あっとすしでほっとして

秋分の日と春分の日はなんで祝日?他の季節の節目と何が違う?

   

 
299 秋分の日と春分の日Top
  
太陽の位置と日の長さで季節の変わり目を表しますよね。例えば代表的なのが秋分の日・春分の日・冬至・夏至があります。
でも春と秋の季節の節目が休みなのに、なぜ日が一番長い日と短い日は休みにならないのでしょうか?そんな祝日事情について紹介しますね。
 

スポンサードリンク

 

秋分の日と春分の日が祝日の理由は?

秋分の日の祝日は毎年9月23日頃(年によって変わる)です。春分の日は3月20日頃(年によって変わる)になります。ここまでは世間で知られている通りですよね。
 
この秋と春の季節の節目の呼び方は、二通りあるので勘違いされやすいんです。
一つは、国民の祝日として「春分日」「秋分日」と呼んでいます。
もう一つは、天文学的に「春分日」「秋分日」と呼んでいることです。
 
先ずは国民の祝日として「春分日」「秋分日」を紹介しますね。
 


 

◇始まりは宮中の祭祀(さいし)

- 秋分の日の祭祀 -
・秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)は、宮中の皇霊殿で行われる歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る行事のことで、1869年に明治天皇の頃始まった習慣です。
682年天武天皇の頃にさかのぼりますが、「皇祖天神を祭りたまふ」と「日本書紀」に記されているとこから、はるか昔は祖先の霊を祭るという習慣があったので、改めて始まったといえるかもしれません。
 
・秋季神殿祭(しゅうきしんでんさい)は、宮中の神殿で行われる神恩感謝の祭典という行事が、皇霊祭のあと同じ日に行われます。昔から日本が信仰してきた「八百万神(やおろずのかみ)」や祖先の霊などを祭る行事の一つと考えればわかりやすいでしょう。
 
- 春分の日の祭祀 -
・春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)
・春季神殿祭(しゅんきしんでんさい)
どちらも秋と同様の内容ですが、春に行われる行事のことです。
 
このような宮中祭祀として始まりましたが、1908年に大祭(皇室の法令に指定された正式な行事の一つ)として行われ、休日となりました。
  
  

◇なぜ休日の名称が変わったの?

秋と春に行われる皇霊祭という祝日でした。戦後の1947年、天皇主体の宮中行事の休日から、国民主体の国民の祝日に変更しなければいけませんでした。だからこの二つの行事は、休日の名称を変更して「秋分の日」「春分の日」という国民の休日の日として現在に至ります。
  

スポンサードリンク
   
 

秋分の日と春分の日とは何の日?

今度は天文学的な視点から「春分日」「秋分日」を簡単に紹介しますね。
 
日本には二十四節気という季節の表し方があります。簡単に説明すると、4つの大きな季節をそれぞれ6つの細かい季節に分けた考え方です。
 

立春(りっしゅん)・・・正月節
雨水(うすい)・・・正月中
啓蟄(けいちつ)・・・二月節
春分(しゅんぶん)・・・二月中
 彼岸の中日、真東から真西へ日が沈む。昼と夜がほぼ同じ時間になる。
清明(せいめい)・・・三月節
穀雨(こくう)・・・三月中
 

立夏(りっか)・・・四月節
小満(しょうまん)・・・四月中
芒種(ぼうしゅ)・・・五月節
夏至(げし)・・・五月中。1年の内一番日が長い日。
小暑(しょうしょ)・・・六月節
大暑(たいしょ)・・・六月中
 

立秋(りっしゅう)・・・七月節
処暑(しょしょ)・・・七月中
白露(はくろ)・・・八月節
秋分(しゅうぶん)・・・八月中
 彼岸の中日、真東から真西へ日が沈む。昼と夜がほぼ同じ時間になる。
寒露(かんろ)・・・九月節
霜降(そうこう)・・・九月中
 

立冬(りっとう)・・・十月節
小雪(しょうせつ)・・・十月中
大雪(たいせつ)・・・十一月節
冬至(とうじ)・・・十一月中。1年の内一番日が短い日。
小寒(しょうかん)・・・十二月節
大寒(だいかん)・・・十二月中
 
 

◇秋分と春分の日

説明の通り”彼岸”とは、春と秋に真東から真西へ日が沈む日の前後3日を指します。この彼岸の日を、秋の場合は「秋分の日」、春の場合は「春分の日」と呼びます。
 
そして現代時間に直すと「秋分の日」は9月23日頃、たまに9月22日や24日、「春分の日」の場合は3月20頃、たまに3月21日の年も出てきます。
 
 

◇祝日の決め方

・秋分の日の祝日
2003年まで9月15日が祝日→ 現在は9月第3月曜
趣旨:「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」としている。
 
・春分の日の祝日
3月20日頃、日曜の場合は振替休日
祝日全般の趣旨として「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」に基づいています。
 
 
   

夏至と冬至が祝日にならない理由は?

先ほどの二十四節気を紹介した際、夏は昼が最も長い日と、冬の昼が最も短い日がありましたよね。春や秋に置き換えてみると、丁度この夏至や冬至にあたります。
だから、季節の節目だけ考えれば休みになってもおかしくないですよね。なぜ祝日にならないかというと、「宮中の行事が無い」ことが一番大きな理由となります。
 
春と秋には、もともと「大祭」がありましたよね。でも夏と冬にはないんです。勿論夏至と冬至とまったく関係ない行事ならありますよ。
 
つまり季節や季節の変わり目などは祝日とは一切関係なくて、宮中の行事に沿って決められていたということなんです。
 
 
 

まとめ

春・秋の大祭だった「秋季皇霊祭」「春季皇霊祭」が元で祝日でした。祝日の呼び名もこれらの大祭と同じように呼んでいましたが、名称が変わって「秋分の日の祝日」「春分の日の祝日」となりました。

因みに辞書を引くと、「国民の休日。9月23日頃。秋分にあたり、祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」と記載されています。
 
それでは、秋と春の祝日を利用して、お出かけをしたり骨休めをしたり、のんびりとお過ごしください。
 
 
 

スポンサードリンク

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

 - 秋の行事