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台風とサイクロンとハリケーンと竜巻は何が違う?どんな仕組み?

   

 
310 台風とサイクロンとハリケーンと竜巻Top
 
 
日本には台風という大きな渦をした低気圧が夏に発生しますが、海外では似たような低気圧をサイクロンやハリケーンと呼んでいます。
竜巻という現象がありますが、台風など渦を巻いた低気圧とは何が違うのでしょうか?そんな渦を巻いた気象の違いを紹介します。
 

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台風とサイクロンとハリケーンの違いとは?

それぞれ「台風」と「サイクロン」と「ハリケーン」は何が違うのか?ふっとした時に疑問に思ったことないでしょうか?
「確か同じような低気圧で、渦を巻いているものだったかな・・・?」
 
こんな程度のイメージだと思います。そして、それぞれ最も大きな違いとは、たった一言に尽きます。「発生場所が違う」たったこれだけの違いなんです。
 

◇台風とサイクロンとハリケーンとはどんなもの?

それぞれ同じように、低気圧のことを指していて、「発生場所が違う」だけで呼び名が変わることが分かりました。
 
そして、別々な名前で呼ばれていますが、共通していることが二つあります。
「熱帯地域で発生」「暖気だけでできた低気圧」
 
これが3種類の夏に発生する特殊な低気圧のことなんです。
 
 

台風・ハリケーン・サイクロンの定義とは?

◇台風とは

熱帯低気圧が発達したもので、二つの条件がそろうと台風になります。
・最大瞬間風速が17.2m/s、34ノット
・西太平洋(東アジア)で発生する熱帯低気圧
 
つまり、中心が赤道から北、東経180度~100度に発生した熱帯低気圧の最大瞬間風速が17.2m/sのことを指すことになります。
 

◇ハリケーンとは

台風と同じ発生条件となりますが、「発生場所」と「勢力」が異なります。
・最大瞬間風速が約33m/s、64ノット
・次の場所で発生する強い熱帯低気圧のこと
 東太平洋~太平洋、西経140度から東
 太平洋の北中付近、西経180度~西経140度
 大西洋北部全域、北米・ヨーロッパ・メキシコ湾・カリブ海
 
※まれに南大西洋でも発生しますが、今までは発生しないと言われてきました。でも、近年になって一度発生したことがあるんです。2004年に発生した「カタリーナ(Catarina)」です。
 
ハリケーンには2段階で呼ばれていますが、基本的には「カテゴリー1~5」のハリケーンと、天気予報では表現することが一般的なんです。

「トロピカルストーム」
最大瞬間風速が17.2m/s・34ノット~32.6m/s・63ノット
 
「ハリケーン」
最大瞬間風速が32.9m/s・64ノット~
 
「カテゴリーの分類」
カテゴリー1・・・約33~42m/s・64~82ノット
カテゴリー2・・・約43~49m/s・83~95ノット
カテゴリー3・・・約50~58m/s・96~113ノット
カテゴリー4・・・約59~69m/s・114~135ノット
カテゴリー5・・・約70m/s~・135ノット~
  

◇サイクロンとは

台風と同じ発生条件となりますが、「発生場所」と「勢力」が異なります。
・強い熱帯低気圧のこと
・南半球全域・インド洋で発生する熱帯低気圧のこと
 
台風やハリケーンと大きく異なる点が一つだけあります。それは、サイクロンは南半球で発生するので、北半球とは「渦の巻き方が正反対」になることなんです。
「台風・ハリケーン」・・・左回り(反時計回り)
「サイクロン」・・・右回り(時計周り)
 
310 台風とハリケーン、サイクロン発生場所
  
熱帯低気圧から台風ができる仕組みは、別記事「台風の目はなぜできる?」をご参照ください。基本的には台風もハリケーンもサイクロンも全く同じ現象で発生します。
 

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竜巻と台風は何が違う?

台風・ハリケーン・サイクロンなど渦を巻く気象現象を紹介してきましたが、渦(うず)つながりになりますが「竜巻」という現象はどんな関係なのでしょうか?
 
「竜巻」とは、直径が数十m~数百mの小規模な渦で、移動距離も台風に比べれば遥かに短い、小規模なものです。
発生の仕組みは「熱帯低気圧→台風」と同じで規模も小さいのですが、局地的に圧縮されているようなものなので、強い風が起こるのが特徴なんです。
 
1、空気が暖まる
2、水蒸気が上昇して雲になる
3、回転しながら上昇気流が発生
4、中心付近で回転した下降気流が発生
5、上昇気流+ 下降気流= 竜巻の発生!
 
簡単に説明すると、この様な感じのサイクルで竜巻が発生します。でも台風のように徐々に雲が作られながら低気圧が強まるのではなくて、短時間で”一気に”上昇と下降気流が発生するので、予測が難しいんです。そして中心付近の回転速度と上昇気流は一か所に集中しているので威力が上がります。
この様な違いは、台風は「海上」で発生するのと、竜巻は主に「陸地」で発生する違いがだと思われます。
 
・水分の温度の変化はゆっくり→ 長時間かけて規模と威力と移動距離が上昇!
・乾燥した空気の温度変化は速い→ 短期間で局地的に発生、短時間で収束!
 
これが竜巻が急に発生する原因の一つと考えられます。つまり・・・、
「台風は数日かけて発生した風と雨の低気圧」
「竜巻は短時間で発生・収束する、局地的低気圧」
 
 
 

最後にまとめると・・・

大きな国で竜巻が多く発生するアメリカでは、短時間で規模も威力も絶大な「竜巻」が発生します。
一方、台風・ハリケーン・サイクロンは数日かけて発達して威力が増して、距離・勢力・移動距離など竜巻に比べて大きく成長します。
 
台風= ハリケーン= サイクロン 場所が違う、予測できる。
竜巻→ 局地的・短期間・館時間・小規模、予想できない。
 
それでは、それぞれ特殊な気候を知って備えてくださいね。
 
 
類似記事→ 台風の目はなぜできるの?

 

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