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雛人形を供養するなら神社や寺へ ひな流しをするのもおすすめ

      2016/01/31

134  雛人形を供養するなら長年大切にしてきた雛人形を処分するのは心が痛みます。でも飾らなくなった雛人形を押し入れの奥底にしまい込んでおくのも限界がありますし、引越しや身辺整理が必要になる場合もあります。
 
また、結婚しても新居は狭くて雛人形を持っていけない、でも実家にも置いておくことが出来ないひともいるでしょう。
 
大切な雛人形だから供養して処分したい、ましてや粗大ごみなんて言語道断という人は神社やお寺が一番でしょう。でも、全ての神社やお寺で引き受けてくれるわけではありません。
 
雛人形や大切なものを供養してくれる神社やお寺、人形を持ち込める行事、ガラスケースごと引き取ってくれて供養に持ち込んでくれる業者の紹介をします。
 

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雛人形を供養してくれる代表的な神社や寺

大抵の神社やお寺ではお守りやお札のお焚き上げを引き受けてくれますが、おもちゃや人形の類は引き受けてくれないところが殆どです。だから雛人形も例外ではなく、お焚き上げの対象外となる場合が多いです。
 
でも、雛人形や五月人形を率先して引き取って供養してくれる大きな神社やお寺などもちゃんとあります。
 
 
- 供養寺・神社の代表例 -
〇高野山真言宗 倉留寺(そうりゅうじ)
人形供養の寺として日本全国から年中受付ています。雛人形だけでなく、五月人形や他の人形・ぬいぐるみなどを供養して焚き上げてくれます。
 
引き取りに来てくれるわけではないので、事前に連絡して持ち込む量などを伝えて、供養・お焚き上げの料金や持ち込み日の予約と確認などを行ってください。
供養・お焚き上げの料金は持ち込む量やサイズによって異なります。
 
 
対象
めいぐるみ、人形、雛人形、武者人形、こいのぼり、フランス人形、結納品、
三段飾り、だるま、五月人形、こけし、古札、お守り、ガラスケース入りの人形など
 
参考料金
・封筒サイズ・小箱  1,000円/1箱  
(縦 x 横 x 高 = 60cmくらい。)
 
・みかん箱サイズ  2,000円/1箱
(縦 x 横 x 高 = 110cmくらい。)
 
・みかん箱より大きい箱  3,000円/1箱
 
・ひな人形1式  7,000円/何箱でも可
(飾り付け込みの場合)
 
・特別供養  5,000円/1箱  
特別な思いのこもった人形などが対象で、1ヶ月間ご供養した後、お焚き上げします。
 
・動物のはく製供養  5,000円/1体  
(動物を供養し、火葬いたします。)
 
※ガラスケースに入った人形は、別途500円かかります。  
 
高野山真言宗 倉留寺(そうりゅうじ) 
〒691-0076 
島根県出雲市園町136
TEL: 0853-31-6388 (8am~10pm)
 
 
〇長福寿寺の人形供養
長福寿寺とは、桓武天皇(737年~806年)の命で創建され、皇室の紋「菊の御紋」を掲げている由緒正しく、また「西に比叡山、東に長福寿寺」とまで讃えられた学問所としても名高い約1200年の歴史を持つお寺です。
 
なぜかこのお寺には”ゾウ”が祀られていますが、この話には由来があって室町時代(1500年代後半)まで遡ります。
17代豪仙學頭(ごうせんがくとう)という18歳で僧正(僧侶の最高位)になった優秀な方がいました。また、織田信長の焼き討ちにあった比叡山の再建に尽力するなど有名なお坊様でもあります。
 
このお坊様が修行の一つ、護摩修行中に炎の中に一頭の象が舞い降りてきたといわれています。※象とは古来より仏のお使いとして願いをかなえてくれる動物といわれています。
 
この時に、

「私は人々を幸せにするためにやってきた。
私の足をさすれば必ず幸せになれる。そのことを多くの人々に伝えよ。
また、そなた自身にも絶大なる力を授けよう」

と告げられたそうです。
そんないわれが、このお寺の”ゾウ”には祀ってあります。
 
 
話はそれましたが、このお寺で人形の供養を始めて約400年経ちますが、現在も雛人形以外にも五月人形やむいぐるみなど幅広く供養してくれるお寺です。
 
更に、海外では人形やぬいぐるみを供養する習慣が無いため、日本の人形供養について知りたいとのことでドイツテレビが、この長福寿寺の人形供養の取材に来たことがあります。
このお寺を選んだ理由は「日本で一番優良な人形供養をしているお寺だから」と高い評価を得ていることがうかがえます。
 
参考料金
・人形・ぬいぐるみ 
 1,000円/1体 身の丈~10㎝
 3,000円/1体 身の丈10㎝~30㎝
 5,000円/1体 身の丈30㎝~、重さ1キロ~
 
・ひな人形・五月人形
 一式1万円
 七段飾りは2万円
※お飾りや台など何箱になっても一律代金込み。ただし外箱に中身が分かるように番号などを記入して送ってください。
 
・ガラスケース
引き取ってくれますが、割れないように厳重な梱包が必要です。また料金は別途3,000円かかります。
 
長福寿寺
〒297-0121
千葉県長生郡長南町長南969
電話 : 0475(46)1837
email: chofukujuji@mx5.alpha-web.ne.jp
 
 
※殆どの神社やお寺では、雛人形を引き取って供養はしてくれますが、対象は人形本体だけで飾りやガラスケースなどは通常受け入れてくれません。
 
他にも良い神社やお寺は沢山あると思いますので、お近くの神社やお寺に伺って見ると良いでしょう。もしかすると、お近くのお寺では無理でも、本山や関係しているお寺を紹介してくれるかもしれません。
 
※次にはお焚き上げや、昔からひな祭りといえば”ひな流し”を行っていましたが、現在もこのような行事を続けている神社やお寺を紹介します。

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雛人形供養の行事 ひな流しやお焚き上げに行く

元々、ひな祭りで飾ったお人形は、毎年”ひな流し・流し雛”といって川に流して供養するものでした。これが”厄”を引き受けてくれた人形を清めて供養するという習わしでした。
 
近年ではこの習慣が元になって”厄”と”供養”だけが挙げられて”数年飾ったら供養して捨てる”という、本来の目的から少し離れた考えが定着していますが、本来はこの”ひな流し”が厄を払う行事として行われてきました。
 
この”ひな流し”を行っている神社を紹介します。
 
 
〇淡嶋神社
加太淡嶋神社、加太神社とも呼ばれ、日本全国の淡嶋神社・粟島神社・淡路神社の総本社でもあります。
 
人形供養としても有名な神社で、境内には奉納された約2万体といわれる無数の雛人形・市松人形・五月人形やはフランス人形までもが並べられています。
人形供養で名高い神社だけあって年々納められる人形が増える反面、心霊スポットとして騒がれたり、供養という名目で不法投棄が後を絶たないなど悩まされる面もあります。良くも悪くもそれほど信頼のある人形供養の神社という事でしょう。
 
横須賀では、神社前にある芦名海岸船を出して、巫女(みこ)が船から流し雛(びな)を行います。
総本山の和歌山でも同様に船一杯に人形を乗せて海に流します。
 
 
雛祭・雛流しの始まり
ひな祭りの始まりは、淡島神社に神功皇后が参拝されたときに男女の子供を描いたお札を作って災厄から守りように祈願されたことから、小さなお守りを作って加太守雛(かだもりびな)として世に広めたとされます。
また、淡島神社のご祭神である少彦名命神功皇后の男女一対のご神像ともいわれ、ここから男びな女びなの始まったとされています。
 
また、雛祭りが三月三日になったのは、友ヶ島から対岸の加太へのご遷宮が三月三日であったことからだといわれています。
 
そして、雛祭りの語源はスクナヒコナ祭という行事がありましたが、その言葉が簡略化されて、ヒナまつりと言われるようになったと伝わっています。
 
 
流し雛/ひな流し祭事
和歌山県の総本山と神奈川県横須賀市の淡島神社で3月3日に行われます。
また淡島神社は安産・子宝・婦人病や腰から下の病にご利益があるといわれていて、九州の福岡県・長崎県・熊本県にある4つの淡路神社では”ミニ鳥居”という約30cmの高さの鳥居をくぐるとご利益があるとされて、地元では観光スポットとしても有名です。
 
淡島神社  
和歌山県和歌山市加太116
TEL : 073-459-0043(9am~5pm) 
 
淡島神社 (横須賀観光情報) 
横須賀市芦名1-18-29
Tel:046-822-8301(9:00~17:00)横須賀観光インフォメーション
 
 
 
〇明治神宮・人形感謝祭
人形のお祭り・人形納めとして平成元年(1989年)から始まりました。
ひな祭りとは全く別な時期、10月上旬に開催されます。
 
雛人形・五月人形・西洋人形・ぬいぐるみなど 約47,000体が納められて、綺麗な衣装を着た巫女による神楽など、人形の魂を鎮める儀式が行われます。
 
受付と開始時間
9am受付開始
収められた人形や、古い人形など並ぶので観賞できます。
※入場料がかかります。
 
11am 祭典参列受付開始
11:30am 式典開始
12:10pm 挨拶・式典終了 
3pm 終了
 
料金・初穂料
御祈願料や玉串料ともいいます。
1袋/3000円(45リットル袋くらい)で1袋以上の場合は別途料金がかかりますが、金額は量と重さ次第になります。
 
※ガラスケースや内臓電池類などは受け付けていないので、取り外して人形だけを持参して下さい。
 
※次は、ガラスケースや雛段ごと引き取ってくれて、供養を代行してくれる業者の紹介です。
 
 
 

ガラスケースも引き取ってもらうなら専門業者へ

人形を取り扱う業者はいくつもありますが、”専門”で取り扱う業者はそんなに多くはありません。
代表的な数社を紹介します。
 
 
一般社団法人・日本人形協会
こちらは直接人形を供養しているわけではありません。
不用になった人形達を日本全国から引き取ってくれる、供養代行業者です。
ここで引き取ってもらった人形達は、毎年10月に行われる明治神宮の”人形感謝祭”で供養してもらえます。
  
料金の目安
5,000円 / 一箱・一袋 
追加は別途2000円/一箱・一袋かかりますが、詳しくはお申込みの際、ご確認ください。
また大きさは、縦x横x高さ=170cm以内、重さ30kg以内
 
※ ガラスケースは含まれないので、ご自身で粗大ごみ等で処分する必要があります。
 
お申込み・お問合せ
→ 一般社団法人日本人形協会 
〒111-0052 
東京都台東区柳橋2-1-9 東京卸商センター内
TEL: 0120-25-5942 (10am~5pm)
 
 
株式会社 焚上協会
札幌を本拠地に約40年続く、お焚き上げ・ご遺品整理・生前整理生などを引き取って供養してくれる専門の代理業者です。
ここは人形だけでなく、お札やお守り、布団から寝間着、仏壇など幅広く引き取ってくれます。
また、日本各地に下記のとおり支部がある大きな業者です。
”北海道・東京都・兵庫県・愛知県・岐阜県・鳥取県・島根県・宮崎県”
 
参考料金
1袋(家庭用45Lビニール袋)で5000円/1袋、8000円/2袋などです。
 
お申込み・お問合せ
→ 株式会社 焚上協会 
〒062-0904
北海道札幌市豊平区豊平4条3丁目1-1
TEL.0120-75-9494 / 011-833-0089

一部のこのような人形供養代理業者は、気軽に人形を引き取ってくれますが、お焚き上げせずに保管・もしくは転売するところもあるそうです。しかし確認の使用もありません。
最終的には信頼しかありませんが、気になる方はお申込みの際に確認をするといいでしょう。

最後に雛人形供養について

今回紹介したお寺や神社や業者以外にもお焚き上げや引き取ってくれるところはあると思います。
見積もりや、他のところでお願いしたい人などは、「人形供養」と検索すると沢山出てきます。

また、長年大切にしてきた雛人形や五月人形を供養して処分するだけが全てではない、という人も中にはいると思います。
そのような方は

→ 雛人形を寄付するのか?
→ 雛人形は子供に譲るか処分するか

などを参照してみて下さい。

それでは、ひな人形が納得がいくよう供養されることをお祈りしています。

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