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半夏生とはいつ何をする日?行事食とやってはいけない事は?

   


 
半夏生とは、季節を表す古い言葉と植物の名前のことですが、どんな習慣?と聞かれたら、よく分からないことが多いのではないでしょうか?また、この日にはやってはいけないこともあるんです。そんな、半夏生とはどんな日なのか紹介しますね。
 
 

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半夏生とはいつ?どんな意味?どんな習慣?

7月になる頃、「半夏生(はんげしょう)」という言葉を聞いたことがあると思います。この半夏生とはどんな意味なのでしょうか?
 

半夏生とはいつ?

この日は、夏至から11日目の日に当たります。また、七十二候という古い暦がありますが、夏至という期間の末候の5日間のことでもあります。

現在・・・7月2日頃のこと
  
夏至・・・夏至から11日目
  
雑節・・・夏至という15日間の、最後の5日間
 

半夏生とはどんな植物?

半夏草という植物は、初夏に花が咲く、「ハンゲショウ= 半夏草・半化粧」というドクダミ科・ハンゲショウ属の植物の一種です。
 
「烏柄杓・カラスビシャク」というサトイモ科・ハンゲ属の植物があります。この植物からは「半夏」という薬がとれました。また花の時期は初夏となります。

半夏= ドクダミ科の半夏生という多年草のこと

半夏という薬= カラスビシャクというサトイモ科の多年草のこと

※ドクダミ科・・・古い呼び名で半夏生科と呼ばれていました

 

半夏生という日の名前の由来は?

この時期に花が咲く植物が、名前の由来になります。でも、二つの説が由来といわれているんです。
●ドクダミ科のハンゲショウがこの時期に咲くから、この時期を「半夏生」と呼ぶようになったという説
 
●半夏という生の薬、つまり薬の素の植物の花がこの時期に咲くから「半夏生」という説
 

半夏生とはどんな日といわれているの?

辞書では、「この日には毒気が降るといって一切の野菜を食べず、また竹節虫を生じるときと言ってい竹の子を食べないなどの俗習がある」と記載されています。 ※日本国語大辞典・小学館
 
他にも、この日にはどんなことを行ってきたのか、もう少し補足しますね。

半夏生の日は、毒が降るといわれているので、この日には野菜をとってはいけない。また、井戸には板やむしろなどを置いて、病気のもとの魔物やってきて毒を入れないようにする地域、毒の雨が降って井戸にその毒が入らないように蓋をするという地域などがある。
 
つまり、畑に入ってはいけない、農作業をこの時期までに終える、休みを入れるという、農家にとっての季節の節目でした。また、暑さで食べ物が傷みやすくなる時期と考えると、新しく野菜をとらないで、あるものを食べきるという考えがあったのかもしれません。
 
 

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半夏生にはなにを食べたらいいの?

半夏生とは、季節の事、植物のことと紹介しましたが、農家にとって大切な目安となる日なので「行事食」のようあっても良さそうですよね。
 

半夏生の日に食べるものは?

全国的に多い食べ物は、「饅頭」「団子」となります。地域によってどちらを作るのか異なりますが、「小麦粉から作る饅頭」「米粉から作る団子」の違いを考えると、採れる作物次第と考えられます。
 
また、この日に作った饅頭も団子も、床の間や仏壇に供えてから食べる地域が多いです。最近ではお供えしないで、作ってすぐ食べる、買ってきて食べるだけとなっています・・・・・。
 

他には何を食べるの?

●「餅」を火で炙ってザルに入れて床の間に供えます。その後、粟(あわ)巻きにして食べる。
 
●半夏生・ハンゲショウのことをハゲンという地域があります。そこからハゲン団子(イリゴ・屑米)という「団子」をお供えしてから食べる。
 
●小麦粉は解毒効果があると信じられてきたので、小麦粉で作られた「うどん」を食べる。
 
●タコの足のように稲が根付くように「タコ」を食べる。
 
 

半夏生の日にやってはいけない事とは?

因みに、禁忌について!つまり、この半夏生の日にはやってはいけないことがあるので紹しますね。

●梅やグミなど酸味の強いものは頭がはげるから食べてはいけない!
 
●この日に、外になる果物を食べると頭が剥げるから食べてはいけない!
 
●畑に立ち入ると雑草が生えるから、立ち入ってはいけない!
 
●竹藪に入ってはいけない!
 
●梅が落ちきる時期だから、梅の木の下には行ってはいけない!
 
●日照りが続くから、焙烙(ほうろく)を使って豆を炒ってはいけない!
 
 
 

最後に一言

半夏生という言葉は、すでに一般的には使われなくなってきましたが、旧暦や昔からの風習から見るととっても大切な日ということが分かります。
 
それでは半夏生の日には、昔の風習に習って饅頭や団子を食べてみてはいかがでしょうか。
 
 
 

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