまわし、畳の経糸、麻袋、麻紙、着物など日本の生活に浸透している。
 
・リネン
シーツ、布団カバー、女性の下着、肌着などで使用。日本では寝具の別称として使用することもある。
 
・コウマ・黄麻
別名をジュート、インド麻、日本の正式名称をツナソ・綱麻。導火線・カーペット・ひも・袋・バッグなどに使用される。
 
・マニラアサ
主にロープに使用。フィリピンの首都マニラが語源。
 
・サイザル麻
主にロープに使用される。見の積み下ろしに使われていた、サンザル港が由来。
 
 

最後に一言

今までは、一言「麻」と呼んでいたかもしれませんが、これだけ原材料の植物の違いと種類の違いがあります。買い物をするときには「何麻?」とちょっと気にして見てはいかがでしょうか?
 
 

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