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花粉と花粉症の研究と歴史!アレルギーはいつどこで発見?

   


 
花粉症の原因となる、アレルギー物質の「花粉」の研究は、近代に入ってから急速に進められてきました。それでは、いつどこで最初にこの研究が始まったのでしょうか?また、花粉症が報告されたのはいつ頃なのか、花粉の研究と花粉症の発見について説明します。
 

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花粉の研究の歴史!いつどこから始まった?

植物の研究や図鑑などは数百年前から行われてきましたが、花粉の研究は1800年代に入ってから始まりました。そこで、花粉症と合わせて説明します。
 

花粉はいつ頃から知られているの?

ギリシャでは、紀元前4世紀頃には既に、ナツメヤシを繁殖させるのに、オス・メス(雄雌性・しゆうせい)があるという記述が残っている事から、すでに花粉の存在が知られていました。また、17世紀のドイツではトウモロコシの研究で、花粉が必要な実験が試みられています。
 

花粉症の発見はいつ頃?

世界で最初の花粉症の報告は、1819年のイギリス、医者のジョン・ボストックが報告した「hay fever/ 枯草熱」という症状です。
 

花粉の研究は?

花粉症の発見の後、各地で研究が進められていきます。そして1900年頃、北欧諸国では顕微鏡を使った研究が急速に進められ、現在の花粉研究の基礎が作られました。
 
北欧諸国では、花粉症以外にも研究価値を見出していきます。それでは、どんなことに研究が役立つのでしょうか?
 
 

花粉の研究の役割とは?

花粉の研究は、「花粉症」など医学的な面から必要とされ、「化石・氷河地帯」など地質学的な面から、地球の気候の変化、氷河期以降の植物の変化などが役立っています。
 

地質学的な研究とは?

顕微鏡を使って、花粉の化石や地質などを調べました。氷河期以降、暖かな南からいつ頃、植物が北上してきたのか、その当時の気候はどうだったのか、約1万5千年前頃までの気象や環境が研究されました。
 

花粉研究の発祥地は?

北欧諸国がほぼ一斉に始めました。1800年代に花粉分析が始まり、1900年頃には現在の基礎が出来上がり、
 

他にはどんな研究が行われているの?

例えば、空中生物学・エアロバイオロジーという分野の学問があります。この研究では、空気中の花粉の他、極小の昆虫・細菌・菌類の胞子など、空中を移動する物体や生物の研究が行われています。
 

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花粉症の研究とアレルギー発見はいつどこで?

既にご紹介した通り、1800年代初めに花粉症が報告されましたが、その後の研究と、アレルギーという言葉の始まりについて説明します。
 

1819年の枯草熱の前には花粉症は無かったの?

遥か昔から花粉症は存在していたと考えられていますが、その原因や根拠が花粉だと、解明されていませんでした。だから、最初の花粉症患者は分りませんが、最初の花粉症の報告が「枯草熱」となります。
 

アレルギーという言葉の始まりは?

オーストラリアの小児科位医クレメンツ・フォン・ピルケーが、アレルギーという言葉を発表します。ギリシャ語が語源で「変わった・allos」「作用・ergon」から由来。
 

その後の花粉症の研究は?

1872年、アメリカの医者モリル・ワイマン・Morrill Wymanが、ブタクサが原因でHey Feverが発症する事を報告。
 
1873年、チャールズ・ハリソン・ブラックレーがHey Feverの原因が「花粉」であることを証明。このとき「花粉症・Pollinosis」と呼ばれるようになります。
 
1880年、日本にブタクサが入ってきます。小石川植物園の内山富次郎が採取した標本が日本では最も古い記録と言われています。
 
1906年、アレルギーという言葉が名付けられる。クレメンツ・フォン・ピルケーによる発表。
 
1938年、菌類学者の今関六也が、日本で最初に「花粉熱」と世間に報告。
 
1967年、ブタクサのアレルギーの免疫物質「グロプリンE」が、アメリカのジョンズホプキンス大学・石坂公成が精製します。
 
その後、花粉の研究が続けられ、イネ科、スギ科などの花粉が発見され、現在も研究が進められています。
 
 

最後に一言

現在、多くの花粉症患者がいますが、日本だけでなく世界中で研究が進められています。そして、花粉の研究は、花粉症と地球の歴史を探る学問ということです。
 
それでは、花粉症対策をしながら、研究の進歩を楽しみにしましょう!
 
 
参考:花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)
  
  

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