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社日とはどんな日の事?土地の神様と農業の関係は?

   


 
聞きなれない言葉ではありますが、社日という昔ながらの雑節、季節の変わり目を表す言葉があります。雑節という事は、正式な暦として使われていませんが、生活に密着している言葉となります。そんな社日とは、どんな日の事なのか説明します。
 

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社日とはどんな意味?

社日と書いて「しゃにち」と読みます。現代の一般的な生活では、滅多に使う事はない言葉ですが、昔は一般階級の生活に欠かせない言葉でした。
 

社日とは何を表す日の事?

雑節の一つとなり、「春分の日と秋分の日に最も近い戊(つちのえ)の日」の事を指す、季節の節目を表す日となります。「春は3月21日頃」「秋は9月23日頃」に近い戊の日となります。
 

中国が由来の社日とは?

中国から来た習慣の一つとなります。中国で社日の「社」とは、「土地の守り神」の事を指します。つまり、この春分と秋分の日に近い時期に、住んでいる土地の神様を、祀る行事やお祭りが行われました。
 

日本で社日はどうのように定着したの?

この土地の神様を祀る習慣は、日本の暦に入ってきました。それが、「春分の日と秋分の日」という季節の節目で、昔から信仰のあった、各土地の神様を祀る行事に取り入れられていきました。
 
そこから、土地の神様を祀る日には、土をいじってはいけない。だから田畑に出てはいけないという禁忌に繋がっていきます。
 
 

社日と地神講とは?

土地の神様を祀る行事を「地神講(じじんこう)」と言います。この地神講の対象は、「土地を守る=土の神様」から来ているので、社日は田畑に関わる農家にはとても重要な日でした。
 

地神講とはどんなことをしたの?

神様がこられる日には土に触らない。田植え・収穫などのお祭りを行う。神様の名前を彫った石塔を立てる。など行っています。
 

日本の社日に祀られるのはどんな神様?

社日に祀られる神様は、土地の守り神、土の神様と説明しました。つまり、農業の神様で、一部の地域では「作神」とも呼んでいます。そんな土の神様は。春の社日に畑に降りてきて、秋の社日に帰っていきます。
 
また、西日本では、天照大神、少彦名命などの名前を彫った石塔を建てて地神と呼ぶ地域や、恵比寿神、大黒神、歳徳神など、地域によって訪れる神様が異なります。
 
土の神様という事はわかりましたが、農業とどのような関りがあるのでしょうか?
 

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社日の種まきと刈り入れと畑の関係は?

これまで、農業に関わる雑記・暦と説明してきました。その農業との関わり合いについて説明します。
 

春と秋の社日と農業とは?

春の社日は、春分の日頃がの稲作の始まり、田植えとなります。秋の社日は、秋分の頃が稲作の終わり、稲刈りとなります。
 
稲作に関わる最も大切な二つの時期に土地の神様に感謝してきました。そこに社日という中国の習慣が入ってきて、日本の生活に密着してきたのです。
 
 

最後に一言

社日は、春分の日と秋分の日にもっとも違い戊の日の事。土地の神様という土の神様が来る日と帰る日だから、土に触れてはいけない。またはお祭りを行ってきました。そんな、古くから生活に密着した習慣ということです。
 
 

 
 

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