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七夕ではなぜ願い事をするの 誰がいくつまで叶えてくれる?

   

 
225 七夕の願い事は何故するのTop
 
七夕になると笹と短冊が出回りますが、なぜ七夕にはお願い事をするのでしょうか?また誰がいくつまで叶えてくれるのでしょうか?
  
それとも七夕だけ願い事をしたら叶うのでしょうか?そんな七夕のお願い事のなぜ?について紹介しますね。
 

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七夕の願い事はなぜするの?

七夕に用意するものは、笹と短冊やお飾りですよね。そのお飾りに工夫をしたり、短冊にはお願い事を書いて笹に吊り下げますが、何故七夕に”お願い事”をするのでしょうか?
 
へそ曲がりの人は「お願い事くらい、いつしたっていいじゃんない?」と、ちょっと飛躍した意見の人もいます。だから、なぜ七夕に・・・・・
 

〇七夕にお願い事?

通常日本のどんな年中行事でも神様が関わっていて、お願い事(参拝)すると神様などが力添えをしてくれるものです。それでは七夕はどうなんでしょうか?
 
それでは、簡単に「七夕とどんなものだったのか」について確認しますね。
 
1、「中国の伝説織女と牽牛が合うというお話」、二星会合のお話が元になって奈良時代に日本に伝わりました。お話しの内容はご存知の通り、織姫と彦星が1年に一度会えるという内容です。因みに文献に登場するのは西暦400年代中頃ですが、発祥は紀元前とも推測されています。
 
2、日本では奈良時代に伝わってきましたが、乞巧奠(きこうでん)という織女に対して「手芸上達を願うお祭」や、宮中では果物などを供えたり、庭に出て牽牛と織女が合うことを祈ったり、貴族の間では詩歌・裁縫・染織などの上達の願いをしたりしていました。
 
3、現在の七夕は、江戸時代に入ってから庶民に広まりました。貴族の間で行われていた「手習い事の願掛け」が、笹の葉に短冊を付けて飾るという習慣として定着したものです。
 
4、地方では、季節の節目に行う「豊作を願う習慣」と、七夕の行事が合わさってできた祭り行事や食習慣などがあります。これが現在の七夕祭りにつながってきます。
 
 

〇願い事はなぜするのかをまとめると

こうしてみると、願い事をする習慣には三種類あって、
 
・「織女と牽牛」が無事会えることを願う
・「織女に対して」習い事等の上達を願う
・「豊作祈願」日本で作られた独自の習慣
 
つまり、これらが元になって2000年近く前から、何かの上達を願っていたんですね。でも一体誰が叶えてくれるのでしょうか?
 

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七夕の願い事は誰が叶えてくれる?いくつまで願っていいの?

こうしてみると、七夕神様の登場はないので、お願い事をしたら誰かがかなえてくれるというわけではなさそうですよね。
 
また現在の日本の七夕は、日本で作られたものなので、ちょっと話がそれそうですが、関係しそうな神様を見てみますね。
 

〇日本の神様の登場は?

・七夕の語源の神様?
古事記に出てくる「アメノワカヒコ」と「アヂスキタカヒコネ」という神話の神様が登場します。その中に「多那婆多(たなばた)」という言葉が出てきますが、これが語源と言われています。
 
因みに、精霊棚(しょうりょうだな)という、お盆のとき先祖の霊を迎えるために特別に作られる棚と、その幡(目印や装飾)が合わさった「棚幡(たなばた)」が語源という説もあります。
 
でも、七夕の語源になっただけで何かを司っているわけではないので「お願いする」というわけでは無さそうです。
 
 
・豊作の神様
各地方ごと豊作を司る神様がいますが、豊作祈願を含めた七夕祭りではその背景に色々登場するので、もし神社がかかわるような七夕祭りなら、”神社で祭られている神様”にお願いするということになります。
 
 
・七夕に登場する中国の神様
七夕のお話しには「天帝」が登場します。この天帝が、天の神様の頂点で、その娘が織女(しゅくじょ)といい、川(天の川)のほとりで他の神様達の服の布を織っていますが、日本語では織姫のことです。
 
その後、牽牛(けんぎゅう)という青年と結婚をしますが、この男性が日本語では「彦星」のことです。そして二人は仕事をしなくなったことで、天帝から怒りを買ってしまい、二人を川の対岸へ引き離してしまいますが、1年に一度だけ会えるというお話です。
  
でもここには、どこにもお願いをすれば何かを叶えてくれるような話は出てきません。
  
  
・日本で定着した習慣
元々は、織女の機織りのような優れた技術にあやかって、技術などが伸びて欲しいという願掛けでした。
 
日本では、この願掛けとして、イモの葉の露で墨をすると書の技術が上達するといわれたり、カジの葉に歌を書いて思いをつづるという習慣から、「七夕にはお願い事をするもの」という習慣に変化していったのです。
 
つまり七夕の願い事とは、技術向上など「こうなって欲しい」「〇〇を達成するゾ!」という「願掛け」をすることなんですね。
 
 

〇願い事はいくつまでいいの?

七夕のお願い事とは「願掛け」ということが分かりましたが、つい欲張って「何個までお願いしてもいいの?」と考える人も多いのではないでしょうか?
 
でも、「自分でここまでやるゾ!」という願掛けです。だから何個でも、何十個でも好きなだけ短冊に書き連ねてかまいません!
 
なぜなら、達成するのは自分次第であって、神様が何かしてくれるわけではないので、何も気にせずドンドンお願い事をしてくださいね♪
 
 

七夕ではなぜ短冊を使って願い事をするの?

短冊の始まりはカジ(梶)の葉に詩歌をつづったことが始まりです。
 
この詩歌を書くという習慣と、中国の五色の糸を吊るすという習慣が合わさって「葉っぱが短冊に」「糸を吊るすから、短冊を吊るす」に変化していったものと思われます。
 
こうして見ると、時代と共に飾り方や習慣が変化していっているので、「短冊じゃあつまらない!」という人は、お星さまを折り紙などで折って願掛けをしてもいいし、魔よけになる五色の紙を飾っても構わないということです。
  

因みに、笹は神様を降ろす依代(神様が宿るもの)になるといわれていますが、基本的には決まりはありません。色々なところに吊るしてみてもいいかもしれませんよ。因みに七夕祭りでは「竹」を使っています。
 
 

最後にまとめると・・・

・お願い事は自分が叶えるという願掛け。
・願い事はどこかの、何かの神様は手伝ってくれません。
・何個願い事を書いて吊るしても構わない!
・神社主催のお祭りには神様が関係するのでお願いしてみるといいでしょう!
 
それでは、小難しいことはさておき、思い思いの七夕をお楽しみください。
 
 

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