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おじやと雑炊とお粥はどこが違う?お米を使った料理の違い!

   


 
鍋の残り汁、味のついた汁、出汁などにご飯を入れるとき、雑炊という人と、おじやという人がいますが、呼び方が違うなら別な料理になるはずですよね。でもそれなら、お粥やリゾットはどうなのでしょうか?そんなお米を煮る料理の違いについて紹介しますね。
 

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おじやと雑炊は何が違うの?

おじやと雑炊をイメージすると、味付けは別として、見た目はほぼ同じようなものではないでしょうか?国語辞典ではどんな違いがあるのでしょうか?
 

おじやと雑炊とは?
●おじや
「雑炊(ぞうすい)をいう女性語。みそなどで味をつけて炊き込んだ粥(かゆ)の一種。(”お”は接頭語)」
 
●雑炊
「ごはんに野、魚介、肉などを入れ、塩、しょうゆ、みそんどで調味してさらりとにたもの。おじや、おみそう、こなかき、みそうず、ようか。」
つまり、おじやも雑炊も同じ食べ物を指している、ということなんですね。
 

おじやをもう少し詳しく・・・・

17世紀後半頃の「女重称呼」では、東国でぞうすい・いれめし。女性の言葉でおじやというと書かれています。江戸では男女ともに「おじや・於慈也」と呼んでいましたが、やはり女性言葉でもあるといわれています。
 
因みにおじやとは、「お」が接頭語、「じや」は煮える音をジヤジヤのこと、または時間をかけてジヤジヤと煮る、という意味が語源となります。
 

雑炊をもう少し詳しく・・・・

雑炊という言葉は、近年になってつけられた当て字となります。また、冬を表す季節の言葉として事典には説明されているんです。
 
15~17世紀頃の資料には「増水」と書かれていて、守貞謾稿という江戸時代後期(1837年~1853年)の事典に記載されている内容を要約すると、大阪・京都では男女ともに雑炊、江戸では男女ともにおじやというと紹介されています。
 
もう一つの考え方が、余った炊いたご飯の再調理に使われてきたということです。昔は、冷蔵や冷凍技術が無かったので、時間の経ったご飯に火を通して、安全に美味しく食べる方法の一つと考えられます。
 

おかゆはおじや・雑炊との違いは何?

お粥は、雑炊やおじやと同じように煮て作りますよね。先ほどの辞書を参考に考えると、「味付き、出汁、具入り」を調理する、そして、生米や炊いたご飯を煮たのが雑炊やおじやということになります。
 
お粥の場合はというと、「水」で煮ているものを、日本ではお粥と呼んでいます。中華粥のように、味付けや出汁の効いた汁で煮たものをお粥と呼ぶ場合ばありますが、そこは中国と日本の直文化の違いと考えれば分かりやすいでしょう。
 
因みに、海外のお粥は、具材や具から出た出汁と一緒に煮こんだり粟、小豆、そばなどでも作っています。つまり、お米や穀物などを使った煮物料理と考えれば分かりやすいですよね。
 
●調味料の味で具材とお米を煮るのが「雑炊」
●お水で煮ているのが「お粥」
 

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リゾットとお粥や雑炊は何が違う?

ヨーロッパにはリゾットという料理がありますよね。日本語にすると西洋風雑炊や、西洋風お粥などと呼ばれています。
 

リゾットとは?

イタリアの郷土料理の一つで、麦を煮た料理として始まったと言われていて、現在はお米で作る料理。
 

雑炊やお粥との違いは

オリーブオイルでニンニクとお米を炒める。
ワインをフライパンに加えてアルコールを飛ばす。
水や野菜などのスープと一緒に煮こむ。
具材を加えて火を通しながらい詰めて完成。
というのが簡単なリゾットの作り方の考え方です。日本には生米を炒めてから調理する雑炊やお粥という文化は無いですよね。
  
そこで、分かりやすく大雑把にまとめると・・・・
●アジアの場合は、味噌や醤油を使って煮込む雑炊
●ヨーロッパの場合は、炒めて野菜スープなどで煮込んだのがリゾット
 
 

最後に一言

お米を煮る料理は、日本やアジアに限らず海外にも定着しています。でも、日本では「お粥」「雑炊」「おじや」と、呼び方や料理があるので分かりずらいですよね。
  
そこで最後に簡単にまとめると、おじやと雑炊は同じもの。日本のお粥は水で煮た料理。雑炊は味を付けて煮た料理となります。それでは、これからも日本の伝統料理の雑炊やお粥を堪能してくださいね。
  
  

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