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八十八夜とはいつ何をする日?季語と霜と茶摘みについて!

   

 

 
八十八夜という言葉を耳にしたことがありませんか?農業に関わる人たちならよくご存知かもしれませんが、日本で昔から生活の目安としてきた雑節の一つです。
この八十八夜という日にはどんなことを行って来たのか、どんな日なのかを紹介しますね。
 
 

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八十八夜という季語はいつ?どんな意味がある?

八十八夜の始まりは?

立春から数えて88日目の日のことを指していて、2月は28日の年と29日の年があるので一定の日取りではありませんが、大体5月2日頃になります。
 
日本独特の雑節の一つで、最初に暦に記載されたのは、1656年の*伊勢の暦(いせのこよみ)が始まりと伝わっているんですよ。
 

八十八夜はいつ頃?

先ほどご紹介した通り、一定の日にちを指していません。
八十八夜とは= 「5月2日頃」「立春~88日目」
 

なぜ八十八”夜”?夜と日の違い

1600年代頃の日本は、まだ「太陰暦= 月の動きを基準」にした暦を使用していました。だから、十五夜とか十六夜のように、〇〇夜と言い表していたんです。
 
現在の日本では、「太陽暦= 太陽の動きを基準」にした暦を使用しているので、〇〇日と言い表しているんです。これが八十八日と呼ばずに、八十八夜と呼ばれてきた違いなんです。
 

※伊勢の暦とは・・・?

伊勢国、現在の三重県の北部を中心に愛知県と岐阜県にまたがった国から、江戸時代初期頃に発行された「暦= れき・こよみ」のことです。江戸時代が終わるまでは、この暦が日本全国で長く広く親しまれてきました。
 
 

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八十八夜の別れ霜とはどんな意味?

八十八夜は、この日を境に霜が降りなくなるといわれてきました。それでは「八十八夜の別れ霜」について紹介しますね。
 

別れ霜とは?

5月上旬頃までは、大陸からの移動性高気圧が通過する影響で、昼は天気が良く、夜には急に冷え込んで霜が降りることがあります。そして、この時期を過ぎると霜が無くなり、農作物への被害が無くなります。
 
霜が降らなくなる日といわれてきたので、「八十八夜の別れ霜」と呼ばれてきたんです。また、八十八夜は春と夏の季節の変り目、農作業の種まきの目安の日でもあったんですよ。
 
 

八十八夜とお茶にはどんな関係がある?

「八十八夜の新茶」とは、昔から茶摘みを始める時期の目安としてきた日なんです。この日に摘み取った茶葉を「八十八夜の新茶」と呼んで、その年の新茶として珍重されてきました。
 
丁度、夏に向かって暖かくなってくる時期なので、「なつも、ち~かづく、八十八夜・・・」なんて有名な歌を耳にしたことがあると思います。その他には、稲作の種まきを始める目安だったんですよ。
  

現実には・・・・

実際には、山間部と平野部、日本列島の北と南で気候が大きく異なります。この時期を過ぎても霜が降る地域があったり、かなり温かくなる地域があったりします。
  
それでも、八十八夜を目安とする地域が多いのは、伊勢の暦の普及・定着が大きく影響しているからなんですね。
 
 

最後の一言

なんとなく聞き流していた、忘れてしまっていた八十八夜かもしれませんが、この日を境に”衣替え”なんてすると覚えやすいかもしれません。
 
それでは、ゴールデンウィーク中のちょっとしたイベントとして八十八夜を思い出してくださいね。
 
 

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