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1月15日にはどんな行事を行う日?ナマハゲと鳥追いと他には?

   

 
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1月15日と聞くと成人式や小正月を思い浮かべる人が多いと思いますが、他にはどんな行事があるかご存知でしょうか?この日は、旧暦ではまだお正月なので、全国各地で様々な年中行事が行われていたんです。その内の幾つか代表的な行事を紹介しますね。
 
 

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1月15日に行う行事の鳥追いと成木責めとは?

旧暦のお正月期間、つまり松の内と呼ばれる門松を飾る期間は1月1日から1月15日まででした。そしてこの期間中は、様々な行事が行われていましたが、「鳥追い」「成木責め」という、全国的にちょっと有名な行事が行われるんです。それでは、この二つから紹介しますね。
   

鳥追い(とりおい)

鳥追いとは、田んぼや畑に集まる害鳥を追い払うという、小正月に行われる1年で最初の農業に関わる行事のことです。
  
この行事は、毎年1月15日を中日に、3日間の早朝と14日15日の夜に行いますが、何を行うかは各地域によって異なるんです。
  
でも、それだけでは何の行事がよくわからないですよね。そこで、各地のやり方を大まかに3種類に分類すると分かりやすいでしょう。
・各自、家ごと畑で火を炊く行事
・子供たちが、村の各家を回る行事
・鳥小屋と呼ばれる小屋に3日間籠り、最後に燃やす行事
 
どの方法が正解という訳ではありません。畑から鳥などを追い払って、農作業を始めやすくすることが目的ですが、どんど焼きと「開催日や火を炊く」ということが被る行事なんです。
 
 

成木責め(なりきぜめ)

成木責めとは、柿やみかんのように秋に実を付ける木の豊作を願った小正月の行事の一つになります。
 
二人一組になって、一人が刃物で木を切る仕草をしながら「なるか、ならないか」と言います。もう片方の人が「なります、なります」と言って、秋に沢山の実がつくように、豊作を願った行事なんですよ。
 
やり方は各地方で様々ですが、いずれも一人が切る仕草を、もう一人が木の役を担います。また、実際に少し傷つける地方、鉞で切り倒す仕草、鉈で傷つける仕草など様々なやり方が全国各地で行われているんです。
 
因みに、東北と九州では言い方もこんな風に違うんですよ。
東北の一部では、「こりゃ なるか ならないか」「なります なります」
九州の一部では、「なるか ならないか」「なりますーる なりますーる」
 
成木責めとは、木に向かって「秋に実を沢山つけないと切り倒してしまうゾ!」と脅しをかけているかのような、ちょっと可笑しくも恐ろしい行事なんですね。
 
 

1月15日に行う行事の年占いと祝い棒とは?

松の内が終わるので、これから始まる一年を占っていたんです。それが「年占い(としうらない)」で、「祝い棒」という小正月の行事や占いで使う道具があるんです。
 

年占い(としうらない)

年占いとは、1年の始めに作物の出来の良し悪しを占ったり、世の情勢を占うったりする儀礼的な行事のことです。
 
例えば、「サイノカミ(どんど焼き)」の火の燃え具合や、煙の上がり方、灰の落ち方などで占っていました。また、お供えしたお餅のカビの生え具合、凍った供物の崩れ方によって占ってもいたんです。
 

「祝い棒」

祝い棒とは、小正月の行事「成木責め」「鳥追い」「嫁叩きの占い」の道具として使う道具のことです。
 
「成木責め」「鳥追い」はご紹介しましたが、「嫁叩きの占い」という行事もあります。この「嫁叩きの占い」とは、子供たちが毎年1月14日や15日に新婚の家庭に、新婚のお尻を叩いて良い子供が生まれるように願う行事のことです。
 
また、お祝い事のある家などへお祝いに行うこともあるといわれていますが、このときに使う道具が祝い棒なんですよ。
 
 

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1月15日の行事といえばナマハゲとかせどりとは?

全国的に知名度の高い「ナマハゲ」という行事があります。また、この日には「かせどり」と呼ばれる、東北や九州で行われる行事があるんですよ。
 

ナマハゲ

近年、ナマハエは「大晦日の晩にやってくる」という地域と、「旧正月の1月15日の夜やってくる」という地域があります。
 
どちらの日にやってくるにしても、次のような出で立ちでやってきます。
「鬼のような仮面に蓑(みの)を着ている」
「腰に腰蓑(こしみの、ケダイと呼ばれる)」
「脛(すね)には藁(ワラ)でできたハバキ」
「藁でできた靴」
「手には木でできた大きな出刃包丁」
「御幣(ごへい、紙垂のような紙)を持っている」
 
泣く子はいないか!怠け者はいないか!と家の中を回って帰りますが、地域によってはお神酒やお餅を貰って帰る場所もあります。
 

かせどりとはどんな行事?

「かせどり」という言葉はあまり耳にしないと思いますが、稼ぎ鳥や火勢鳥が語源といわれています。
 
藁でできた蓑を被ってかせ鳥に扮して、1月15日の夜に各家を回って祝儀を貰ったり、火を囲んで踊ったり、かせ鳥達に冷水かけたりしますが、地域によって少し内容が異なるんです。
 
東北や九州で多く行われている習慣で、地域によって呼び名も異なり、「コンコン」「カッカドリ」「カセキドリ」とも呼ばれています。
 

似たような行事は他にもある

岡山では、蓑を着て笠をかぶり「ホトホト」と行って戸を叩くと餅を渡してくれるという習慣があります。このときに柄杓で水をかけられます。
 
鹿児島では「ハラメダセ・ハラメウチ」などと呼ばれる、なまはげに似たよう習慣が行われます。鬼の面を被って家を訪れて、家の中を一回りするとトシモチが渡されます。
 

水をかけるという事は?

ホトホト、かせ鳥など、この日に行われる行事で”水をかける”のは、「厄落とし」という意味で行われます。
 
 

最後に一言

ここまでご紹介してきた行事は、全て旧正月に各地で行われてきました。1月15日は成人式やどんど焼きだけではないということなんです。
 
それでは、ご興味のある方は、各地の行事を見にお出かけしてみてくださいね。
 
 

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