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京都の武射神事と通し矢と歩射神事の弓の行事の日程と見所は?

   

 
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1月の京都では二つの大きな弓の行事、弓では有名な行事で成人の日の風物詩でもある通し矢と、武射神事という行事がおこなわれます。どちらも1月中旬に開催されますが、観光で京都に行く人の大半は、弓の行事としか目に映らないと思います。そんな弓の行事について紹介しますね。
 
 

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京都の上賀茂神社で行われる武射神事

1月の神社やお寺では行事の多い月です。観光に行って見所のある建物と様々な伝統行事を見れる良いチャンスの月でもあります。
 
そこで1月といえば、伝統ある京都の上賀茂神社では「破魔の儀式」として「武射神事」という、弓の行事が行われるんです。それでは、どんな行事か紹介しますね。
 

〇上賀茂神社とはどんな神社?

正式名称「賀茂別雷神社・かもわけいかづちじんじゃ」、通称「上賀茂神社」といいます。そして、京都の文化財の一つでもあり世界文化遺産として登録されています。
 
厄除、開運、雷除、必勝、方除、八方除、災難除、電機産業守護となんだか現代的なものまで含まれていますが、沢山の御神徳があるんですね。
 
※方除、八方除とは?
「方除」とは、方位・方角が影響して災いがおることを防ぐこと。「八方除」とは、地相、家相、方位、日柄などが原因で起こる災難など悪いことを祓い除く御祈願のこと。
 

〇上賀茂神社の歴史はどれくらい古い?

678年に賀茂神宮が建てられました。その後、増築・改築されて現在に至っています。
  
第40代・天武天皇の頃・・・社殿が建てられる
第50代・垣武天皇の頃・・・平安時代以降、歴代天皇が行幸されて奉幣祈願を行う
※増築が進む
明治時代頃・・・伊勢神宮に並ぶ、大きくて格式の高い全国でも有数の神社となる
現在・・・世界文化遺産・古都・京都の文化財として、23万坪の境内が登録
 
※奉幣(ほうへい)とは?
「幣帛(へいはく)」することで、この幣帛とは「神饌以外の奉献するもの」のこと。また別称で「幣物(へいもつ)」ともいいます。
 
国宝の建造物・・・「本殿」「権殿」の2棟
重要文化財の建造物・・・41棟
 

〇武射神事とは?

除災の神事として、毎年1月16日に弓で鬼と書かれた的を射るという「破魔の儀式」が行われます。宮中で行われていた「射礼(じゃらい)」という、歩射競技の一種が神事に加えられた祭典となります。
 
つまり、神事の一巻なので、弓の競技やお祭りではありません。見物に行くのではなくて参拝のつもりで行くといいですよ。
 
開催日・・・毎年1月16
開催時間・・・10:30am~
見学料・・・無料
参拝時間・・・5:30am~5pm(通常時間)
 
※御粥神事
因みに、前日の1月15日に訪れれば「御粥神事」という、邪気を払う小豆を食べるという除災の祭典が行われます。参列はできますが、食べに行く行事ではありません。
 

〇上賀茂神社への行き方
 

 
・アクセス方法
バスの場合
「JR・京都駅」「地下鉄・北山駅」「京阪・出町柳町」「阪急・大宮駅」
→ 「上賀茂神社下車」
 
「JR・京都駅」「地下鉄・北大路駅」
→ 「上賀茂御園橋下車」
 
徒歩の場合
「地下鉄・北大路駅」→ 約20分
「地下鉄・北山駅」→ 約15分
 
車の場合
→ 有料駐車場あり
 
・お問い合わせ先
上賀茂神社
〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
075-781-0011
 
 


 

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通し矢は京都の三十三間堂で開催される競技

正式名称は「蓮華王院・三十三間堂」といいます。後白河上皇が自分の離宮内の建てた仏堂で、1165年に蓮華王院本堂が完成しました。
 

〇通し矢とは

三十三間堂の軒下、約120mを弓で届かせる競技のこと。詳しくは別記事「三十三間堂の通し矢と楊枝のお加持」を参照してください。
 
毎年1月15に開催されていた弓の競技でしたが、現在ではその半分の60m離れた的を射る競技。また、成人した弓士が全国から集まって、艶やかな衣装で弓を射いる冬の風物詩でもあります。だから、除災など神事とは関係ないので、参拝ではなく、見物として行ってきてくださいね。
 

〇三十三間堂への行き方
 

 
・アクセス方法
バス・・・「JR・京都駅」→ 「博物館三十三間堂前」下車
徒歩・・・「京阪・七条駅」→ 約7分
車・・・「無料駐車場あり」、約50台
 
・拝観料・・・大人/600円、子供/300円(小学生~)
 
・開門時間・・・8am~5pm (11月16日~3月:9am~4pm)
 
・お問い合わせ
蓮華王院・三十三間堂
〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻り町657
075-561-0467
 
 


 




京都の歩射神事は通称下鴨神社で開催

正式名称「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」、通称「下賀茂神社」と呼ばれる神社で、創祀(そうき)つまりこの神社が始まった年代は不明ですが、京都では最も古い神社ではないかといわれています。
 
また、関西に疎い人、神社や伝統行事に興味のなかった人にとって、上賀茂神社と下賀茂神社、武射神事と歩射神事が同じようにしか思えてしまうものです。それぞれ、少し離れた場所に位置する神社なんですよ。
「上賀茂神社」→ 京都市北区
「下賀茂神社」→ 京都市左京区
 
古都・京都の文化財として世界文化遺産に登録されています。
国宝建造物・・・「東本殿」「西本殿」の2棟
重要文化財の建造物・・・31棟
 

〇歩射神事とは?

毎年5月5日に行われる神事の一つで、葵祭の道を清める魔よけの神事のことで、平安時代に始まったといわれています。馬上で射る弓が5月3日、地上で射る弓が歩射神事で5月5日となります。
 
※葵祭とは
正式には賀茂祭のことで、毎年5月15日に「上賀茂神社」と「下賀茂神社」で行う例祭のこと。葵祭の名称は、賀茂神社の神紋の「二葉葵」が由来しています。
 
5月に行われる弓の神事です。冬の1月の弓の神事を見逃した場合、5月に別の弓の神事を見ることができるので、1月に見れない方は要チェックですね。
 
開催日・・・5月5日
開始時間・・・11am~
開門時間・・・6:30am~5pm
  

〇賀茂御祖神社への行き方
 

  
・アクセス方法
バスの場合
「地下鉄・北大路駅」「京都駅」→ 「下賀茂神社前」のバス停下車
 
徒歩の場合
「京阪・出町駅」→ 下賀茂神社まで約12分
 
車の場合
「下賀茂神社西駐車場」→ 有料500円/h
 
・お問い合わせ
賀茂御祖神社 
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
075-781-0010
 

 

最後に一言

様々な行事が京都では行われますが、弓の行事は全国で探してもそんなに多くありません。1年に一度の年中行事としての弓の神事と競技、是非機会があったら見に行ってみてはいかがでしょうか?
 
 
京都で温泉探しや観光情報が欲しい方→ 「京都の観光情報
 
 

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