あっとすしでほっとして

雷が発生しやすい季節と地域はどこ?雷発生のサイクル!

   


 
雷が発生しやすい季節と発生しにくい季節があります。また、雷が多い地域と少ない地域もあるのをご存知でしょうか?なぜ季節や地域で雷の発生に違いがあるのか、雷はどんなサイクルで発生するのか説明します。
 

スポンサードリンク

雷の発生が多い季節と少ない季節はいつ頃?

日本で雷が発生するのに、季節差なんてあるの?と思われがちですが、かなり季節によって発生する回数に違いがあるんです。
 
また、雷とは夏の夕立前に起こるもの、季節の変わり目に起こるものと思われることが多いと思いますが、実のところどうなのでしょうか?
 

雷が多い季節はいつ頃?

日本全国で雷の発生が多い季節は、8月とその前後の月になります。どれくらい発生しているのか見てみますね。

□雷が多い月
8月/約37回(平均)
7月/約20回(平均)
9月/約10回(平均)
 

雷が少ない季節はいつ頃?

雷が多い季節があるなら、少ない季節があっても可笑しくない筈ですよね。それではいつ頃が日本全国で、最も雷が少ない月は次の通りです。

□雷が少ない月
1月/1回(平均)
11月/12月 4回(平均)
10月 6回(平均)
 
 
 

雷の発生が多い地域と少ない地域はどこ?

雷の発生件数は、自分の住んでいる地域が普通だと思うのが当たり前だと思いますよね。だから、雷の発生数に地域差があるなんて考えたこともない、なんて人もいるのではないでしょうか?そこで、雷の多い地域と少ない地域を見てみますね。
 

日本ではどこの地域が雷が多いの?

次のような観測結果が出ています。
 
日本全国・・・「日本海側より太平洋側の方が発生件数が多い」
県別では・・・「石川県が最も雷が多い」
 
石川県金沢市は雷が日本全国で最も発生率が高いんです。ところが面白い観測結果になっていて、全国的には、雷は夏に多く発生しますが、石川県では冬に多く発生するんです。

□年間発生数
1位 金沢 37回以上/年 
2位 酒田 30回以上/年
3位 高田 30回以上/年
4位 輪島 30回以上/年
5位 福井 約30回/年
  
□雷発生・最多月
金沢 約7回/12月 
酒田 約6回/11月
高田 約6回/12月
輪島 約6回/12月
福井 約6回/12月
 
□雷発生・最少月
金沢 約1回/4月 
酒田 約1回/4月
高田 約1回/4月
輪島 約1回/3月
福井 約1回/3月~4月
 

日本ではどこの地域が雷が少ないの?

金沢と反対に、北海道では滅多に雷が発生しません。湿度が高くない、涼しい地域では滅多に雷は起こらないのは、イメージ通りといったところでしょうか。

□雷年間発生数
根室 5日/年
帯広 5日/年
釧路 5日/年
網走 7日/年
札幌 9日/年

□雷発生・最多月
根室 1/9月
帯広 2日/8月
釧路 1日/7・9月
網走 2日/8月
札幌 2日/8月

 
 

スポンサードリンク

雷と雲の出来るサイクルは?

全国的には夏に雷が発生しやすく、日本海側は冬に発生しやすいという事が分かりましたが、どんな仕組みなのでしょうか?
 

雲の発生と消滅のサイクルは3段階

1、雲が作られる
水蒸気を多く含んだ空気が、上昇するときに雲ができます。
上昇気流が強くなると雲の上の方で雹がつくらて下降していきます。
 
2、上昇と下降気流が繰り返される
最初の上昇と下降を繰り返すことで対流が発生
こうして、激しい下降運動と強い上昇気流のサイクルを繰り返して積乱雲のような雲が発達します。
 
3、雲が消滅する
上昇気流が衰えると、雲の成長は止まり、最後は下降気流となって、雲が消滅します。
 

夏に雷が発生しやすい地域の仕組みは?

夏は太陽熱で地上が温められるので、午後になると上昇気流が発生しやすくなります。この上昇気流で積乱雲が作られ、一気に成長、一定の条件が揃うと、蓄電された雷が放出される。というサイクルで雷が作られます。また、このときに貯った水分が放出されて大雨に変わります。これ夕立です。
1、地上が温められて上昇気流発生
 
2、上昇気流が強まり積乱雲ができる
 
3、一定条件が揃うと放電
 
4、許容量を超えた水分も放出されて雨が降る
 

冬に雷が発生しやすい地域の仕組みは?

注目したいのは、雷が多く発生する地域は、雪の多い冬の初め頃の日本海側なんです。太平洋側の人には雪の日に雷を主なウなんて想像もできない事ですよね。

1、大陸から冷たくて乾いた季節風が日本に向かって吹く
 
2、日本海に温められた季節風が水蒸気を含んで、日本海沿岸に到来
 
3、水蒸気を吸い上げるとき上昇気流が発生して雲が作られる
 
4、日本の山にぶつかって雲が停滞、湿った季節風と上昇気流が続く
 
5、一定量を超えると雷が発生、雨の代わりに雪が
降る
 
 

最後に一言

こうして、雷は夏に発生するものという地域と、冬に発生するものという地域ごとの違いと、季節の違いが生まれるんです。四方を海に囲まれた日本ならではの気象現象なんですね。
 
 
参考資料:日本の年中行事/国立天文台編「理科年表」1971年~2000年の平均値
 
 

スポンサードリンク

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

 - 生活情報