あっとすしでほっとして

夏の土用の丑の日にやって良い事といけない事!土用の習慣とは?

   


 
土用の丑の日は、ウナギを買って食べるだけなんて思っていませんか?この日は昔から様々な習慣があって、行うと良い事やいけない事や、鰻以外に食べるもの、この日に作り始める保存食などがあります。そんな昔から続く土用の丑の日の風習を紹介します。
 

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土用の丑の日の風習!この日に行うと良い事は?

夏の暑さを乗り切るために、夏の土用には様々なことを行いますが、その中で丑の日に行うと良いとされる習慣があります。
 

丑湯(うしゆ)

この日は「お風呂に入ると良い」といわれてきた日で、薬草を入れてお湯に浸かっていました。薬草は、「ドクダミ」「ゲンノショウコ」「センブリ」など薬草を干してお風呂に入れていましたが、江戸時代に入ると「桃の葉」も用いられるようになります。
 
この日のお風呂に入れる薬草に、特に決まりはないので、お好みのハーブや入手しやすいハーブをお風呂に入れて見てはいかがでしょうか?
 

湯治効果が高くなる日

この日に風呂に入ると湯治の効果が良いといわれて、湯につかるという習慣が全国各地で行われていたと伝わっています。
 

川菖蒲を入れる

別な季節に菖蒲湯という習慣がありますが、夏の土用の丑の日には川菖蒲を風呂に入れると1年間病気にならない。という地域があるんですよ。
 

海で泳ぐと痔にならない?

この日に海に浸かると痔にならないといって、夏の土用の丑の日は「海で泳ぐ日」という地域があります。海水浴に行ってみてはいかがでしょうか?
 

アジサイを飾って厄除け

この日には、アジサイを玄関に吊るすと厄除けになるといわています。また、トイレに飾れば痔の予防になるといわれていました。
 
他にも、他人の家のアジサイを見つからないようにとって、家に飾るとお金が貯るという、ちょっと不謹慎な習慣があるともいわれていました。
 
 

土用の丑の日の習慣!土に触れてはいけない?

今度は、「土用の丑の日に行ってはいけない事」について紹介しますね。
 

土に触れる作業をしてはいけない?

夏の土用の期間中には「禁忌」とされることがあります。それは「土仕事」ですが、丑の日だけではなく土用の期間中土作業を行ってはいけません。
 
でも、そんなことを言っても、お庭の手入れや畑絵仕事に支障がでるのでは?と心配ですよね。それでは、なぜいけない?どうしたらいいの?と、この二つについて紹介しますね。
 

なぜ土仕事がいけない?

これは、土用期間に関わってくるからなんですが、土用に関して詳しくは「土用の丑の日を簡単に説明すると?」を参照して欲しいのですが、土とは陰陽五行説では、全ての事象の中心が土で、各方位の中心となると紹介しました。
 
この土用期間中は、土の神様が土に訪れているので、掘り返したり土いじりすることはいけないといわれてきたからなんです。
 

どんな事を行ってはいけない?

土用期間中に行ってはいけない事とは、次の通り土に触れる作業全般が対象と考えられてきました。

●土を掘り返す
 
●土木作業
 
●土を掘って埋葬する
 
●花壇や鉢など庭仕事
 

どれくらい土用の日の土作業が禁忌だった?

1326年3月に、邦良親王という皇太子が亡くなられたとき、土用期間中だったため埋葬することができなかったと、南北朝時代に書かれた「増鏡(ますかがみ)」という歴史物語に書かれています。
 
土用期間中の死体は埋葬できなくて邪魔になるので「盗人にとられたら勿怪の幸い」といわれていました。そこから「意外なことが起こって邪魔者が片付く」というときの例えになったといわれています。
 

土用期間中の土をいじっても良い日はある?

どんな禁忌でも抜け道はあるもの(?)で、期間中でも一部の日は例外で、神様が留守になる日があります。
 
各季節の土用期間で例外の日が違いますが、それぞれ次の日は土に触れても構いません。

●春の土用期間・・・寅の日、卯の日、巳の日
 
●夏の土用期間・・・巳の日、午の日、酉の日
 
●秋の土用期間・・・卯の日、辰の日、申の日
 
●冬の土用期間・・・未の日、酉の日、亥の日
 

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土用の丑の日の行事食!うのつく食べ物?

世間ではウナギを食べることばかりが広まっていますが、他にも食べ物にまつわる習慣があるんですよ。
 

土用干し

この日には行う習慣で、「三日三晩の土用干し」という言葉があります。これは、夏の強い日差しで梅を干して、その後浸けると美味しくできると言われてきました。
 
また、土用の丑の日は梅雨明けの時期になります。衣類や書物など家から出して風に晒すことで、カビや虫の防止を行う日の目安だったんです。
 

”う”のつく食べ物を食べる

夏の土用の丑の日に食べるものは、「丑(うし)の日= ”う”」から始まる食べ物を食べると縁起が良いといわれてきました。

●うどん
●梅干し
●うり
●馬(ばにく)
 

牛(うし)は最近になって加えられた?

牛は明治になるまで、日本では一般的な食べ物ではありませんでした。近代に入ってから、文明開化の象徴として広く家庭に広まります。それまでは卑しい者の食べ物、外国の食べ物だったんです。だから、最近になってから「うし」が加えられたと考えられます。
 
それなら、こんなものを加えてみてはいかがでしょうか? 

●ういろう
●うさぎ
●うつぼ
●うに
●ウド
●うみねこ
●梅ジャム
●うずらの卵
●うど
 
残念ながら、どれも科学的根拠があるわけではありませんが、語呂から縁起を担ぐというのは他の行事でも共通しています。色々合わせて食べてみてはいかがでしょうか?
 

土用シジミ

栄養価の高い旬の食べ物として、昔からシジミを食べてきました。因みにシジミの旬は「夏の土用しじみ」と「冬の寒シジミ」と呼ばれています。
 

土用餅/卵

この日に、餅をついて食べる、卵を食べる。どちらも栄養を取って「夏痩= 夏バテ」防止に努めるという習慣がありました。餅は江戸時代から、小豆で作った餡で食べていました。間食やデザートに食べてみてはいかがでしょうか?
 
 

最後に一言

梅雨が明けて暑さが増す7月下旬、その季節の変り目が土用期間。その期間中の丑の日には、様々な習慣があります。夏の土用の丑の日を皆様はどうお過ごしになりますか?これから始まる夏をお楽しみくださいね。
 
 

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