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正月のお雑煮 地域の具材や種類と海外の食材でアレンジ

      2015/10/31

日本各地には様々なお雑煮があります。
お正月に食べるからお雑煮という人や、
ごちゃまぜで具材があるものを雑煮という人もいます。
 
 
お雑煮とは何者なのか?
その由来と日本各地のお雑煮の紹介!
そして海外在住の人はアレンジ出来ないのか!
などを紹介していきます。
  
 

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正月の雑煮 由来の話

雑煮の由来はいくつか説がありますが、定かではありません。
要約すると、正月に餅を主体に色々な具を入れて食べる汁料理のことです。
 
 
雑煮に関して最も古い記録は室町時代にまで遡ります。
この頃の文献に初めて”雑煮”という言葉が登場したとあります。
曖昧な理由は、それ以前に烹雑(ほうぞう)という記述があるので、
雑煮自体はさらに昔からあるからです。
 
 
お雑煮の諸説の紹介です。
・餅と菜っ葉を一緒に食べるのが習わしで、
「名を持ち上げる = 菜(な)を餅(もち)あげる」という語呂合わせという説。
 
・元々、武士の社会で食べられていた料理といわれています。
 戦場で餅・野菜・乾物などを一緒に煮込んだ料理だったという説と、
 武士の宴会では一番最初に酒の肴として雑煮が振舞われていました。
 それが1年の始まり、元旦に1番最初に食べるようなったという説。
 
・年末から神様に、餅や食べ物などをお供えをして、
 年が明けた後、お供え物を降ろしました。
 その具材を煮た食べ物が雑煮のルーツといわれる説。
 
 
お雑煮が日本全国に広まります。
昔、お米は高価な食品だった為、お餅も同様に非常に高価な食品でした。
だから、お餅は武士だけの食べ物でしたが、
江戸時代頃から徐々に庶民も浸透し始め、
お正月を祝う料理として全国に広まりました。
 
各地域で作られる味噌や採れる食材、
年末にお供えする物など各地で異なるので、
お正月のお雑煮の具や味付けも地域ごと異なりました。
 
 
例外のお雑煮と地域と
・餅なし正月/餅なし雑煮
 畑の地帯で水田はできません。
 だからお米や同じ原料で作る餅は、畑で採れない食べ物です。
 
 本来、自分達の土地で採れた食べ物を、その土地の神様にお供えしたので、
 自分達が作っていないお米は供えませんでした。 
 
 こういった地域は、その土地から作った蕎麦や里芋などをお供えしました。
 そのままお供えした食材でお雑煮を作ったので、
 餅を使わない雑煮の習慣となったと考えられています。
 
 
・例外の地域
 北海道と沖縄にはお雑煮がありません。
 現在の北海道で食べられているお雑煮は、
 明治に入ってから、本州から移り住んだ人達から伝わったといわれています。
 
 
 

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お雑煮の具材と地域ごとの種類

気になる人が多い、各地方でのお雑煮。
中でも気になるのはこの3つでしょう!
 
・汁 出汁と味付け
・具材の種類
・餅の形と調理法
 
 
各地のお雑煮をまとめてみました。
自分の好きなお雑煮と比べたり、参考にして下さい♪
各家のアレンジが混ざっていると思います。
珍しいお雑煮も加えてみました。
 
・北海道のお雑煮
 汁は鶏ダシベースの醤油味。
 具材は大根・ニンジン・ネギ・三つ葉・鶏むね肉、焼いた角餅。
 
・仙台のお雑煮
 汁は焼きハゼと昆布出汁に醤油味。カツオの出汁で代用もします。
 具材は、
 煮て味付けをした、高野豆腐の細切りと2~3センチくらいに切った芋柄、
 大根と人参の千切りを簡単に茹でて凍らせたもの、ミツバ、イクラ。
 
・新潟県の雑煮
 汁は鮭や野菜の煮汁に醤油で味付け。
 具材は、鮭・サトイモ・ニンジン・コンニャク・シイタケ・
 油揚・大根・にんじんネギ・コンニャク・銀杏・イクラなど具だくさん。
 のっぺい汁ともいわれます。
 餅を入れる場合は焼き角餅の人が多いです。 
 
・千葉房総付近の雑煮
 汁は、ブタや鳥の出汁にカツオぶしと青海苔、味は濃い口醤油。
 具材は、豚肉、サトイモ、大根、シイタケ、ホウレンソウ、四角い焼餅。
 
・東京の雑煮 江戸雑煮
 汁は、昆布とカツオで味付けは醤油。
 具材は、角餅・シイタケ・蒲鉾・鳴門巻き・茹でた小松菜と海苔など。
 鳥肉やブリと三つ葉を入れる人もいます。
 
・名古屋の雑煮
 汁は、昆布とカツオぶしで出汁を、醤油で味付け。
 かまぼこ、ネギ、もち菜、煮た角餅とイクラを好みで。
 
・京都の雑煮
 汁は、昆布だし、白味噌で味付け。
 具材は、調理済みの里芋と餅、
 かつお節をかける人もいます。
  
・和歌山市の雑煮
 汁はすまし仕立て。
 具材は、鶏肉、えび、椎茸、大根、人参、なると、生麩、
 三つ葉、ゆず、焼いた丸餅。
  
・島根県・鳥取県の雑煮
 汁は、すまし汁に塩としょうゆで味付け。、
 具材は、焼いた丸餅だけか、餅に海苔を加えただけのシンプル。
 または、丸餅に甘い小豆汁、ぜんざい、茹でた餅。
 
・香川県の雑煮
 汁は、いりこ出汁に甘口白味噌で味付け。
 具材は、大根、里芋、人参、餅は色々にお好みでカツオぶし、青海苔。
 鶏肉、白菜、大根、サトイモ、わかめという人もいます。
 または、餅に甘い小豆汁、ぜんざい、茹でた餅。
 
・福岡県の雑煮
 汁は、すまし汁に薄口醤油で味付け。
 具材は、ぶり、えび、鶏肉、するめ、しいたけ、白菜、かつお菜、大根、にんじん。
 煮込んだ餅をいれます。
 
・珍しい雑煮
 小豆汁仕立て 汁粉、ぜんざいの事。
 納豆汁仕立て 東北地方に多い。一部九州にもあります。
 
 
 

海外で正月料理 雑煮と具材

海外に住んでいると、
 
「お正月くらいは日本の料理を作りたい!」
「お正月らしい事をしたい!」
 
という人が多いと思います。
でも、残念ながら日本と同じ食材が手に入り辛いのが現実です。
 
 
前の章でご紹介した通り、日本には色々なお雑煮があります。
元々は住んでいる土地で採れたもので作っていました。
それなら・・・・折角海外に住んでいるんですから、
土地の食材を使ったり、代わりの食材をアレンジしてみては如何でしょうか?
 
 
・お雑煮のポイントは
 汁・味付け・具材の3点を組み合わせればお雑煮の出来上がり。
 手に入るもので、遊び心を持って色々トライしてみてください。
 
1、汁
昆布、カツオ、トビウオ、鳥の出汁。
 
2、味付け
 塩味
 薄口・濃口醤油
 麦味噌・米味噌・合わせ味噌・白味噌・赤味噌仕立て
 
3、具材
 餅・鶏肉や鴨肉・ニンジン・大根・里芋・ゴボウ、白菜、こんにゃく・鮭
  
 
・海外にいて代用品を考えるなら
汁: チキンウィングの骨を使って出汁がとれます。
   もしくはカツオぶしとほんだしを合わせた出汁(昆布があれば尚良し)
   ※カツオだしと鳥の骨を合わせでも美味しいですよ。
 
味付け:手に入る醤油、味噌、塩で頑張って味付け。
   ※味は塩をメインに醤油は隠し味ですまし汁。     
 
具材:白ネギ → 青ネギ
   小松菜 → ほうれん草  
   シイタケ → ブラウンマッシュルーム
   ブリ → 焼きサバや焼き鮭
   ゆず → ライム
 
洋風なら鳥の出汁をベースにハーブをちょっと加えて、
鳥肉・白菜・餅・ニンジンなんていうのも良いかもしれないですね。
 
 
 

お雑煮のまとめ

色々なお雑煮を見てきました。
これだけ多種多様なお雑煮を見てしまうと、
「普通の雑煮は・・・・・」
なんてことは言えなくなってしまいます。
 
自分が食べて育ってきたお雑煮も、
相方が食べてきたお雑煮も、
これから新たに開発されるお雑煮も、
全てお雑煮です。
 
今年は二人で、各家庭で、
自分たちが好きなように作ってみては如何でしょうか?
もしかしたら・・・・・・
未来に主役となるようなお雑煮が出来上がるかもしれないですよ。
 
 

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