あっとすしでほっとして

歯固めをする季節と時期はいつ?3種類の歯固めの違い

   


 
歯固めというと何を人によってイメージが違うと思いますが、赤ん坊用品、子供の伝統行事、日本人の伝統行事の3種類のことを指しています。歯固めの始まりの日本伝統行事を毎年行っていない!なんて人も多いと思います。そんな歯固めについて紹介しますね。
 
 

スポンサードリンク

歯固めとはどんな意味?伝統行事の歯固め

歯固めとは、宮中で行われていた伝統行事のことです。「んっ?赤ん坊とはどう関係してくるの?」と、現代の子育て習慣と混同しいそうですよね。
 

歯固めの始まりは?

奈良時代から平安時代にかけて、中国から暦や季節に合わせた様々な行事が伝わってきました。稲作文化の日本と、暦に合わせた行事が合わさって、「歯固め」の行事が宮中で行われるようになりました。これが、「6月朔日(1日)」と「1月朔日(正月/1日)」にお餅を食べて、健康や長寿を祈る習慣なんです。

歯固めとは、どんなことをするの?

年に2回ある歯固めは、ただお餅を食べるだけではなく、年魚(アユ)や猪など、固い食べ物を食べていたんです。その中で最も多く用いられていたのが、お正月にお供えしたお餅なんです。
●正月(1月1日)に、餅やかち栗を食べること
●6月1日に、正月に作った餅を、凍み餅や干し餅にして保存してこの日に食べること
 

なぜお餅を食べるの?

稲作文化の日本では、田に神様がいると信じられいたんです。そして、田でとれた米を保存食にして神様にお供えします。そう、お正月にお供えする「鏡餅」は、この歯固めの儀式の一つなんです。
 
そして6月の場合は、丁度1年の中間にあたり、昔は様々な生活の目安や行事が行われてきました。その一つが「6月の歯固めの行事」なんです。
 

歯固めには、どんな資料が残っている?

「枕草子」に歯固めについて記録が残っています。「よはひ(齢)をのぶる歯固めの具」と記載されていて、長寿を祝る行事、またこの日に固い餅を食べると歯が悪くならないといわれていました。
 

日本のどこで行われていたの?別の呼び方は?

「ヒロムノツイタチ」や「コオリノツイタチ」と別な呼称で呼ばれることもあって、歯固め餅/氷の餅を食べるという習慣が全国に浸透していたんですよ。
 
 

スポンサードリンク

お食い初めの歯固め!どんなやり方が基本?

「お食い初め」という習慣がありますが、歯固めとはどう関係してくるのでしょうか?
 

お食い初めとは?

平安時代から行われてきた、離乳食を始める頃の乳児の食事の儀式で、丁度乳歯が生えてくる頃に行います。別名「百日祝い(ももかいわい)」とも呼びます。
●お食い初め・・・生後100日に行う
●祝い膳・・・1汁3菜の4品を用意する
●なぜ儀式?・・・一生食べ物に困らないように祈願する
 

用意する食事内容は?

●吸う力が強くなるように「お吸い物」
●祝いの「赤飯」か、「紅白の餅」など
●めでたい日なので「鯛」
●香の物
※その他、丈夫な歯になるように神社から授かった「石= 歯固めの石」を置いておき、儀式が終わったら返納します。
 
 

歯固めとはおしゃぶりのこと?

乳児に歯が生え始めると、歯の辺りがムズムズするのか、歯ぐずりといって不機嫌になることがあります。そして、このときに色々なものを噛むようになるんです。
 

乳児用の歯固めとは?

昔はおしゃぶりがありましたよね。その後、このおしゃぶりが進化して、シリコン製の口に入れやすいおもちゃや、アクセサリー型の口に入れやすいものがあるんです。
 
※歯固めとは?・・・乳幼児用のカジガジ噛んで遊べるグッズのこと

昔ながらの木の歯固め


 
シリコン製の歯固めなどもありますよ♪


 

最後に一言

「歯」とは年齢を意味する言葉で、丈夫な歯のための歯固めから健康長寿へ、健康長寿から子供の健康祈願へ移り変わり、子供の歯固めになった事が伺えます。また、「歯」の繋がりから、現代では子供の歯固めという造語習慣が生まれたということがわかりす。
 
「歯固め」にはこんな違いと歴史がありますが、夫婦で、育った地域で、知識でそれぞれ歯固めについて認識が違いますよね。是非、3種類の歯固めを共有してくださいね。
 
  

スポンサードリンク

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

 - 夏の行事