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ブリ・ハマチ・カンパチの違いと各地の呼び名、そして旬の時期

      2015/10/31

秋になるとハマチやイナダが店頭に並んで、
冬に近づくとブリが店頭に並びます。
 
また夏の終わりころには、
ワラサやメジロなどもお店で見かけるかもしれません。
これらの魚はすべてブリのことです。
 
名前が変わる魚は何種類かありますが、これらを成長魚と呼び、
ここではブリになるまでの呼びなどを紹介します。
  
 

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ブリとハマチは何が違う

 
ハマチやブリは出世魚なので大きさによって呼び名が変わります。
また、地域によって呼び名が変わります。
 
※成長魚とは?
 名前の通り、体が成長して大きくなる度に呼び名が変わる魚のことです。
   
 
35~60cmをハマチ
60~80cmをワラサ
80cm以上をブリ
 
この様に名前が変わっていきます。
また、地方によっても呼び名は変わるので、
全部で100くらいの名前があるといわれています。
  
 
他には、
大きさの他に、重さを加えて80cm以上、8kg以上のものをブリと呼んだり、
釣りをする人の間では10㎏以上、1m以上のことブリを呼んだりします。
東京では、養殖をはまち、天然をブリと呼んだりもします。
 
※ちなみに英語ではYellowtailです。
  
  
  

ブリやハマチとカンパチの違い

 
カンパチ(間八、勘八)
スズキ目・スズキ亜目・アジ科・ブリモドキ亜科・ブリ属
全長1m、大きいもので約190cm。
 
・特徴
 両目の間に”八”の字があるから”間八(カンパチ)”と呼ぶようになったようで、
 ブリ・ハマチよりも平べったい体系をしているといった違いがあります。
  
・生息域
 カンパチは世界中の温帯から熱帯海域に生息している大型のアジです。
 日本では北海道から南に生息。
 また、太平洋・大西洋・インド洋など広い地域で生息しています。
   
・カンパチもブリやスズキのような成長魚。
 関東では
 ショッコ(~40cm)→シオゴ(~60cm位)→
 アカハナ(~80cm位)→カンパチ(80cm以 上)
 
 関西では
 シオ(~60cm位)→カンパチ(60cm以上)
 
・旬と産卵時期
 日本付近の産卵期は4月~8月 (春~夏)
 食べごろは夏から秋にかけてが旬と言われています。
 
 
 
ブリ・ハマチ・イナダなど
スズキ目・スズキ亜目・アジ科・ブリモドキ亜科・ブリ属
全長約1m、大きいもので約150cm。
 
・特徴
 体の色は背中が暗い青で、お腹は銀白、体の中央には黄色の縦帯があります。

・生息域
 ブリはアジの仲間です。
 西は東シナ海から日本海を経てカムチャツカ半島、
 東はハワイ付近まで分布しています。
 沖縄付近を除いた日本各地に分布している大型の回遊魚です。

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・旬と産卵時期
 春から夏には北上、秋から冬にかけて南下して産卵をします。
 産卵で南下をする12月から1月が旬で、
 一番脂がのっていて美味しい時期です。

 若魚はイワシ類・アジ類・サバ類・イカ類などを食べます。
 成魚は更にイサキやタイなどの底魚も食べます。

 産卵期、2月~6月 (産卵は南方のものほど早い)
 太平洋側では房総半島より南、
 日本海側では能登半島より南

・似た魚たち
カンパチと見た目が似ている
 カンパチはブリよりも体高が高くて、黄色や赤味を帯びた色をしています。
 また上顎の形状は丸くなっているなど、僅かな体形の違いがあります。

ヒラマサと見た目が似ている
 ヒラマサの胸びれは腹びれより短いが、ブリの胸びれと腹びれは同じ長さです。
 生息域は世界の温帯から熱帯域に広く分布しています。
 因みに夏頃が美味しい時期だと言われています。
 
 
 
 

ブリ達の各地の呼び方と旬の時期

 
呼びの変化
関東では
ワカシ・ワカナゴ → イナダ → ワラサ → ブリ
 
関西では
ワカナ・ツバス → ハマチ → メジロ(イナダ) → ブリ
 
北陸では
ツバエリ → コズクラ → フクラギ → アオブリ → ハナジロ → ブリ
 
山陰では
ショウジゴ → ワカナ → メジロ → ハマチ → ブリ
 
四国では、
モジャコ → ワカナ → ハマチ → メジロ→ブリ
 
九州では
ワカナゴ → ヤズ → ハマチ → メジロ → ブリ → オオウオ
 
 
ブリが旬の時期
ブリの産卵期は、3月~5月頃で、
この頃は、お腹に卵を持ち始じめるので、腹の身が薄くなって味が落ちます。
 
ブリの旬の時期は冬、12月から1月です。
関西では”ブリ”はお正月に不可欠。
北陸地方では、お正月に”ブリ”がないと、家の格が問われるくらい重要な魚。
信州でも、お正月やお祝いのときにブリを出すので、
塩漬けにされて飛騨高山を通って信州へと運ばれたのを、”飛騨ブリ”と呼びます。
 
追記: 富山湾の定置網で、氷見港に水揚げされる寒ブリは絶品で珍重されています。
 
 
 
 

まとめ

 
ブリ・カンパチ・ヒラマサはいずれもアジ達の中の一つ、ブリの一族です。
それぞれ生息範囲や体の特徴が少しずつ異なっているので、
彼らは兄弟と思えばいいでしょう。
 
ブリ属の中のブリ
ブリ属の中のカンパチ
ブリ属の中のヒラマサ
 
 
この3種類はブリ御三家/青物御三家と呼ばれ、
脂はブリ < カンパチ < ヒラマサの順で少なくなっていきます。 でも、”焼き・刺し・煮”と、 どんな料理でも美味しくいただける高級魚です♪     皆別な魚ですが、 冬にはブリ、春にはカンパチ、夏にはヒラマサ! と覚えておけばいいでしょう。    

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