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すすきはなぜ月見のときに団子と一緒に飾る?一体どんな植物?

   


  
お月見のときには団子と一緒にススキを飾りますけど、どうしてススキじゃないといけないのでしょうか?それと、どれくらいの量を用意すればいいのでしょうか?この月見の時のススキと、植物としてのススキについて紹介しますね。
 

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すすきと団子はなぜ月見のときに飾るの?

月見というと、「三方という台にお団子をのせてススキを飾る」というようなイメージですよね。
 

ススキを飾るのはなぜ?

ススキを飾るのは「秋の収穫」を感謝する習慣からきています。収穫というと、当時の日本ではお米を意味しています。
 
そして、ススキはお米と同じイネ科の植物で、日本の平野部では最も身近な野生の植物でした。その一般的な植物を飾る事で収穫を祝っていたからです。
 
もう一つ、軒下に吊るして魔除けにするという地方もありますが、お月見の時には吊るさず、後になります。
 

何故団子を飾るの?

お米の収穫を感謝するという習慣なので、お米で作ったものを飾ります。だから、お米でできた団子を飾ります。こうして、「稲に見立てたススキ」と「お米で作った団子」を飾って収穫を感謝してお供えします。
 
お米には、うるち米ともち米の2種類ありますが、どちらを使ってもお米で作っていれば団子になります。因みに、饅頭は小麦粉を原料ですよ。
 

三方とは?

三方とは、神饌を載せる台の事です。直方体の台の上にお盆がのっているような物の事です。この台の3方向に穴が開いているから三方と呼ばれていますが、4方向に穴が空いている物は四方と呼びます。
  
こんな感じの物

 
 

月見のススキは何本飾るの?

ススキを飾る量に関して様々な意見があります。1本差し、3本、5本、十五夜だから15本・・・・・。そう考えるときりがありません。
 
大量に飾るものではありません。また、地域によって考え方が変わってきます。
 
基本的には、ススキは「お好みで数本」と考えます。大切なのは、お団子と一緒に「飾る」という事です。
 

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すすきとはどんな植物?

この「すすき」とは、根に茎があって、花をつける茎が地面から出ています。花をつける部分が穂になるという訳ですね。そして、勿論、いくつかの種類があります。
  

すすきとはどんな植物?

イネ科・ススキ属・ススキの総称で、「尾花・おばな」という秋の七草の一つです。
 

すすきの特徴

植物の生態系の中では、草原から機が生える最後の段階となります。だから、箱根の仙石原ではススキを野焼きにして、また翌年もススキが生えるようにすることで木が生えるのを防いでいるんです。
 
また、関東の緯度辺りはススキが生息しやすい環境なので、昔から関東、関西で群生していました。
 

すすきに似た植物

すすきにはいくつか種類があります。見た目は少し違いますがススキの一種です。
「ハチジョウススキ」
「オギ」
「トキワススキ」
「カリヤス」
「カリヤスモドキ」
 
ちょっと見た目が似ているような気がしますが別の植物。
「葦(あし)」イネ科・ヨシ属
「パンパスグラス」イネ科・シロガネヨシ属
 
名前は似ているけど、すすきとは異なる別な植物。
「アブラススキ」イネ科・アブラススキ属
「コメススキ」イネ科・コメススキ属
「ヒメアブラススキ」イネ科・ヒメアブラススキ属
「ススキメヒシバ」 イネ科・メヒシバ属
 
 

最期に一言

年々、ススキが生えている場所が減少しているので、手に入りづらくなってきました。機会があれば、お団子と一緒に飾ってあげてくださいね。
 
 

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