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日迎えと日送りと日の伴を行う春彼岸と秋彼岸の習慣とは?

      2018/02/16


 
お彼岸は、春と秋の年に2回訪れますが、仏教徒でない方には余り縁の無い日。一般的には、季節の変わり目を表す季語として認識されていると思います。そんなお彼岸に行われる、日迎えと日送り、または日の伴と呼ばれる習慣をご紹介します。
 

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彼岸の日に行う日迎え日送りと日の伴とは?

春と秋のお彼岸と言えば、特にきまった行事は行わず、季節の変わり目という認識の他、おはぎを食べる程度、と言う人が殆どではないでしょうか?でも、昔はこの日に行われる「行事のような習慣」がありました。
 

日迎え日送り、または日の伴とは?

彼岸の中日に、朝は東の社寺や堂へ参って日の出を迎え、昼は南の社寺や堂へ、夕方は社寺や堂へ参って日の入りを送る。という行事です。
 
また、他にも、タライに張った水に映る太陽を拝むという地域もあったといわれています。いずれも、古来日本では珍しい、数少ない太陽を信仰した行事となります。
 

なぜ太陽を祀ることが珍しい?

江戸時代が終わるまで、日本では「太陰暦」という、月の満ち欠けに合わせた暦(こよみ)で生活してきました。そのせいか、神道の天照大神を太陽神として祀ることはありますが、生活の中で太陽を祀るという行事が殆どありません。
 
現在、太陽に関わる数少ない、昔からの習慣が「春彼岸と秋彼岸」ではないでしょうか。
 
 

春彼岸と秋彼岸はどんな日?

春と秋に訪れる、7日間の期間の事を「お彼岸」といいます。語源は仏教にまつわる言葉、「至彼岸」を略して「彼岸」、そこに丁寧語の「お」を着けて「お彼岸」と言います。
 

春のお彼岸とは?

春分の日の3月21日頃を中日として、その前後3日づつの、合計7日間を指します。

3月18日頃・・・春彼岸の入り
 
3月21日頃・・・中日
 
3月24日頃・・・春彼岸の明け
この、「頃」とは、中日にあたる、春分の日がその年によって異なるからです。ある年には3月20日というときもあるからです。そして、「春彼岸」の入りと明けの日は、春分の日に合わせて決められます。
 

秋のお彼岸とは?

秋分の日の9月23日頃を中日として、その前後の3日つつの、合計7日間を指します。

9月20日頃・・・秋彼岸の入り
 
9月23日頃・・・中日
 
9月26日頃・・・春彼岸の明け
 
春と同様、中日に合わせて期間が決められ、中日も9月23日だったり、22日だったりします。
 
それでは、ここで出てきた「春分の日」と「秋分日」とはどんな日なのか、説明を続けます。
 

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春分の日と秋分はどんな日?

1年に2回、昼と夜の時間がほぼ同じになる日があります。その日が春と秋に訪れ、春は「春分の日」、秋は「秋分の日」となります。
 

春分と秋分の日とは?

太陽が春分点や秋分点という、黄道と天の赤道が交わる点を通過する日で、太陽が真東から登り、真西に沈みます。因みに、この日を決定させるのは、国立天文台の暦象年表(れきしょうねんぴょう)に基づいています。
 

暑さ寒さも彼岸までとは?

この諺は、生活習慣の季節の変わり目を表した言葉で、夏の終わりと冬の終わりの目安として、生活の中から生まれた言葉として使われています。天文台との関りや、行事や仏教とは関りありません。
 
 

最後に一言

彼岸の中日に行う、日迎え日送り、または日の伴という、現在は一般的でなくなった習慣ではあります。この日に何かしてみようという人は、朝は東に向かって歩いて日の出を拝み、夕方は西に向かって歩いて日の入りを拝んでみてはいかがでしょうか?
 
 

 
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